最終更新日 2023.3.30

【香草】を使ったおしゃれなレシピ15選

【香草】を使ったおしゃれなレシピ15選
  • 目次
  • 「香草」を手軽に料理に取り入れてみよう!
  • ドライハーブを使った簡単レシピ
  • 見た目も楽しい!香草パン粉で串カツ
  • メイン料理に!簡単ブリの香草パン粉焼き
  • ハーブ香る!鹿肉のカツレツ
  • 簡単おつまみ!カマンベールフォンデュ
  • フレッシュハーブを使ったレシピ
  • おしゃれで簡単!ムール貝の香草パン粉焼き

「香草」を手軽に料理に取り入れてみよう!

「香草」とは、香りに特徴があるハーブのことをいいます。バジル、タイム、ローズマリー、ディル、セージなど、様々な種類があり、肉・魚の臭み消しや風味付けに使います。

香草を使った料理というと、凝った料理のような気がしますが、実は普段の料理に手軽に取り入れることができるんです。香草を加えることで料理の味が引き立ち、ワンランク上の味わいを楽しむことができますよ。

今回は、乾燥させた「ドライハーブ」と生の「フレッシュハーブ」に分けて、種類別に香草を使ったレシピをご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

ドライハーブを使った簡単レシピ

まずは、手軽に楽しめるドライハーブを使ったレシピからご紹介します。乾燥したハーブは、1年中手に入り、値段も手頃なのが嬉しいポイント。保存性が高いので、常備しておくと様々な料理に使えて便利です。

見た目も楽しい!香草パン粉で串カツ

こちらのレシピは、パン粉にバジル、オレガノ、粉チーズを加えた、鶏むね肉の串揚げです。ハーブと粉チーズの風味が効いているので、何もつけなくてもおいしく食べられますよ。串に刺すと見た目も楽しめるので、少ない量でも満足感を得やすいのが嬉しいですね。

今回は、鶏むね肉を一口大に切って串に刺していますが、鶏むね肉の代わりに鶏もも肉を使ったり、長ねぎやうずらの卵を間に挟んでもおいしいですよ。自由な発想でアレンジを楽しんでみてくださいね。

メイン料理に!簡単ブリの香草パン粉焼き

塩焼きや照り焼きなど、いつも同じようなメニューになりがちなブリですが、香草を効かせて洋風にアレンジしてみてはいかがでしょうか?バジルやパセリ、ガーリックパウダーを混ぜ合わせたパン粉をつけて、オリーブオイルでこんがりと焼き上げました。香草が香るサクサクの衣と脂がのったブリの組み合わせがおいしいですよ。

ブリは下ごしらえをきちんと行うことで、臭みが取れておいしく仕上がります。ブリの両面に塩を振って10分程置くと、表面に余分な水分が出てくるので、この水分をキッチンペーパーでやさしく押さえて拭き取ります。このひと手間で、味がグンとよくなりますよ。

ハーブ香る!鹿肉のカツレツ

ちょっと贅沢に、鹿肉を使ったカツレツはいかがでしょうか?やわらかい鹿肉に粉チーズとハーブが効いたサクサクの衣がおいしい一品。衣にしっかりと味がついているので、ソースがなくてもおいしくお召し上がりいただけます。お好みでレモンを絞って、さっぱりといただくのもおすすめですよ。

鹿ブロック肉は麺棒で叩いて、厚さ1cmになるまで伸ばします。こうすることで、肉の繊維が壊れて肉質がやわらかくなり、焼き縮みを防ぐことができますよ。鹿肉はロースを使用していますが、もも肉でもおいしくお作りいただけます。パン粉はキメの細かいものがカリッとした食感になっておいしいですよ。

簡単おつまみ!カマンベールフォンデュ

カマンベールを丸ごと使った、おしゃれなカマンベールフォンデュです。カマンベールにオリーブオイルやマスタードなどを混ぜ合わせたソースを塗り、スライスしたニンニクと乾燥ローズマリーをのせて焼き上げました。簡単なのにおしゃれに見えるので、おもてなしの一品にもおすすめ。ニンニクとローズマリーの風味が効いて、ワインのお供にぴったりです。

今回はオーブンで焼いていますが、オーブントースターでもおいしく焼けます。その場合は、1000w220℃で10分を目安に、様子を見ながら焼いてください。焼き色がつきやすい場合は、アルミホイルをかけるといいですよ。

フレッシュハーブを使ったレシピ

ここからは生のハーブを使ったレシピをご紹介します。生のハーブはフレッシュで香りも強いのが特徴。使い方は簡単なので、ぜひ挑戦してみてください。

おしゃれで簡単!ムール貝の香草パン粉焼き

見た目もおしゃれなムール貝のパン粉焼き。手が込んでいるように見えて、実はオーブントースターを使って簡単に作れるんです。ムール貝に、パプリカのみじん切りや生パセリ、ニンニクなどを混ぜ合わせたパン粉をのせて焼くだけ。ムール貝のぷりぷりとした身にニンニクやパセリの風味が効いて、食欲をそそりますよ。ワインとの相性もばっちりです。

このように、パン粉の代わりに細かく砕いたポテトチップスを使うのもおすすめです。ポテトチップスのカリカリとした食感や程よい塩味がアクセントになっておいしいですよ。ぜひこちらもお試しくださいね。

具だくさんソースで食べるズッキーニのカルパッチョ

生のズッキーニを輪切りにして、具だくさんのソースをかけたカルパッチョです。オリーブオイルにニンニク、フレッシュバジル、ブラックオリーブ、赤パプリカを加えて食べごたえのあるソースに仕上げました。シャキシャキとした食感のズッキーニにバジルの爽やかな香りがアクセントになって、癖になる味わいですよ。

ズッキーニは中心から円を描くように並べていくと見た目もきれいに仕上がりますよ。ソースはスプーンですくって、まんべんなくズッキーニにかけましょう。ブラックオリーブの代わりにグリーンオリーブ、赤パプリカの代わりに黄パプリカを使うなど、配色を代えてみるのもいいですね。

パセリで色鮮やか!さっぱりソースでチキンソテー

皮はパリッと身はジューシーに焼き上げた鶏もも肉のソテーに、たっぷりのパセリを混ぜ合わせたバターレモンソースをかけました。バターやレモン、パセリの風味が食欲を刺激し、どんどん食べ進めたくなるおいしさです。鶏もも肉は皮の方から焼いて、焼き色がつくまで裏返さないのがポイント。フライ返しで押さえながら焼くと、パリッと焼けますよ。

鶏もも肉を焼いたら、同じフライパンでソースを作ります。鶏肉の余分な脂を拭き取ってからバターを入れてくださいね。バターが溶けたら刻んだパセリとレモン汁を加え、塩こしょうで味を調えて完成です。

ローズマリー香る グリルパンでおしゃれな香草焼き

切った野菜と魚を並べて、オーブントースターで焼くだけなのに、おしゃれに仕上がるグリルパン料理。ちょっとしたパーティーやおもてなし料理にもぴったりの一品です。オリーブオイル、白ワイン、塩だけのシンプルな味付けですが、ローズマリーや生バジルの風味が具材から出てくるスープにうつって、贅沢な味わいが楽しめますよ。そのまま食卓に運べるので、熱々のまま食べられるのも嬉しいですね。サーモンの代わりに鶏肉を使ってもおいしくお召し上がりいただけます。

彩りよく具材を並べたら、あとはオーブントースターで焼くだけ。グリルパンがない場合は、耐熱容器に入れてアルミホイルをかぶせてから焼いてください。焼き時間は様子を見ながら調節してくださいね。

料理初心者の方にもおすすめ!ヒラメのホイル焼き 

ヒラメの切り身を使ったホイル焼きです。アルミホイルにヒラメ、バター、レモン、ローズマリーをのせて包んだら、あとはオーブントースターにお任せなので、料理初心者の方にもおすすめ。レモンとローズマリーの爽やかな風味にバターのコクが効いて、食欲をそそりますよ。

アルミホイルに具材をのせたら、しっかりと閉じて、中から汁がこぼれないようにしましょう。鉄板にのせて焼くと安心ですね。魚は鮭などの白身魚でもおいしくお作りいただけます。

簡単保存食!ローズマリー香るカツオのオイル漬け

カツオを使って手作りツナに挑戦してみませんか?一見難しそうにみえますが、フライパン1つで作れるので、意外と簡単なんですよ。ローズマリーの香りが効いて、食べごたえも満点。お酒のおつまみやごはんのお供にもぴったりです。

カツオの表面をオリーブオイルでこんがりと焼いたら、オリーブオイルを足して、弱火でじっくりと火を通していくのがポイント。途中で返して、全体をまんべんなく加熱しましょう。出来上がったら、粗熱が取れてから清潔な容器にオイルごと移して保存します。蓋は完全に冷めてから閉めてくださいね。

シンプルなのにおいしい!野菜のロースト

生のタイム、ローズマリー、パセリを使った、じゃがいもとパプリカのローストです。塩と黒こしょうだけのシンプルな味付けですが、バターやオリーブオイル、ニンニク、ハーブの香りがしっかり野菜に染み込むので、おいしく仕上がります。ちょっとおしゃれな野菜料理が食べたくなったら、ぜひ作ってみてくださいね。

じゃがいもにこんがりとした焼き色がつくまで炒め、ニンニクの風味をしっかりつけることがポイント。ニンニクとこんがり焼いた香ばしい風味でうま味がアップしますよ。

ヨーグルトの冷製スープ「タラトル」

火を使わないで簡単に作れる、冷たいヨーグルトスープ「タラトル」のご紹介です。タラトルとは、ブルガリアの伝統料理の一つで、ヨーグルトに細かく刻んだきゅうり、くるみ、ディルなどを混ぜ合わせて作る、さっぱりとした味わいが特徴の冷製スープです。爽やかな風味なので、暑くて食欲がないときにもおすすめです。

ヨーグルトと刻んだ具材、すりおろしたニンニク、塩を混ぜ合わせたら、水を注いでのばします。器に入れて、仕上げにオリーブオイルと黒こしょうをかければ完成。火を使わずに手早く作れるので、暑い季節には嬉しいですね。

大人の味わい ディルが爽やかに香るポテトサラダ 

ヨーグルトを加えたマヨネーズソースに、爽やかな香りのディルを加えて、大人な味わいのポテトサラダにしました。さっぱりとしたソースにディルの香りが引き立ち、ワインとも相性抜群。いつもと違うポテトサラダが食べたくなったら、ぜひお試しくださいね。

ディルを加えるだけでおしゃれなサラダに仕上がるので、おもてなしの一品にもおすすめ。サーモンやハムを加えると見た目も華やかになり、ボリュームも出ますよ。お好みでアレンジしてみてくださいね。

風味豊か!ディルとレモンのフレーバーバター

生のディルをたっぷり使ったフレーバーバターです。ディルのすがすがしい香りに、レモンの爽やかな香りとガーリックの風味もほのかに香り、とても風味豊か。パンに塗ったり、肉や魚料理に添えるとおしゃれに仕上がり、食材の味もぐっと引き立ちます。様々な料理に活用してみてくださいね。

バターは常温に戻してやわらかくしておきましょう。材料を混ぜ合わせたら、クッキングシートに包んで棒状に成形し、両端をキャンディーのようにねじって冷蔵庫で冷やし固めます。簡単に作れるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

セージの風味が効いた白身魚の白ワイン煮込み

最後にご紹介するのは、セージと白ワインを使って煮込む、おしゃれな魚料理です。セージの風味やミニトマトの酸味でさっぱりとした味わいですよ。コンソメで味付けしているので、スープまでおいしくいただけます。手が込んでいるように見えて、フライパン1つでできる手軽さが嬉しいですね。

魚は白ワインをふりかけて、セージをのせて5分おきます。こうすることで、魚の臭みが取れつつもセージの風味がしっかり染み込んで、魚がおいしく仕上がりますよ。白身魚は、今回はたらを使用しましたが、鯛やヒラメでもおいしくお作りいただけます。

ドライハーブとフレッシュハーブを使い分けよう

いかがでしたか?シンプルな定番メニューでも、アクセントに香草を使うだけでおしゃれな一品に早変わり。簡単にお作り頂けるレシピばかりなので、ぜひ試してみてください。

今回はドライハーブとフレッシュハーブを使った料理を分けてご紹介しましたが、どちらも互いに代用できるので、手に入りやすい方で挑戦してみてください。ただし、それぞれ使用量は異なるので、お好みに合わせて調整してみてくださいね。

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