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アペタイザーとは?意味や特徴、おうちで作れる簡単レシピをご紹介!

アペタイザーとは?意味や特徴、おうちで作れる簡単レシピをご紹介!

飲食店などで見かけることの多い「アペタイザー」。英語で「前菜」を意味する言葉で、メイン料理に向かって食欲をわかせる役割があるんです。この記事では、アペタイザーの意味のほか、オードブルやアンティパストとの違いについて解説します。おいしいアペタイザーのレシピもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 目次
  • アペタイザーとは?
  • アペタイザーとオードブルの違いは?
  • アペタイザーにはどんな料理があるの?
  • ぱぱっと手軽に作れるアペタイザーのレシピ
  • アペタイザーを作っておうち時間を楽しもう

アペタイザーとは?

「アペタイザー(Appetizer)」とは、英語で「前菜」を意味する言葉です。ラテン語の「食欲(appetitus)」が語源となっており、メインの料理をおいしく食べるために食欲を刺激する料理、すなわち「前菜」を表しています。

アペタイザーとして提供されるのは気軽につまめるような小ぶりなサイズの料理で、メイン料理に向けて食欲をそそるような味の濃いものや、塩気や酸味が効いた軽めのものが多いようです。

ちなみに、アペタイザーに似ている言葉に「アペリティフ(Apéritif)」がありますが、これはフランス語で食前酒のことを指します。アペタイザーと同じように食事前に食欲を増進させるのが目的ですが、お酒のみを指すのではなく、食前に飲み物やおつまみを楽しみながらリラックスするという習慣そのものを意味する言葉としても使われているようです。

アペタイザーとオードブルの違いは?

お店やパーティーなどで見かける言葉に「オードブル(Hors-d’œuvre)」がありますが、これはフランス語でアペタイザーと同じく「前菜」という意味なのです。直訳すると「作品の外」となり、献立外の料理という意味合いをもちます。

フランス料理のコースでは、スープの前に提供される料理のことを指します。食欲を増進させる役割がありますが、これもアペタイザーと同じ。塩味や酸味が効いた味わいで彩りも美しく、見た目からも食欲を刺激されるような華やかさのある料理が多いようです。ただし、日本ではパーティーで提供されるような盛り合わせの大皿料理のことも「オードブル」と呼ぶことがあります。

ちなみに、居酒屋や日本料理店などでは、前菜として提供される料理のことを「先付け」や「お通し」と呼び、イタリア語では「アンティパスト(Antipasto)」と呼びますが、どれも一度は聞いたことがある方も多いかもしれません。このことからも、さまざまな国に「前菜」として位置づけられた料理があることが分かりますね。

アペタイザーにはどんな料理があるの?

アペタイザーはひとくちで食べられるような小さなサイズで、塩気や酸味が効いた、少し食べることで食欲を刺激するような味わいの料理ということがわかりました。それでは一体どのようなものがあるのか、以下で簡単に見てみましょう。

チーズや生ハム、オリーブなど

塩気の効いたチーズや生ハム、オリーブなどは定番で、そのまま盛り合わせるだけで華やかな雰囲気になり、食前酒にもよく合います。さっと用意できるのでアペタイザーにぴったりです。チーズにトマトを合わせたカプレーゼもおすすめですよ。

マリネ

野菜や魚介類、生ハムなどを甘酸っぱいマリネ液で和えた一品は、程よい酸味が食欲を促してくれます。野菜ならトマトやパプリカ、ナスなど、冷蔵庫によくある野菜でぱぱっと作れますよ。魚介類ならタコやサーモンなどが手軽でおすすめです。

カナッペ

薄切りのパンやクラッカーの上にさまざまな具材をのせたカナッペは、ひとくちで食べられる気軽さがアペタイザーにぴったり!クリームチーズやサーモン、ツナ、ミニトマトなど、お好きな食材を使って簡単に華やかな一品が作れますよ。果物をのせるのもおすすめです。

ぱぱっと手軽に作れるアペタイザーのレシピ

アペタイザーがどんなものかわかったところで、ここからはアペタイザーにおすすめのレシピをご紹介します。どれも簡単に作れるのに華やかで見栄えのよい料理ばかりなので、おもてなしにもぴったりですよ!ぜひ気になるレシピを作ってみてくださいね。

アンティパストの定番 トマトとモッツァレラのカプレーゼ

シンプルでおいしいトマトとモッツァレラのカプレーゼはアペタイザーの定番!モッツァレラチーズのやさしいミルクの風味とトマトの酸味がよく合います。バジルの爽やかな風味もアクセントになり、前菜にぴったりの一品です。

簡単オードブル ケーキみたいなポテトサラダ

食卓が華やぐ、ケーキのようなポテトサラダを作ってみませんか?手が込んでいるように見えますが、材料を重ねていくだけなのでとっても簡単!お子様も喜ぶかわいらしい見た目なので、ホームパーティーの一品にいかがでしょうか。

ミニトマトマリネ

甘酸っぱさが食欲をそそる、ミニトマトのマリネのレシピです。マリネ液にはレモン汁を加えて、ほどよく酸味のある爽やかな味わいに仕上げました。湯剥きしたミニトマトはやわらかい食感で食べやすく、味もしっかりと馴染んでとてもおいしいですよ。

ラ・フランスの前菜サラダ

ラ・フランスにイカを合わせたサラダのご紹介です。ほんのりとした酸味ととろけるような食感が特徴のラ・フランスと、淡白で旨味のあるイカの相性がよく、クセになる味わい。すっきりとしたセロリの風味も味のポイントになった、バランスのよい一品です。

カプレーゼ風アボカドボート

アボカドの器でいただく、カプレーゼ風の一品です。半分にカットしたアボカドのくぼみにモッツァレラチーズとミニトマトを入れて、華やかでインパクトのある見た目に仕上げました。カプレーゼのアレンジメニューとしておすすめなので、ぜひお試しくださいね。

焼き野菜のバルサミコマリネ

バルサミコ酢を使った焼き野菜のマリネをご紹介します。こんがり焼いて甘みの増した野菜をバルサミコ酢やしょうゆなどで作るマリネ液に漬けました。濃厚な風味のバルサミコ酢とやさしい甘さのはちみつの組み合わせが絶妙なバランスで、お酒もすすむおいしさに仕上がっています。簡単なのでぜひ作ってみてくださいね。

アペタイザーを作っておうち時間を楽しもう

前菜を意味するアペタイザーは、メインをよりおいしく楽しむための小さくて手軽な料理です。見た目も華やかで、視角的にも食欲がわいてきます。今回ご紹介したレシピは、材料さえ揃えればぱぱっと作れる簡単なものばかり。ぜひ気になるレシピをお試しいただき、おうち時間を楽しんでくださいね。

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