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安全に料理を楽しむために

はじめに

クラシルは、料理をもっと楽しんでいただくために、知っていただきたい食材・調理器具の注意点や安全に関わるもの、ご質問の多い情報をまとめました。ぜひ、お料理をする前にご一読ください。
クラシルは、健康な方向けのレシピをご紹介しております。食物アレルギーや疾病をお持ちの方、食事制限のある方、妊娠中の方、乳幼児、ご高齢の方、免疫低下など諸症状をお持ちの方に向けた安全性は確認しておりませんので、十分にご注意ください。
調理方法や使用食材、切り方や料理の固さ、形状などはご自身の体調と相談し、おいしく安全に健康的な食事ができるようクラシルをご活用ください。

  • 目次
  • 乳幼児への食事提供について
  • 食中毒・食品衛生について
  • 料理の保存について
  • 安全な調理について(調理法・使用器具について)
  • 使用食材について

乳幼児への食事提供について

離乳食レシピとして提供しているもの以外は、乳幼児の飲食は想定しておりません。赤ちゃんの発育および発達には個人差があります。食べられる分量や固さ、大きさ、月齢はあくまでも目安とし、赤ちゃんの様子をみながら進めましょう。調理方法や使用食材、切り方や料理の固さ、形状などお子様に合わせてご家庭で判断してください。以下については特にご注意ください。

食中毒

  • はちみつは乳児ボツリヌス症を引き起こす可能性がありますので、1歳未満(乳児)のお子様には与えないようにしてください。また、はちみつ以外に黒砂糖(黒糖)やコーンシロップなどにも乳児ボツリヌス症のリスクがありますので、十分ご注意ください。アレルギーが疑われる場合やアレルギーと診断されている場合は、医師の指導に従ってください。
  • 乳幼児は消化器官の発達が未熟なため、非加熱のもの(刺身や生卵、加熱が不十分な肉や魚など)は与えないようにご注意ください。
  • 調理の前は石けんでていねいに手を洗い、調理器具や食器類は清潔なものを使用しましょう。食材は新鮮なものを使用し、必ず加熱してから与えてください。

窒息

  • ナッツや豆類、ミニトマトなど小さくて丸い形状のものは窒息の恐れがありますので十分ご注意ください。また、もち、寒天、のりなど噛みきりづらいものも避けてください。

アレルギー

  • 初めて食べる食材は食物アレルギーに注意してください。体調のよい時に少量からお試しください。複数の食材といっしょに与えずに、小さじ1程度の量を午前中に与えて食後の様子を見守りましょう。
  • 消費者庁のアレルギー表示対象に該当する食品(下記表記)は特に強いアレルギー症状を引き起こしやすいため、ご使用の食材をよく確認して、お子様の体調に合わせてお召し上がりください
表示が義務付けられている7品目
小麦、そば、卵、乳、落花生、えび、かに
表示を推奨する21品目
あわび、いか、いくら、さけ、さば、牛肉、鶏肉、豚肉、大豆、やまいも、オレンジ、キウイフルーツ、もも、りんご、バナナ、くるみ、まつたけ、ゼラチン、カシューナッツ、ごま、アーモンド

離乳食のフリージングについて

少量だと作りにくい離乳食は、まとめて作って冷凍保存しておくと便利です。調理の際には衛生面に十分に注意し、以下の事項をご確認ください。

  • 食材は新鮮なものを使用し、調理器具や保存容器は清潔なものを使用してください。
  • 加熱した後の食材はしっかり冷まし、密閉状態で保存してください。
  • 冷凍で1週間を目安にお早めにお召し上がりください。期間はあくまでも目安となっております。使用する食材の状態や保存状態によっては期間が短くなる場合がございますので、風味や色などに少しでも異変を感じたらご使用はおやめください。
  • 解凍したものの再冷凍は菌が繁殖する原因になるためご遠慮ください。あらかじめ1食分に分けて保存しておくと、取り出すときに使用しない分の解凍を防ぐことができます。
  • 使用するときには必ず再加熱をしてください。仕上がりの固さや水分量は赤ちゃんの様子に合わせてご家庭で調整してください。

取り分け離乳食について

大人の食事から赤ちゃんの分を取り分けることで、手間がかからず、時間の短縮になります。また、離乳食の時期から家族と同じものを食べることで食への関心を育てることができます。調理の際には以下の事項をご確認ください。

  • 月齢に応じて赤ちゃんが食べられる食材を選び、味付けをする前に赤ちゃんの分だけ取り分けてください。
  • 赤ちゃん1人前の分量はあくまでも目安になります。取り分けた後の固さや大きさも赤ちゃんの様子に合わせてご家庭で調整してください。

※クラシルのレシピは2019年改定版の「授乳・離乳の支援ガイド」(厚生労働省)に準じて作成しています。

食中毒・食品衛生について

ご家庭での食事でも食材の取り扱いや誤った調理法によっては食中毒などの危険性があります。厚生労働省が作成している家庭でできる食中毒予防の6つのポイントを参考にして、清潔で衛生的な調理を心がけてください。

加熱について

  • 食中毒を予防するため、肉類や加熱用の魚介類を生で食べることは避け、調理時には中心部までしっかりと加熱してください。細菌性食中毒を予防するには中心温度75℃で1分以上もしくは中心温度65℃で15分以上の加熱、ノロウイルス汚染の可能性のあるものは中心温度85~90℃で90秒以上の加熱が必要です。
  • クラシルのレシピは、弊社の設備において安全性が保証された加熱時間を記載しておりますが、家庭でお使いの調理器具や調理環境によって加熱具合が変わるため、様子を見ながら加熱時間をご調整ください。調理をする際は清潔な環境で行い、周囲への菌の付着(二次汚染)のないよう注意してください。

食材の保管について

  • 傷んだ食材を使用する事も食中毒の恐れにつながります。購入後や調理途中、食材を室温に放置すると、菌が食材に付着したり、増殖したりする恐れがあるため、食材はそれぞれ適切な環境で傷まないように保管しましょう。
  • 冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に維持することが目安です。ドアの開け閉めが多いと庫内の温度が上がってしまうのでご注意ください。冷蔵や冷凍保存する食材は持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れてください。肉や魚のドリップは他の食材につかないように工夫して保管してください。また、熱いものは必ず粗熱を取ってから冷蔵庫に入れてください。

食材別の注意事項

  • 卵の殻には食中毒の原因となるサルモネラ菌が付着していることがあります。内部への汚染がされていない、ひびの入っていない卵を使用してください。菌の増殖を防ぐために使用する直前、召し上がる直前に卵を割り、割った卵の保存や加熱が不十分な卵料理の作り置きなどはしないようにしてください。また、卵の購入後はすぐに冷蔵庫で保存しましょう。
  • プリンやババロアなどの洋生菓子や半熟卵などの卵を生で食べる料理に使用する際は、冷蔵庫で保存した賞味期限内の新鮮な卵を使用し、すぐに食べ切るようにしましょう。
  • 卵は加熱後の劣化が早いため、味付き卵や煮卵を作る際は一度に大量に作ることを避け、早めに食べ切るようにしてください。
  • ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の方、免疫機能が低下している方など、体調に不安がある方は、しっかりと加熱し卵の生食を避けてください。

魚介類

  • 食中毒の原因となる細菌やウイルスが存在している可能性があるため、魚の中心部まで十分な加熱が必要です。新鮮な魚介類を選び、十分に火が通っていることを確認してからお召し上がりください。
  • 生または半生で食べる料理に使用する際は、新鮮でドリップのない生食用ものを購入し、すぐに食べ切りましょう。
  • カキなどの二枚貝はノロウイルス汚染の可能性があるため、中心温度85~90℃で90秒以上の加熱をしてからお召し上がりください。
  • 魚の内臓の中には、アニサキスなどの寄生虫がいる場合があります。内臓付きの魚を調理する際は速やかに内臓を取り除き、水道水で十分に洗い、内臓は生では食べないようにしてください。また、内臓以外にも寄生虫がいる場合があります。寄生している魚介類が死亡し、時間が経過すると内臓から筋肉に移動することがあるので、調理する際は目視でアニサキスなどの寄生虫がいないか確認してください。アニサキスなどの寄生虫は一般的な料理で使う食酢での処理、塩漬け、わさび、しょうゆでは死滅しません。70℃以上または60℃、1分以上の加熱で防ぐことができます。

  • 食中毒の原因となる細菌やウイルスが存在している可能性があるため、肉の中心部まで十分な加熱が必要です。中心温度75℃で1分以上、もしくはそれと同等の効力のある加熱(65℃で15分など)をしてください。十分に加熱されているかの確認については、一番大きいもの、厚い部分を開いて目視で確認してください。
  • 骨付き肉については骨に近い部分に包丁を入れて骨から肉を離すように開いて目視で確認してください。腸管出血性大腸菌などによる食中毒は、特に小さなお子様や高齢者など抵抗力の弱い方は重症化しやすいため、注意が必要です。必ず中心までよく火を通したものをお召し上がりください。また、牛レバー、豚肉、豚レバーの生食は法令で禁止されています。
  • ローストビーフについて
    • ローストビーフを作る際、牛肉は凍結させていない新鮮なブロック肉を使用してください。
    • 肉をやわらかくするために筋切りをしたり、フォークなどで穴を開けたりすると、肉表面の腸管出血性大腸菌が内部に侵入する可能性があります。切り込みや穴は開けず、表面を十分に焼いてください。
    • 全面にしっかりと焼き色をつけ、表面から1~2cmの色が変わっていることを目視で確認し、中心温度75℃で1分以上、もしくはそれと同等の効力のある加熱(65℃で15分など)をしてください。
    • ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の方、免疫機能が低下している方など、体調に不安がある方はお召し上がりにならないことをおすすめします。

料理の保存について

日持ちについて

クラシルで表示している日持ちは、おいしくお召し上がりいただける目安の期間です。調理環境や食材の保存状態により、表示期間内でも料理が傷む場合があります。ご家庭での判断のもと保存し、食中毒にならないよう十分にご注意ください。

料理の保存にあたり、以下の点をご注意ください。

【調理時】
  • 調理器具は清潔なものを使用し、加熱済みの食品は素手で触らないようご注意ください。
  • 保存する料理は箸をつける前の状態で十分に冷まし、清潔な保存容器に移して保存してください。
  • 食材は新鮮で傷みのないものをお選びください。
  • 全ての食材をしっかりと加熱をしてから保存してください。また、半熟で仕上げる卵料理等は、しっかりと加熱した場合を想定して日持ちを設定しています。
  • 冷凍をした食品を解凍する際は、室温で解凍せずに冷蔵庫や電子レンジを使って解凍してください。また、解凍した食品の再冷凍は行わないでください。
【保存時】
  • 日持ちはトッピングの小ねぎやソース、付け合せは考慮してません。食べる直前に用意してください。
  • 保存後の食感等を考慮し、常温での保管をおすすめしているレシピがあります。室温が高い場合は傷むため、冷蔵庫で保管をしてください。
【お召し上がりになる時】
  • 食べる分だけ取り出し、再加熱(75℃で1分以上)をしてお召し上がりください。
  • 見た目や臭いがあやしいと思ったものや作ってから時間が経ち過ぎたものは思い切って捨てることをおすすめします。
  • 解凍品の肉・魚を使用した料理や冷凍の枝豆、冷凍のミックスベジタブル等を調理後に冷凍で保管する場合は、再冷凍となってしまうため衛生上おすすめしません。解凍品でない食材を使用してお作りください。
【時間の目安】

クラシルは、以下の通り時間を定義しています。

半日
6時間
当日中・半日
12時間以内
一晩
8時間

お弁当・スープジャーについて

お弁当

お弁当は調理後から時間が経った喫食になること、冷蔵庫で保存ができない場合があることから、食中毒のリスクが高まります。以下の点に十分にご注意ください。

【調理時の注意点】
  • 加熱が完全にされている食材のみを入れるようにし、生ものを入れることは避けましょう。野菜や果物などを入れる際はしっかりと洗い、水分を拭き取ってから入れましょう。
  • お弁当に詰める際はよく冷ましてから入れてください。温かい料理を入れると水分やお弁当内の温度が上昇し、菌が繁殖しやすくなります。おかずは水分を切るか、水分の少ないものにしましょう。
  • 前日の夕食の残り物などを入れる際はあらかじめきれいな箸で取り分けたものを冷蔵庫で保存してください。非加熱の食材が入っている料理や煮汁の多い料理は菌の繁殖のリスクが高いので控えましょう。調理後、翌日中を目安に使い切り、再加熱をして冷めてから詰めるようにしてください。
  • 保冷剤や、抗菌シートの使用、お弁当箱の熱湯消毒やアルコール除菌をするなど、食中毒を防ぐよう注意し、安全なお弁当作りを心がけましょう。
  • ミニトマトはヘタと実の間の菌の洗い残しによって、菌が繁殖しやすくなります。お弁当に入れる際はヘタを取って洗ってから詰めるようにしましょう。
  • ゆで卵や卵焼きなどの卵料理は、半熟を避け、しっかり火を通してから入れましょう。
  • おにぎりは素手で触らず、必ずラップや使い捨ての手袋等を使って握りましょう。
  • チャーハンや混ぜご飯、炊き込みご飯は、白飯より傷みやすいのでなるべく避けるようにしましょう。入れる場合は夏場は傷みやすいので避け、持ち運びの際は保冷剤をつけて冷蔵庫やなるべく涼しい場所に保管してください。
  • マヨネーズやケチャップなどのソースはなるべく個別包装になっているものを利用し、食べる直前にかけましょう。マヨネーズ和え等の料理は傷みやすいため夏場は避け、必ず保冷剤をつけて冷蔵庫やなるべく涼しい場所に保管してください。
  • 濃い風味にしたり、酢、梅干しなどを使用するなど食材や味付けを工夫をしましょう。
【持ち運びの注意点】
  • 持ち運びの際は保冷剤をつけて冷蔵庫やなるべく涼しい場所に保管してください。

スープジャーを使用したレシピについて

  • お使いのスープジャーの取扱説明書を必ずご一読ください。スープはしっかり加熱した後、すぐにジャーに注ぎ、しっかりと蓋をしてください。規定量を守り、火傷にはご注意ください。調理後6時間以内を目安にお召し上がりください。
  • 牛乳を使用する場合は、牛乳を入れてはいけないスープジャーもありますので、取扱説明書を確認してください。スープはしっかり加熱した後、すぐにジャーに注ぎ、しっかりと蓋をしてください。規定量を守り、火傷にはご注意ください。
  • マカロニやペンネを加熱せず入れた場合は1時間程置いてからお召し上がりください。時間が経ちすぎるとが水分を吸って食感が悪くなるため早めにお召し上がりください。

魚介類

  • 食中毒の原因となる細菌やウイルスが存在している可能性があるため、魚の中心部まで十分な加熱が必要です。新鮮な魚介類を選び、十分に火が通っていることを確認してからお召し上がりください。
  • 生または半生で食べる料理に使用する際は、新鮮でドリップのない生食用ものを購入し、すぐに食べ切りましょう。
  • カキなどの二枚貝はノロウイルス汚染の可能性があるため、中心温度85~90℃で90秒以上の加熱をしてからお召し上がりください。
  • 魚の内臓の中には、アニサキスなどの寄生虫がいる場合があります。内臓付きの魚を調理する際は速やかに内臓を取り除き、水道水で十分に洗い、内臓は生では食べないようにしてください。また、内臓以外にも寄生虫がいる場合があります。寄生している魚介類が死亡し、時間が経過すると内臓から筋肉に移動することがあるので、調理する際は目視でアニサキスなどの寄生虫がいないか確認してください。アニサキスなどの寄生虫は一般的な料理で使う食酢での処理、塩漬け、わさび、しょうゆでは死滅しません。70℃以上または60℃、1分以上の加熱で防ぐことができます。

  • 食中毒の原因となる細菌やウイルスが存在している可能性があるため、肉の中心部まで十分な加熱が必要です。中心温度75℃で1分以上、もしくはそれと同等の効力のある加熱(65℃で15分など)をしてください。十分に加熱されているかの確認については、一番大きいもの、厚い部分を開いて目視で確認してください。
  • 骨付き肉については骨に近い部分に包丁を入れて骨から肉を離すように開いて目視で確認してください。腸管出血性大腸菌などによる食中毒は、特に小さなお子様や高齢者など抵抗力の弱い方は重症化しやすいため、注意が必要です。必ず中心までよく火を通したものをお召し上がりください。また、牛レバー、豚肉、豚レバーの生食は法令で禁止されています。
  • ローストビーフについて
    • ローストビーフを作る際、牛肉は凍結させていない新鮮なブロック肉を使用してください。
    • 肉をやわらかくするために筋切りをしたり、フォークなどで穴を開けたりすると、肉表面の腸管出血性大腸菌が内部に侵入する可能性があります。切り込みや穴は開けず、表面を十分に焼いてください。
    • 全面にしっかりと焼き色をつけ、表面から1~2cmの色が変わっていることを目視で確認し、中心温度75℃で1分以上、もしくはそれと同等の効力のある加熱(65℃で15分など)をしてください。
    • ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の方、免疫機能が低下している方など、体調に不安がある方はお召し上がりにならないことをおすすめします。

安全な調理について(調理法・使用器具について)

ご家庭の調理器具や調理環境によって調理時にケガや火災につながる場合があるため、十分に注意を払い、安全な調理を行ってください。ご使用の調理器具等の使用方法を確認し、それぞれの注意事項に従い、必要に応じてレシピを調整してお作りください。

揚げ物調理について

揚げ物調理の最中は目を離さず、火傷や火災には十分注意して調理を行ってください。

膜のあるもの
子持ちししゃもやしし唐など膜で覆われているものを揚げる際は、揚げている際に破裂し油跳ねする恐れがあるので爪楊枝などで穴をあけてから揚げてください。
冷凍したもの
冷凍のものを揚げる際は、霜などで油が跳ねしやすいので十分にお気を付けください。市販の冷凍食品を揚げる際はパッケージの表記に従ってください。
オリーブオイルでの揚げ物
オリーブオイルは発煙温度が低く、揚げ物に使用すると油から煙が出てくる危険があります。ピュアオリーブオイルより、EXバージンオイルの方が発煙温度が低いため、ピュアオリーブオイルを使用することをおすすめします。温度が上がり過ぎないように、低温でじっくりと揚げてください。また使用したオリーブオイルの再利用は控えてください。

蒸し調理について

  • 蒸し器やフライパンで蒸し料理をする場合、水滴が下に垂れないようにするために蓋にさらしを巻いて使用する場合があります。ガス火で作る場合はさらしが下に垂れると引火の恐れがあるので、結ぶなど工夫して垂れないようにしてください。また、蒸し器やフライパンの底から火がはみ出さないようにし、加熱中は目を離さないようご注意ください。
  • フライパンで蒸し調理をする際は、加熱時に揺れて、容器が割れてしまう恐れがあるので、フライパンと容器の間にさらしを敷いてください。

乾いりや空焚きについて

  • フッ素樹脂加工のフライパンで乾いりや空焚きをすると、フッ素樹脂がはがれたり有害物質が発生する恐れがあります。ステンレスや鉄製のフライパンをご使用ください。
  • アルミホイル等でホイル蒸しなどをする際も乾いりの状態になるので、水を入れて蒸してください。

電子レンジ調理について

電子レンジを使用した加熱では食品を内部から温められることから、急激な温度変化や発火、爆発などが起こる可能性があります。ご使用の際は電子レンジの取り扱い説明書をよく読み、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。クラシルでは十分に気をつけたレシピを掲載していますが、下記の内容をご一読いただき、安全に配慮してお作りください。

庫内の清掃に関して

庫内に食材カスや油等の汚れがついている状態で使用すると、発煙、発火の原因となります。定期的に掃除をし、電子レンジ使用前は庫内が汚れていないことを確認してからご使用ください。

使用容器

金属製の器や非耐熱性のプラスチック容器、電子レンジ未対応の製品の使用は避けてください。電子レンジで加熱をする際は必ず電子レンジ対応の耐熱性の容器やガラス製の容器を使用しましょう。

長時間の加熱

加熱のしすぎは発煙、発火の原因につながります。ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら、必要に応じて加熱時間を調整してください。

以下の食材の加熱は特に発煙・発火にご注意ください。

  • 水分の少ない食品(さつまいも・じゃがいもなどの根菜類、干物、ポップコーンなど)
  • 高温になりやすい食品(中華まんじゅうなど)
  • 油脂の多い液体(バター、生クリームなど)
  • 衣等のついた食品(フライ、てんぷらなど)
  • 小さな食材(ニンニク、庫内についた食べ物カスなど)
  • 一度に食材を長時間加熱すると食材やラップが破裂する恐れがあります。ラップはふんわりとかけ、様子を見ながら加熱し、一度取り出して蒸気を逃がしたり、全体を混ぜ合わせて再度加熱したりするなどの工夫をしてください。
  • 冷凍食品やチルド食品を加熱する際はパッケージの表記に従い加熱してください。

食材別の注意点

・卵(生卵、ゆで卵)

生の卵やゆで卵を電子レンジで加熱すると爆発する可能性があります。ゆで卵の電子レンジ加熱は避けましょう。生卵の場合は溶きほぐしたもののみをご使用ください。

・肉

ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。レシピの記載時間を目安とし、様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整し加熱してください。
加熱時に破裂する恐れがあるため、鶏ささみは必ず筋を取ってから加熱してください。鶏むね肉や鶏ささみなど塊のまま加熱すると破裂し、大きな音がする場合があります。長時間加熱する場合は、2回に分けて加熱するなどの工夫をしてください。
鶏ハムのようにラップに包んで加熱する際、きつく締めすぎるとラップが破裂する恐れがあります。蒸気の逃げ道を作るためにきつく巻かないようにしてください。

・水分の少ない食材

水分が少ないと焦げたり、食材がかたくなったりします。加熱をする際は水分を含ませる、小さく切って火を通りやすくするなどの工夫をしてください。特にさつまいもやじゃがいも等の根菜類は加熱をしすぎると、水分が蒸発して炭化し、発煙、発火に繋がりやすい食材です。食材を一度さっと水に通したり、濡らしたキッチンペーパーを被せたりして水分を補ってから加熱することをおすすめします。加熱中は目を離さず、必要に応じて加熱時間を調整してください。

・皮や殻、膜のある食品

オクラ、ししゃも、いか、ウインナーなど、皮や殻、膜のある食品は加熱時に爆発する恐れがあるため、切れ目や割れ目を入れて加熱してください。

・飲み物の加熱による突然の沸騰(突沸現象)

牛乳や調味料などを加熱しすぎると突沸現象が起こり、火傷の恐れがあります。
加熱をする際は大きめの耐熱ボウルを使用し、加熱後すぐに取り出さずに庫内で少し冷ましてから取り出すなどして十分ご注意ください。

・バターや油などの油脂分

バターは電子レンジで加熱すると爆発する恐れがあります。加熱をする際は低めのW数で様子をみながら少しずつ加熱をし、加熱のしすぎにはお気をつけください。
バターや油などの油脂分の加熱をすると温度が上がり、長時間の加熱で発火する恐れがあります。油単体での加熱は避けましょう。
アヒージョなどの油の多い料理は避け、食材に対して油が多くならないようにし、加熱中は目を離さないようにしましょう。

・マシュマロ

マシュマロを加熱すると膨らみ溢れる恐れがあるため、必ず大きめの耐熱容器を使用し、様子を見ながら加熱をしてください。

・スパゲティ

電子レンジで調味液とスパゲティを加熱してお作りいただくレシピは、電子レンジやご使用のスパゲティによって加熱時間に差が出てきてしまう場合があります。様子を見ながら加熱し、ご使用のスパゲティによって水加減や加熱時間を調整してください。

オーブン調理について

  • オーブンは必ず予熱を完了させてから焼いてください。予熱機能のないオーブンの場合は温度を設定して10分加熱を行った後、焼き始めてください。ご使用のオーブンの機種や使用年数などにより、火力に誤差が生じることがあります。焼き時間は目安にし、必ず調整を行ってください。焼き色が付きすぎてしまう場合は、アルミホイルをかけてください。
  • クラシルではレシピに記載がない場合、オーブンは下段で焼いています。ご使用のオーブンの焼き加減に合わせてお作りください。

オーブントースター調理について

  • お使いのオーブントースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。焼き色が付きすぎてしまう場合はアルミホイルを覆い、焼き色を調整してください。
  • オーブントースターは熱源が近いため、アルミホイルやクッキングシート、爪楊枝、竹串、タコ糸、割り箸などが熱源に直接触れると発火や融解する恐れがあります。使用する際は熱源に当たらないようにむき出しの部分はアルミホイルで覆ってください。また、加熱中は目を離さず、発火しそうになったらすぐに加熱をやめてください。
  • 加熱中の食材や食材から出た油が熱源に落ち、焦げて煙が出る恐れがあるため、必ず天板を用いて加熱をしてください。
  • トースターでアヒージョなど油の多いものを加熱する場合は、材料に水分が付着していると油跳ねしやすいため、よく取り除いてから使用してください。
  • 油跳ねが心配な方は、アルミホイルを被せてください。その際、アルミホイルが熱源に触れると発火や融解する恐れがありますので、熱中は目を離さず、発火しそうになったらすぐに加熱をやめてください。

圧力鍋調理について

  • ご使用の圧力鍋の取扱説明書をよく読んでからお作りください。
  • 圧力鍋を使用したレシピは、圧力鍋のサイズや具材によって、加圧時間や具材、水分量の調整が必要な場合があります。ご使用の圧力鍋の付属のレシピや取扱説明書を参考に、必要に応じてご自身で調節してお作りください。

炊飯器調理について

  • ご使用の炊飯器によっては炊飯以外の調理ができないものもあります。ご使用の炊飯器の取り扱い説明書をよく読んでからお作りください。調理する際は、噴きこぼれや焦げ付きに注意してください。
  • 炊き込みごはんの場合、容量は炊飯釜の最大容量以下程度を目安に入れてください。炊き込みごはん以外のレシピの場合は容量は炊飯釜の1/2程度を目安に入れてください。

ガスバーナーについて

  • ガスバーナーは、ホームセンター等で購入できます。商品の取扱説明書をよく読んでご使用ください。
  • ご使用の際は、近くに燃えやすいものがないか確認し、必ずオーブンや直火OKの表示がある耐熱容器をお使いください。容器の下にステンレスバットやオーブンの天板などを敷いてお使いください。器に焦げがついて取りにくくなることもありますので、ご注意ください。

ゴムベラについて

  • ゴムベラを加熱中の鍋で使用したり、熱いものを混ぜる際はご使用のものよっては溶けてしまう恐れがあるので、耐熱性のものを使用してください。

クッキングシートやラップ、保存袋、アルミホイルなどの加熱

上記の製品には耐熱温度や使用上の特性があります。直火、オーブン加熱、オーブントースター加熱、湯せん、電子レンジ加熱など加熱をする際は製品の説明に従い、発火や爆発、融解などの危険性のない使用方法でご利用ください。原則的に本来の用途以外のご使用は危険を伴うことがありますのでご遠慮ください。

クッキングシート

メーカーによっても異なりますが、約250℃の耐熱性があります。直火に当たったり、高温で長時間調理したりすると発火の恐れがあるのでご注意ください。

【オーブントースターでの使用について】

オーブントースターは熱源が近く、高温で加熱するため、なるべくアルミホイルをご使用ください。やむを得ずクッキングシートをオーブントースターで使用する場合は下記のことに注意しましょう。

  • 餅焼きをしないでください。
  • 必ず天板にのせてご使用ください。また、クッキングシートが直接熱源に当たらないよう、天板からはみ出さないようにサイズを調整してください。
  • 上にも熱源がある場合は食材の上に被せてのご使用、または包み焼きでの加熱はご遠慮ください。
  • 空焼きをしないでください。
  • 加熱中は必ず目を離さないようにしてください。

アルミホイル

  • メーカーによっても耐熱温度が異なりますが、アルミホイルは直火に触れると溶けてしまう可能性があります。
  • 蓋として使用する際はフライパンからはみ出さないように内側に折り曲げてください。また、オーブントースターで使用する際は熱源が直接触れないようにご注意ください。
  • 落し蓋として使用する場合、料理によっては調味料などに含まれている塩分によってホイルが溶ける可能性がございますので、落とし蓋にはクッキングシートを用いることをおすすめします。やむを得ず使用する場合は、十分にご注意ください。

ジップ付保存袋

  • メーカーによって耐熱温度が異なるため、熱いものを入れる場合は必ず耐熱温度を確認してください。湯せんにかける場合は鍋肌に触れると融解する恐れがあるため、ボウルにお湯を張った状態での湯せんをおすすめします。
  • 炊飯器の保温調理で使用する場合は、お使いの炊飯器の保温温度とジップ付き保存袋の耐熱温度を確認してからお作りください。

割り箸や竹串、爪楊枝等の加熱調理への使用

  • 割り箸や竹串が鍋やフライパンから大きくはみ出ていると、ガス火で調理する場合は引火してしまう可能性があるため、燃えやすいものは調理器具からはみ出さないようにご注意ください。

使用食材について

じゃがいも

  • じゃがいもの芽には毒が含まれるため、必ず芽は取り除いてからご使用ください。非加熱で召し上がると消化不良の恐れがあるので、しっかりと加熱してからお召し上がりください。

料理酒・ワイン・ブランデー等のアルコール類

  • 非加熱で料理酒やみりんを使用しているレシピは、加熱を行いアルコールを飛ばし粗熱をとったものを使用しています。
  • 料理酒・ワイン・ブランデーなどのアルコール類が含まれるレシピは、加熱の状態によってはアルコールが含まれる可能性がありますので、お子様やアルコールに弱い方、妊娠中の方、授乳中の方はご注意ください。また、運転時、スポーツ時、入浴時はアルコールの摂取をお控えください。
  • ご家庭で梅酒などのお酒を作る場合は酒税法に触れる恐れがあります。販売用には使用せず、ご自宅でお楽しみください。使用する酒は、アルコール分20度以上のもので、かつ、酒税が課税済みのものをお使いください。

ホットケーキミックス

  • ホットケーキミックスはベーキングパウダーと砂糖が入っているものを使用しています。ホットドックなどの揚げ物のレシピは爆発の恐れがあるので、必ずベーキングパウダーと砂糖が入っているものをご使用ください。

チーズ

  • チーズを非加熱で使用しているレシピは、加熱を行わなくても食べられるものを使用しています。ご使用のチーズによっては加熱をしないと食べられないものもございますので、チーズを加熱せず召し上がる場合はご注意ください。

レモン

  • レモンの皮等を使用するレシピで、レモンの防カビ剤が気になる方は防カビ剤不使用のものをご使用ください。

粉ゼラチン

  • 粉ゼラチンにはふやかすタイプやふやかさずに使用できるタイプなどがあります。また、使用するお湯の温度はご使用のメーカーによって異なります。パッケージの表記に従ってお作りください。
  • ゼラチンは沸騰させてしまうと固まりにくくなってしまいますので、沸騰させないようご注意ください。
  • たんぱく質分解酵素を含む生のパイナップル、キウイ、パパイヤなどのフルーツや酸味の強いレモンなどを入れると固まらないことがありますので、ご注意ください。

寒天

  • 寒天は必ず1~2分沸騰させないと凝固率が下がり固まりにくくなってしまいますので、必ず沸騰した状態で1~2分加熱を行ってください。
  • 加熱後は常温で固まりますので、型に入れる前に粗熱を取りすぎてしまわないようにご注意ください。

モロヘイヤ

  • ご家庭で育てられたモロヘイヤには、種子、さや、未熟な若葉が含まれる可能性があります。これらには毒性が含まれるため、モロヘイヤは、スーパーでお買い求めいただくことをおすすめします。

ニンニク

  • 生のニンニクにはアリシンという殺菌成分が含まれており、体調や体質によっては腹痛が起きる可能性があります。生のニンニクの摂り過ぎには十分注意してください。

ベーコン、ウインナー

  • ベーコンやウインナーを非加熱のまま使用しているレシピは、非加熱でも召し上がれるものを使用しています。ご使用のものによっては加熱しないと召し上がれないものもございますので、パッケージの表記をご確認ください。

青唐辛子

  • 青唐辛子などの唐辛子は触った際にひりひりと熱くなる場合がありますので、ビニール手袋などを着用して調理することをおすすめします。
  • 青唐辛子を触った手で目や口に触れると痛みを生じることがありますので、ご使用の際は十分にご注意ください。

牛乳、豆乳

  • 無調整豆乳や調製豆乳、牛乳は、沸騰させたり加熱しすぎると分離する可能性があります。火加減に注意しながら加熱をしてください。

お料理参考情報をご利用いただくにあたって

調理時間・費用

調理時間はおおよその目安を表記しております。費用に関しては使用量のみの概算値を記入しております。

栄養成分表示

レシピの栄養成分は、弊社独自のシステムにより自動算出しております。ご利用にあたり、以下の注意点をご一読ください。

  • 文部科学省の「日本食品標準成分表2015(7訂)」を元に算出し表示をしています。
  • 食品成分表に収載されていない食材は概算での計算になります。
  • 医師の指示のもと栄養指導を受けている場合は、表示数値は目安とし、ご自身で計算した数値をご利用ください。

以下の材料(食材)を使用している場合は、栄養価が正しく表示されないことがあります。

  • 塩ゆで、塩もみ、煮汁など、実際に摂取しない塩分
  • 適量で表示されている食材

最後に

クラシルは、皆様の健康的で安全な料理生活のサポートに役立てるよう、レシピ考案、動画作成、アプリ開発に努めております。手作り料理で素敵な食卓を彩れるよう、今後も改善に取り組んで参ります。
何かお困りのことやご相談がございましたら、クラシル サポートセンター info@kurashiru.com 宛にご相談ください。

行政などから公表されている情報なども利用し、楽しい料理生活をお送りください。