今年は「洋風おせち」にしよう！主食・主菜・副菜別にレシピをご紹介

お正月に食べる定番料理「おせち」といえば和食というイメージがあるかもしれませんが、今年の年末は一風変わった「洋風おせち」を作ってみてはいかがでしょうか。この記事では、洋風おせちのおすすめレシピをご紹介します。手作りメニューをいくつか組み合わせて、オードブル風に盛り付けるのもおすすめですよ！

伝統的な「おせち」といえば、和風の料理。しかし最近では「洋風おせち」を販売しているお店もあり、人気が出てきているんです！

洋風おせちとは、ローストビーフやハム、サーモンなど、洋食によく使われる食材を使ったり、おせちの定番食材を洋風の味つけにアレンジしたものなどを指します。例えば、エビはおせちだとうま煮にすることが多いですが、洋風おせちに取り入れる場合はガーリックシュリンプやエビフライなどにする傾向があります。従来のおせちよりも日常的に慣れ親しんでいる料理が多いので、子どもにも好まれやすいのが魅力です。

また、おうちで作りやすいメニューも多く、気軽に何品か作ってオードブルのように楽しむことができます。このあと、洋風おせちにおすすめのレシピをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね！

ここからは、洋風おせちにおすすめのレシピをご紹介します。

まずは魚介類を使った主菜のレシピです。和風のおせちにもよく使われる鯛やエビ、ブリ、鮭を使った洋風レシピをピックアップしました。それでは見てみてましょう！

メイン料理にぴったり！車海老のガーリックシュリンプをご紹介します。食欲をそそるニンニクの香りで、人気メニューになること間違いなしの一品。エビのプリプリとした食感を残すためには、殻つきのまま加熱することと、加熱しすぎずさっと炒めることがポイントですよ！

トマトカップで見た目も華やか！カクテルシュリンプサラダを作ってみましょう。マヨネーズやケチャップ、スイートチリソースなどで作ったソースがエビや野菜によく合います。ぜひ作ってみてくださいね。

さっぱりとした味わいのみかんと鯛のカルパッチョはいかがでしょうか。甘酸っぱいみかんと旨味たっぷりの鯛にバルサミコ酢を使ったドレッシングが相性抜群ですよ！見栄えがよく凝った料理に見えますが、材料を切って盛りつけるだけで簡単にお作りいただけます。

サクサクの衣がたまらない、ブリの香草パン粉焼きをご紹介します。脂ののったブリに、バジルやパセリのさわやかな香りが加わりとってもおいしいですよ！ぜひお試しくださいね。

スモークサーモンと玉ねぎで作るマリネサラダも、洋風おせちにおすすめです。さっぱりとした味わいのマリネ液がスモークサーモンの旨味を引き立てます。具材をマリネ液に1時間ほど漬けておくだけなのでとても簡単に作れますよ！

続いて、肉類を使った主菜のおすすめレシピをご紹介します。おうちのオーブンで焼くローストビーフや白ワインにもよく合うグリルチキンなど、ごちそうといえばこれ！という華やかな肉料理のレシピを集めました。

洋風おせちのメイン料理に、ローストビーフを手作りしてみてはいかがでしょうか。ニンニクの香りをつけた牛肉の表面にフライパンで焼き色を付け、低温に設定したオーブンでじっくり焼きました。しっとりとした口当たりに仕上がり、とてもおいしいですよ。新鮮な牛肉を使って、作ってみてくださいね。

やわらかく煮たスペアリブは、まさにごちそう！家族や友人で集まって食べるのにぴったりですよ。赤ワインやトマト缶を使った煮汁は、隠し味にみそを加えることで、コク深い味わいに仕上がります。圧力鍋を使って短時間で作れるのもうれしいポイントです！

ごはんにもお酒にもよく合う、さいころポークステーキのご紹介です。さいころ状に切った豚肩ロース肉を炒め、バターとしょうゆ、すりおろしニンニクで味つけをしました。何度でも食べたくなるおいしさで、お正月が過ぎてもまた作りたくなること間違いなしです！

レモンの香りがアクセントになった、チキンのグリルはいかがでしょうか。はちみつを使ったやさしい甘みとマスタードのマイルドな辛さに、レモンの風味が相性抜群です。白ワインによく合うので、パーティーなどにもおすすめですよ！ぜひお試しくださいね。

パパっと作れる、パストラミ鴨とカマンベールの串焼きも洋風おせちにおすすめの一品！お肉の旨味が凝縮されたパストラミに、とろっと濃厚なカマンベールチーズとはちみつがよく合います。ビールやワインなど、お酒のお供にもぴったりですよ！

洋風おせちの主食は何がいいか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。ここでは、洋風おせちの主食におすすめのパエリアとドリアのレシピをご紹介します。パエリアやドリアは一見すると難しそうに見えるかもしれませんが、どちらもおうちにある調理道具や見慣れた食材で作れるレシピなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

このパエリアは、フライパン一つでお作りいただけます！オリーブオイルで玉ねぎのみじん切りと米を炒めたあと、トマトジュースや調味料を入れ、具材をのせて煮たら完成です。魚介類の旨味とトマトの風味がごはんに染み込み、とってもおいしいですよ。

ハッシュドビーフを使って手軽に作れる、ドリアはいかがでしょうか。ハッシュドビーフがごはんに絡み、さらにこんがり焼けたチーズの香ばしさが相まって絶品ですよ！洋風おせちの主食にぴったりの一品です。

華やかな主菜や主食と一緒に、さっぱりとした味わいの副菜もやはり準備しておきたいですよね。おせちは品数が多くなりがちで何品も作るのは大変なので、副菜にはパパッと作れるお手軽レシピをピックアップしました。参考にしてみてくださいね。

グリル野菜にバルサミコドレッシングをかけて、おしゃれな副菜を作ってみましょう。バルサミコ酢やマスタード、はちみつで作ったドレッシングが野菜の甘みを引き立てます。刻んだアーモンドの食感がアクセントになり、飽きることなくいただけますよ！

箸休めにもぴったり！クルミのキャロットラペをご紹介します。さっぱりとした味わいのドレッシングやくるみの風味が、やさしい甘さのにんじんによく合いますよ。作り立ても十分おいしいですが、時間をおくとドレッシングがよく馴染み、また違ったおいしさを楽しめます。ぜひ作ってみてくださいね。

和風おせちの定番の一つ、黒豆を洋風にアレンジした一品です。クリームチーズに甘い黒豆とラム酒の香りが相性抜群！お酒のおつまみにもぴったりですよ。ちなみに、おせちの黒豆には「マメに働く」という意味があり、一年元気で過ごせるよう願いが込められています。

かまぼこにバジルとクリームチーズをペースト状にして挟んだ、板わさ風のおつまみはいかがでしょうか。クリームチーズと粗く刻んだグリーンオリーブ、バジルの香りが絶妙にマッチします。仕上げにのせたピンクペッパーが、ピリッとした辛みを加え、アクセントとなっています。ワインなどのお酒と一緒に楽しむのにもぴったりですので、ぜひお試しくださいね。

今回は、洋風おせちのおすすめレシピをご紹介しました。年齢に関係なく楽しめる洋風おせち。最後にご紹介した黒豆を使ったレシピのように、従来のおせちの食材も活用しながら、おせち料理に込められた意味を家族で確認し合ってみるのも素敵ですよね。今回ご紹介したレシピを参考に、ぜひ作ってみてくださいね。