クラシルでおいしく
安全に料理を楽しむために
はじめに
クラシルは、料理をもっと楽しんでいただくために、知っていただきたい食材・調理器具の注意点や安全に関わるもの、ご質問の多い情報をまとめました。ぜひ、お料理をする前にご一読ください。
クラシルは、健康な方向けのレシピをご紹介しております。食物アレルギーや疾病をお持ちの方、食事制限のある方、妊娠中の方、乳幼児、ご高齢の方、免疫低下など諸症状をお持ちの方に向けた安全性は確認しておりませんので、十分にご注意ください。
調理方法や使用食材、切り方や料理の固さ、形 状などはご自身の体調と相談し、おいしく安全に健康的な食事ができるようクラシルをご活用ください。
乳幼児への食事提供について
離乳食レシピとして提供しているもの以外は、乳幼児の飲食は想定しておりません。赤ちゃんの発育および発達には個人差がありま す。食べられる分量や固さ、大きさ、月齢はあくまでも目安とし、赤ちゃんの様子をみながら進めましょう。調理方法や使用食材、切り方や料理の固さ、形状などお子様に合わせてご家庭で判断してください。以下については特にご注意ください。
食中毒
- はちみつは乳児ボツリヌス症を引き起こす可能性がありますので、1歳未満(乳児)のお子様には与えないようにしてください。また、はちみつ以外に黒砂糖(黒糖)やコーンシロップなどにも乳児ボツリヌス症のリスクがありますので、十分ご注意ください。アレルギーが疑われる場合やアレルギーと診断されている場合は、医師の指導に従ってください。
- 乳幼児は消化器官の発達が未熟なため、非加熱のもの(刺身や生卵、加熱が不十分な肉や魚など)は与えないようにご注意ください。
- 調理の前は石けんでていねいに手を洗い、調理器具や食器類は清潔なものを使用しましょう。食材は新鮮なものを使用し、必ず加熱してから与えてください。
窒息
- ナッツや豆類、ミニトマトなど小さくて丸い形状のものは窒息の恐れがありますので十分ご注意ください。また、もち、寒天、のりなど噛みきりづらいものも避けてください。
アレルギー
- 初めて食べる食材は食物アレルギーに注意してください。体調のよい時に少量からお試しください。複数の食材といっしょに与えずに、小さじ1程度の量を午前中に与え て食後の様子を見守りましょう。
- 消費者庁のアレルギー表示対象に該当する食品(下記表記)は特に強いアレルギー症状を引き起こしやすいため、ご使用の食材をよく確認して、お子様の体調に合わせてお召し上がりください。
| 表示が義務付けられている7品目 | 小麦、そば、卵、乳、落花生、えび、かに |
|---|---|
| 表示を推奨する21品目 | あわび、いか、いくら、さけ、さば、牛肉、鶏肉、豚肉、大豆、やまいも、オレンジ、キウイフルーツ、もも、りんご、バナナ、くるみ、まつたけ、ゼラチン、カシューナッツ、ごま、アーモンド |
参照:消費者庁ホームページ「アレルギー表示に関する情報」(2019年10月4日更新)
離乳食のフリージングについて
少量だと作りにくい離乳食は、まとめて作って冷凍保存しておくと便利です。調理の際には衛生面に十分に注意し、以下の事項をご確認ください。
- 食材は新鮮なものを使用し、調理器具や保存容器は清潔なものを使用してください。
- 加熱した後の食材はしっかり冷まし、密閉状態で保存してください。
- 冷凍で1週間を目安にお早めにお召し上がりください。期間はあくまでも目安となっております。使用する食材の状態や保存状態によっては期間が短くなる場合がござ いますので、風味や色などに少しでも異変を感じたらご使用はおやめください。
- 解凍したものの再冷凍は菌が繁殖する原因になるためご遠慮ください。あらかじめ1食分に分けて保存しておくと、取り出すときに使用しない分の解凍を防ぐことができます。
- 使用するときには必ず再加熱をしてください。仕上がりの固さや水分量は赤ちゃんの様子に合わせてご家庭で調整してください。
取り分け離乳食について
大人の食事から赤ちゃんの分を取り分けることで、手間がかからず、時間の短縮になります。また、離乳食の時期から家族と同じものを食べることで食への関心を育てることができます。調理の際には以下の事項をご確認ください。
- 月齢に応じて赤ちゃんが食べられる食材を選び、味付けをする前に赤ちゃんの分だけ取り分けてください。
- 赤ちゃん1人前の分量はあくまでも目安になります。取り分けた後の固さや大きさも赤ちゃんの様子に合わせてご家庭で調整してください。
※クラシルのレシピは2019年改定版の「授乳・離乳の支援ガイド」(厚生労働省)に準じて作成しています。
食中毒・食品衛生について
ご家庭での食事でも食材の取り扱いや誤った調理法によっては食中毒などの危険性があります。厚生労働省が作成している家庭でできる食中毒予防の6つのポイントを参考にして、清潔で衛生的な調理を心がけてください。
参照:厚生労働省「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」より
加熱について
- 食中毒を予防するため、肉類や加熱用の魚介類を生で食べることは避け、調理時には中心部までしっかりと加熱してください。細菌性食中毒を予防するには中心温度75℃で1分以上もしくは中心温度65℃で15分以上の加熱、ノロウイルス汚染の可能性のあるものは中心温度85~90℃で90秒以上の加熱が必要です。
- クラシルのレシピは、弊社の設備において安全性が保証された加熱時間を記載しておりますが、家庭でお使いの調理器具や調理環境によって加熱具合が変わるため、様子を見ながら加熱時間をご調整ください。調理をする際は清潔な環境で行い、周囲への菌の付着(二次汚染)のないよう注意してください。
食材の保管について
- 傷んだ食材を使用する事も食中毒の恐れにつながります。購入後や調理途中、食材を室温に放置すると、菌が食材に付着したり、増殖したりする恐れがあるため、食材はそれぞれ適切な環境で傷まないように保管しましょう。
- 冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に維持することが目安です。ドアの開け閉めが多いと庫内の温度が上がってしまうのでご注意ください。冷蔵や冷凍保存する食材は持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れてください。肉や魚のドリップは他の食 材につかないように工夫して保管してください。また、熱いものは必ず粗熱を取ってから冷蔵庫に入れてください。
食材別の注意事項
卵
- 卵の殻には食中毒の原因となるサルモネラ菌が付着していることがあります。内部への汚染がされていない、ひびの入っていない卵を使用してください。菌の増殖を防ぐために使用する直前、召し上がる直前に卵を割り、割った卵の保存や加熱が不十分な卵料理の作り置きなどはしないようにしてください。また、卵の購入後はすぐに冷蔵庫で保存しましょう。
- プリンやババロアなどの洋生菓子や半熟卵などの卵を生で食べる料理に使用する際は、冷蔵庫で保存した賞味期限内の新鮮な卵を使用し、すぐに食べ切るようにしましょう。
- 卵は加熱後の劣化が早いため、味付き卵や煮卵を作る際は一度に大量に作ることを避け、早めに食べ切るようにしてください。
- ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の方、免疫機能が低下している方など、体調に不安がある方は、しっかりと加熱し卵の生食を避けてください。
魚介類
- 食中毒の原因となる細菌やウイルスが存在している可能性があるため、魚の中心部まで十分な加熱が必要です。新鮮な魚介類を選び、十分に火が通っていることを確認してからお召し上がりください。
- 生または半生で食べる料理に使用する際は、新鮮でドリップのない生食用ものを購入し、すぐに食べ切りましょう。
- カキなどの二枚貝はノロウイルス汚染の可能性があるため、中心温度85~90℃で90秒以上の加熱をしてからお召し上がりください。
- 魚の内臓の中には、アニサキスなどの寄生虫がいる場合があります。内臓付きの魚を調理する際は速やかに内臓を取り除き、水道水で十分に洗い、内臓は生では食べないようにしてください。また、内臓以外にも寄生虫がいる場合があります。寄生している魚介類が死亡し、時間が経過すると内臓から筋肉に移動することがあるので、調理する際は目視でアニサキスなどの寄生虫がいないか確認してください。アニサキスなどの寄生虫は一般的な料理で使う食酢での処理、塩漬け、わさび、しょうゆでは死滅しません。70℃以上または60℃、1分以上の加熱で防ぐことができます。
肉
- 食中毒の原因となる細菌やウイルスが存在している可能性があるため、肉の中心部まで十分な加熱が必要です。中心温度75℃で1分以上、もしくはそれと同等の効力のある加熱(65℃で15分など)をしてください。十分に加熱されているかの確認については、一番大きいもの、厚い部分を開いて目視で確認してください。
- 骨付き肉については骨に近い部分に包丁を入れて骨から肉を離すように開いて目視で確認してください。腸管出血性大腸菌などによる食中毒は、特に小さなお子様や高齢者など抵抗力の弱い方は重症化しやすいため、注意が必要です。必ず中心までよく火を通したものをお召し上がりください。また、牛レバー、豚肉、豚レバーの生食は法令で禁止されています。
- ローストビーフについて
- ローストビーフを作る際、牛肉は凍結させていない新鮮なブロック肉を使用してください。
- 肉をやわらかくするために筋切りをしたり、フォークなどで穴を開けたりすると、肉表面の腸管出血性大腸菌が内部に侵入する可能性があります。切り込みや穴は開けず、表面を十分に焼いてください。
- 全面にしっかりと焼き色をつけ、表面から1~2cmの色が変わっていることを目視で確認し、中心温度75℃で1分以上、もしくはそれと同等の効力のある加熱(65℃で15分など)をしてください。
- ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の方、免疫機能が低下している方など、体調に不安がある方はお召し上がりにならないことをおすすめします。
料理の保存について
日持ちについて
クラシルで表示している日持ちは、おいしくお召し上がりいただける目安の期間です。調理環境や食材の保存状態により、表示期間内でも料理が傷む場合があります。ご家庭での判断のもと保存し、食中毒にならないよう十分にご注意ください。
料理の保存にあたり、以下の点をご注意ください。
【調理時】
- 調理器具は清潔なものを使用し、加熱済みの食品は素手で触らないようご注意ください。
- 保存する料理は箸をつける前の状態で十分に冷まし、清潔な保存容器に移して保存してください。
- 食材は新鮮で傷みのないものをお選びください。
- 全ての食材をしっかりと加熱をしてから保存してください。また、半熟で仕上げる卵料理等は、しっかりと加熱した場合を想定して日持ちを設定しています。
- 冷凍をした食品を解凍する際は、室温で解凍せずに冷蔵庫や電子レンジを使って解凍してください。また、解凍した食品の再冷凍は行わないでください。
【保存時】
- 日持ちはトッピングの小ねぎやソース、付け合せは考慮してません。食べる直前に用意してください。
- 保存後の食感等を考慮し、常温での保管をおすすめしているレシピがあります。室温が高い場合は傷むため、冷蔵庫で保管をしてください。
【お召し上がりになる時】
- 食べる分だけ取り出し、再加熱(75℃で1分以上)をしてお召し上がりください。
- 見た目や臭いがあやしいと思ったものや作ってから時間が経ち過ぎたものは思い切って捨てることをおすすめします。
- 解凍品の肉・魚を使用した料理や冷凍の枝豆、冷凍のミックスベジタブル等を調理後に冷凍で保管する場合は、再冷凍となってしまうため衛生上おすすめしません。解凍品でない食材を使用してお作りください。
【時間の目安】
クラシルは、以下の通り時間を定義しています。
| 半日 | 6時間 |
|---|---|
| 当日中・半日 | 12時間以内 |