最終更新日 2023.8.31

ザーサイってなに?特徴やメンマとの違い&活用レシピをご紹介!

ザーサイってなに?特徴やメンマとの違い&活用レシピをご紹介!

中華料理やラーメンのトッピングでおなじみの「ザーサイ」とは一体どんな野菜なのでしょうか。この記事ではその特徴や「メンマ」との違い、さらにおすすめの食べ方などをご紹介します。ぜひザーサイのコリコリとした食感をお楽しみください!

  • 目次
  • ザーサイってなに?
  • ザーサイとはどんな野菜?
  • ザーサイの歴史
  • メンマとの違いは?
  • ザーサイのおすすめの食べ方
  • ザーサイを使ったレシピをご紹介
  • 豆もやしとザーサイの和え物
  • たっぷりもやしと長ねぎのザーサイ中華炒め

ザーサイってなに?

まずは、ザーサイの特徴をチェックしてみましょう!

ザーサイとはどんな野菜?

ザーサイとは、高菜の仲間で、からし菜の一種です。コリコリとした歯ごたえを楽しめることから「畑のアワビ」と呼ばれることもあります。

ザーサイという野菜自体はよく知らないけど、瓶に詰められたザーサイならピンと来るという方も多いかもしれませんね。日本で「ザーサイ」と呼ばれ定着しているものは、正確には「ザーサイの漬物」のことなんですよ。

ザーサイの歴史

ザーサイの歴史は意外と浅く、今から100年ほど前、中国の四川省で栽培されはじめたとされています。現在の主な生産地も同じく中国なので、日本では野菜そのものが流通していることはほとんどありません。

ザーサイには、茎のつけ根部分に「青頭菜(チントウツァイ)」という、でこぼことこぶ状に膨らんだ部分があります。このチントウツァイを塩と酢で漬け込んだものが、スーパーでもよく見かける、瓶に詰められたザーサイの漬物です。

ちなみに、ザーサイは漢字で「搾菜」と書きます。これは、漬物作りの中で塩分をしっかり絞る行程があることに由来しているんですよ。

メンマとの違いは?

ザーサイとメンマ、使い方や色味はよく似ていますが、原料や作り方はもちろん、味わい、食感も大きく異なる、まったくの別物です。

「メンマ」とは、台湾発祥の発酵食品のことで、「支那竹(しなちく)」とも呼ばれています。ミャンマー原産の植物「麻竹(マチク)」から採れるたけのこを柔らかくなるまで煮て、乳酸発酵させたものが「メンマ」となります。柔らかくもしなやかな噛み応えとさっぱりとした味わいは、自然の菌の力で生まれる唯一無二のものなんですよ。

ザーサイのおすすめの食べ方

ラーメンの具材やお酒のおつまみとしていただくイメージが強いザーサイですが、旨みと食感を活かして、味つけのアクセントに使うのもおすすめです。

ザーサイと相性のよい食材はラーメンだけでなく、そうめん、冷やし中華、焼きそばなどの麺類や、サラダや冷奴、和え物といったさっぱりした料理、さらに餃子やチャーハン、卵焼き、炒め物など多岐にわたります。

これらにザーサイを少し加えるだけでほどよい塩気と旨み、コリッと心地よい食感がプラスされ、いつもとはひと味違う、ワンランクアップした味わいに仕上がりますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。

ザーサイを使ったレシピをご紹介

おすすめの食べ方を確認したところで、ここからはザーサイを使ったレシピをご紹介します。この機会にぜひレパートリーに取り入れて、料理の幅を広げてみてくださいね。

豆もやしとザーサイの和え物

野菜のシャキシャキとした食感が楽しい、豆もやしとザーサイの和え物です。ポイントは、野菜の水気をしっかり切ること。こうすることで野菜に調味料がよく馴染み、味がぼやけることなく、おいしく仕上がります。お酒のおつまみはもちろん、箸休めにもおすすめです。

たっぷりもやしと長ねぎのザーサイ中華炒め

長ねぎやしょうが、ニンニクの風味が食欲そそる、たっぷりもやしと長ねぎのザーサイ炒めのご紹介です。シンプルな炒め物に旨みたっぷりのザーサイをプラスして、深みのある味わいに仕上げました。フライパンひとつで簡単に作れるのもうれしいポイントです!ぜひお試しください。

長ねぎとザーサイのラー油和え

余りがちな長ねぎの青い部分を使った、絶品おつまみレシピをご紹介します。火を使わず、材料を切って和えるだけの簡単レシピですが、味は絶品!ザーサイの塩気とラー油のピリッとした辛さが食欲を刺激して、箸が止まらなくなるおいしさですよ。ぜひ試してみてくださいね。

豚バラ肉とザーサイの炒め物

煮物にすることが多い切り干し大根を豚バラと長ねぎ、ザーサイと一緒に炒めて、いつもとはひと味違うおいしさに仕上げました。白菜やキノコをプラスすると、食べ応えもアップしますよ!

蒸し鶏とザーサイのピリ辛和え

淡白な鶏むね肉と水菜にごま油とラー油、ザーサイの刺激的な風味がよく合い、やみつきになること間違いなし!電子レンジを使って簡単に作れるので、品数を増やしたいときや忙しいとき、時間がないときなどさまざまなシーンで役立ちます。

おつまみに 豚肉とザーサイのレンジ蒸し

箸休めやお酒のおつまみに、豚肉とザーサイのレンジ蒸しはいかがですか?ごま油とにんにくの風味を効かせることで、電子レンジでパパッと作ったとは思えないほど本格的な味わいに仕上がります。ザーサイのこりっとした歯ごたえも併せてお楽しみくださいね。

コリコリ食感が楽しい ザーサイのマグロ山かけ

食べやすい大きさに切ったマグロとアボカドに、みじん切りにしたザーサイを加えた山かけをたっぷりかけて、味も見た目も食感も大満足の一品に仕上げました。ザーサイの塩気と中華ドレッシングで手軽に味つけできるので、お料理初心者の方にもおすすめです。

ザーサイたっぷりチャーハン

そのまま食べても美味しいザーサイを、みじん切りにしてチャーハンに混ぜました。コリコリした食感とちょうどよい塩気がごはんに合って、さっぱりと食べられます。ねぎやニンニクの香ばしさも加わってとても美味しいので、ぜひ試してみてくださいね。

おつまみに ザーサイ揚げ餃子

刻んだザーサイと豚ひき肉を餃子の皮で包み、さっと揚げ焼きにしました。冷蔵庫に少しずつ残った材料の組み合わせですが、ザーサイの食感がビールにとても合うおつまみですよ。簡単ですのでぜひ作ってみてくださいね。

新しいおいしさ見つけた!ザーサイで料理の幅を広げよう

いかがでしたか?今回はザーサイの特徴やメンマとの違い、おすすめの食べ方などをご紹介しました。

そのまま食べても十分おいしいザーサイですが、切るだけ、和えるだけ、炒めるだけというシンプルな調理法でもびっくりするほどおいしい一品を作ることができます!お酒のおつまみにはもちろん、あと一品欲しいときや忙しいときのお助けメニューとして、ぜひ作ってみてくださいね。

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