色鮮やかでかわいらしい「マカロン」は、バレンタインのプレゼントにぴったり!おうちで作るのはハードルが高そうなイメージがありますが、失敗しないコツを押さえれば意外と簡単ですよ!今回はマカロンの作り方をはじめ、失敗しやすいポイントやおすすめのレシピ、おしゃれなラッピングなどをご紹介します。
失敗しない「チョコレートマカロン」の作り方!ポイントを解説
- 目次
- チョコレートマカロンの作り方
- チョコレートマカロンの失敗しやすいポイント
- 焼く前の失敗
- 焼いた後の失敗
- よくある質問
- バレンタインにぴったり!マカロンのアレンジレシピ
- くまマカロン
- 宝石みたいな デコマカロン
チョコレートマカロンの作り方
まず最初に、チョコレートマカロンの基本的な作り方をご紹介します。こちらのレシピはポイント解説付きなので、初めて作る方でも分かりやすい内容になっています。「マカロナージュ」など失敗しやすい工程も、動画を観ればすぐにコツを掴むことができますよ!ぜひ作り方をマスターして、お好みの色や形にアレンジしてみてくださいね。
材料(20個分)
----- 粉類 -----
アーモンドプードル 95g
粉糖 80g
ココアパウダー 5g
----- メレンゲ -----
卵白 (Mサイズ) 2個分
グラニュー糖 70g
----- ガナッシュ -----
ビターチョコレート 100g
生クリーム 80ml
作り方
1.クッキングシートに、直径3cmの円を書き、ガイドシートを作ります。
2.粉類を合わせてふるいます。
3.ボウルに卵白を入れます。白っぽくなるまでハンドミキサーで泡立てます。
4.グラニュー糖を3回に分けて加え、ツノが立つまで泡立てます。
5.4に2を加えメレンゲの泡を潰さないように、ゴムベラで切るようにゆっくりと混ぜ合わせます。
6.混ぜ合わさったら、泡を潰すようなイメージで側面に押し付け混ぜます。ゴムベラですくい上げてたらし、全体がつながりゆっくり落ちるくらいになるまで混ぜます。
7.丸口金のついた絞り袋に、6を入れます。天板の上に1を敷き、上にクッキングシートを敷きます。ガイドシートに合わせて生地を絞り、ガイドシートを外します。
8.マカロンの表面が乾くまで、30〜60分ほどおきます。
9.オーブンを150℃に予熱します。マカロンの表面が乾いてることを確認したら、150℃のオーブンで13分程焼き、天板にのせたまま粗熱を取ります。
10.ガナッシュを作ります。鍋に生クリームを入れ、沸騰直前まで温めます。温まったら火から下ろします。
11.ビターチョコレートを割り入れ、チョコレートが溶けるまで、ゴムベラでよく混ぜ合わせます。
12.ボウルに入れ、粗熱が取れたらラップをして、冷蔵庫で1時間冷やします。丸口金を付けた絞り袋に入れます。
13.9に絞り出して挟んだら完成です。
チョコレートマカロンの失敗しやすいポイント
チョコレートマカロンを作るときに失敗しやすいポイントを解説します。失敗の原因を事前に把握して、おいしいチョコレートマカロンを作りましょう!
焼く前の失敗
・絞り出した生地がなかなか乾燥しない
・生地が広がってしまう
【考えられる原因】
・マカロナージュをしすぎた
・室温/湿度が高かった
焼いた後の失敗
■ピエができない
【考えられる原因】
・メレンゲの泡立て不足
・絞り出した生地の乾燥不足
・オーブンの温度が低かった
■焼き上がりの表面にしわができる
【考えられる原因】
・マカロナージュをしすぎた
・メレンゲの泡立て不足
■ヒビが入ってしまう
【考えられる原因】
・焼く前の生地の乾燥不足
・オーブンの温度が低かった
・マカロナージュ不足
■クッキングシートからマカロンがきれいにはがれない
【考えられる原因】
・マカロナージュをしすぎた
・焼き不足
・粗熱が十分に取れていない
よくある質問
Q:日持ちはどれくらいですか?
A:保存期間は常温で2~3日が目安です。直射日光の当たらない涼しい場所で保管し、
室温が高い場合は冷蔵保存してください。なるべくお早めにお召し上がりください。
Q:マカロナージュとは?
A:マカロナージュとは、メレンゲの泡をボウルの側面にこすりつけるように混ぜ合わせ、メレンゲの泡を潰して生地のかたさを調整する作業のことです。
混ぜすぎると「絞り出した生地が乾燥しない」「焼成時に膨らまない」「ピエができない」などの原因に繋がります。生地をゴムベラで持ち上げた際に、リボン状につながって落ちる状態がマカロナージュ完了の目安です。
Q:粉糖はどのような種類がおすすめですか?
A:粉糖はコンスターチが入っていないグラニュー糖100%の純粉糖を使用することをおすすめします。純粉糖を使用することで生地の表面がなめらかになり、サクサクとした食感のマカロンに仕上がります。
Q:アーモンドプードルは省いたり、他の材料で代用できますか?
A:アーモンドプードルはマカロンの主な材料のため、省いたり他の材料で代用することはおすすめいたしません。
Q:電子レンジやトースターでも作れますか?
A:仕上がりが大きく変わるため、マカロンは電子レンジやトースターで仕上げることが難しいです。オーブンを使用してお作りください。
バレンタインにぴったり!マカロンのアレンジレシピ
失敗しないコツはイメージできましたか?さてここからは、マカロンのアレンジレシピをご紹介します。どのレシピもおしゃれでかわいらしく、バレンタインのプレゼントにぴったりなものばかりですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
くまマカロン
くまの顔がかわいらしい、チョコレートマカロンです。サクッと口溶けのいいココア風味の生地に、ほろ苦いビターチョコレートガナッシュを挟みました。思わず笑顔になるようなキュートなデザインは、お友達やお子様も喜んでくれること間違いありません!チョコレートペンで表情豊かに仕上げてくださいね。
宝石みたいな デコマカロン
まるで宝石のような、ピンク色のデコマカロンはいかがでしょうか。かわいらしい見た目はもちろん、ホワイトチョコレートガナッシュのミルキーな風味がたまらないおいしさ!色とりどりのアザランを使ってお好みのデコレーションをお楽しみくださいね。
ハートのマカロン
特別なプレゼントには、かわいらしいハート形のマカロンがおすすめです!絞り方をひと工夫することで、ご家庭でも簡単にハート型に仕上げることができますよ!フリーズドライストロベリーの甘酸っぱさがアクセントになった、サクッとミルキーな口溶けはまさに絶品!ぜひチャレンジしてみてくださいね。
ピンクのトゥンカロン
トゥンカロンとは、韓国発祥の厚みがあるマカロンのこと。このレシピでは濃厚なホワイトチョコレートガナッシュをたっぷりと絞りましたが、フレッシュなフルーツを挟んだものもありますよ。生地は通常のマカロンと同じですが、ガナッシュをたっぷり絞ることでボリュームのある見た目と一層リッチな味わいをお楽しみいただけます。
簡単でかわいい!マカロンのラッピングアイデア
マカロンはシンプルなラッピングで、カラフルな色合いを活かすことがポイントです。違う色を組み合わせてラッピングすると、おしゃれに仕上げることができますよ!ぜひ参考にしてみてくださいね。
メッセージタグで可愛いマカロンラッピング
マカロンのサイズに合わせて包むことができる個包装袋は、くまやハート型のマカロンをラッピングするときにおすすめです。お好みのメッセージタグやリボンを飾り付けて、おしゃれに仕上げてみてくださいね。
円筒ケースを使ったマカロンのラッピング
形が崩れやすいデコマカロンなどは、円筒ケースでラッピングするのがおすすめです。マカロンの色合いによってケースの模様やリボンの色を変えると、バランスよく仕上がりますよ!ケースはマカロンの大きさに合わせたものをお選びくださいね。
今年のバレンタインはマカロンで決まり!
いかがでしたか?マカロンの作り方をはじめ、失敗しやすいポイントやおすすめのレシピ、おしゃれなラッピングなどをご紹介しました。おうちで作るのはハードルが高そうなマカロンも、失敗しないコツを掴めば意外と簡単!バレンタインにはもちろん、特別な日のプレゼントにもぴったりですので、ぜひこの機会に作り方をマスターしてみてくださいね。
クラシルでは、ほかにもたくさんのマカロンレシピやラッピングアイデアをご紹介しています。そちらも合わせて参考にしてみてください。