【玄米】の基本の炊き方と、簡単アレンジレシピ15選

玄米とは、もみ殻を取り除いただけの、精米していない米のことを言います。白米にはない独特の風味と旨味があり、粘り気のないぷちぷちとした食感が特徴です。最近では日頃から玄米を食べているという方も多いですよね。
そのまま食べてももちろんおいしいですが、特有の味わいと食感を活かして、おにぎりやチャーハンなどにアレンジするのもおすすめです。

今回は、玄米の基本の炊き方から、色々なアレンジレシピまで合わせてご紹介します。日頃玄米を食べている方も、まだ馴染みがないという方も、ぜひ参考にして玄米を楽しんでみてくださいね。

まず最初にご紹介するのは、玄米の基本の炊き方です。白米よりも硬いので、水は少し多めになっています。玄米同士を擦り付けるようにしっかり研ぐことで、表面の硬い部分が少し削られ、柔らかい食感に仕上がりますよ。
また、玄米2合に対して塩小さじ1/2程度を加えて炊くと、よりふっくらと仕上がります。

こちらは、鶏肉・しめじ・にんじんを入れた玄米の炊き込みご飯です。玄米の独特な風味が苦手な方でも食べやすいレシピですよ。しめじを舞茸やしいたけに変えてもおいしくいただけます。

こちらのレシピでは、無洗米の玄米を使用しています。普通の玄米を使用される場合は、パッケージの表示通りに浸水してくださいね。

さつまいもとあずきの炊き込みご飯です。ほくほくのさつまいもとほんのり甘いあずきがよく合い、ほっこりするやさしい味わいに仕上がりますよ。仕上げに黒ごまをかければ、風味が増してお箸が止まらないおいしさです。

あずきの煮汁を加えて炊くことで風味がよく、味わい深くなりますよ。煮汁は粗熱を取ってから使いましょう。

発芽玄米を使用し、インドネシア料理のナシゴレンを身近にある調味料で和風にアレンジしました。生姜の風味と鷹の爪の辛味がアクセントになり、一度食べたらやみつきになる味わいです。

鶏ひき肉は全体がパラパラになるまで炒めることが、旨味を引き出すポイントです。お手軽にオシャレでおいしい一皿が出来上がりますので、ぜひお試しくださいね。

続いても発芽玄米を使用した、チョリソーの辛さが後をひくカレーピラフです。甘みのある玉ねぎとほんのり苦いピーマンにカレーの風味がよく合いますよ。

バターで炒めることで、香り豊かなピラフに仕上がります。発芽玄米のもちもちとした食感が活きるレシピですよ。チョリソーはふつうのソーセージに代えてもおいしくいただけます。

こちらは、つなぎに発芽玄米を使ったハンバーグです。もちもち食感の発芽玄米を混ぜ込むことで、ハンバーグ全体がジューシーな仕上がりに。旨味もプラスされるので、食べごたえ抜群の一品です。

牛豚合いびき肉から脂が出ますので油をひいていませんが、フライパンによって焦げつきやすい場合はサラダ油をひいてください。

ミニサイズで手軽にパクッと食べられる。玄米と香味野菜のみそ焼きおにぎりです。玄米に混ぜた大葉とみょうがが爽やかに香り、香ばしく焼けた味噌がたまらないおいしさですよ。小腹が減った時や、お酒の後のシメの一品にもおすすめです。

玄米は白米に比べてまとまりにくいので、ラップを使ってしっかりと握ってくださいね。ぎゅっと力を入れて、お米同士がくっつくように意識すると良いでしょう。

歯ごたえのあるタケノコと、香ばしい風味が広がる桜えびの混ぜご飯です。水煮のタケノコを使用していますので、フライパンでさっと煮るだけで味が染みこみますよ。冷めてもおいしいのでおにぎりや、焼きおにぎりにもおすすめ！

白だしは商品によって味の濃さや風味が異なるので、パッケージに記載されている量を見ながらお好みで調節してみてくださいね。

黄色と緑の色合いがきれいな、とうもろこしと枝豆の玄米混ぜご飯です。枝豆とコーンは冷凍のものを使うのでとってもお手軽！コーンの甘みとバターの風味がよく合い、とてもおいしい混ぜご飯に仕上がります。

今回は和風の顆粒だしを使いましたが、お好みで顆粒のコンソメや、鶏ガラスープの素でもおいしくお作りいただけます。

味噌の風味がおいしい、ふわふわとろーりとした和風の長芋ソースで作るドリアはいかがでしょうか。アツアツに溶けたチーズと、長芋ソースがプチプチ食感の玄米とからんで、やみつきになる味わいですよ。

ささみは筋取りをしてから1.5cm幅程度のそぎ切りにしましょう。和風の長芋ソースに、あっさりとしたささみがよく合いますよ。

見た目も鮮やかでオシャレな玄米カレーです。玄米の食感はカレーとも相性抜群！普段のカレーも揚げ焼きした野菜をのせるだけでぐんと豪華になりますよ。野菜は季節によりお好みのものをお使いくださいね。

今回は野菜を素揚げするより油が少量で済む揚げ焼きにしてみました。野菜そのものの味とカレー、風味豊かな玄米の組み合わせを楽しめますよ。

さっぱりといくらでも食べられそうなライスサラダをご紹介します。カラフルな歯ごたえのよい野菜とプチプチ食感の玄米を、爽やかなレモンが香るドレッシングで和えました。ドレッシングで具材を混ぜ合わせた後、しばらく置いておくと味がしっかりと染みこみますよ。

炊いた玄米は冷水で洗い、表面のぬめりを取っておくことがおいしいライスサラダに仕上がるポイントです。

アメリカで人気のケイジャン料理「ジャンバラヤ」を玄米で簡単にアレンジしてみました。香りのよいスパイスのクミンと、酸味と辛味が効いているタバスコがアクセントとなり、スパイシーな香りと味わいがたまらないおいしさです。

調味料を入れた後はあまり混ぜすぎず、木べらで全体を切るように手早く混ぜることがポイントです。肉や野菜はお好みのものにアレンジしてもおいしいですよ。

炊いた玄米で気軽に作れる、ベーコンとしめじのチーズリゾット風です。とっても簡単ですが、バターのコクやベーコンとしめじのうま味が玄米にたっぷりと染み込み、濃厚なおいしさが味わえますよ。

ごはんを入れた後は混ぜすぎると粘り気が出てしまいますので、全体を大きくさっくり混ぜることがポイントです。粉チーズをブルーチーズに変えても、さらに濃厚になり美味しいですよ。

最後にご紹介するのは本格的な味わいの、ブルーチーズとクルミの玄米リゾットです。生の玄米を炒め、軽く混ぜながら煮ていきます。独特の風味がくせになるブルーチーズと、濃厚な生クリームを使用したリッチな一品です。クルミのカリカリした食感と玄米の食感がよく合いとてもおいしいですよ。

玄米を煮る際は、粘り気がでないよう木べらでさっくりと切るように混ぜましょう。本格的で濃厚なリゾットはおもてなしや、ワインなどのお酒にもぴったりですよ。

いかがでしたか？今回は玄米の炊き方をはじめ、玄米の特徴や食感を生かしたアレンジレシピをご紹介しました。あまり玄米を食べ慣れていない方も手軽に作れるものばかりですので、この機会に玄米を日頃のメニューに取り入れてみてくださいね。