2025.3.28

ベトナム料理「フォー」とは?原材料や食べ方、春雨とビーフンとの違いについても解説!

ベトナム料理「フォー」とは?原材料や食べ方、春雨とビーフンとの違いについても解説!

ベトナム料理の「フォー」とはどんな食べ物かご存じでしょうか。米が原材料の麺を鶏や牛のスープで食べる料理ですが、あっさりとした味わいで日本でも人気がありますよね。この記事では、フォーの特徴や食べ方、春雨やビーフンとの違いについて解説します。フォーのおすすめレシピも必見ですよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 目次
  • フォーとはどんな料理?
  • フォーはビーフン、春雨とどう違うの?
  • フォーのおいしい食べ方
  • フォーのおすすめレシピ
  • あっさりおいしいベトナム料理、フォーを味わってみよう

フォーとはどんな料理?

フォーは米粉の麺で作るベトナム料理のひとつ。1900年頃にベトナム北部のハノイで生まれた料理とされており、この土地では古くから稲作が盛んに行われていたことから米を使った料理が発展してきたようです。現在ではベトナム全土で国民食と愛されており、屋台やフォー専門店などでおもに朝食としてよく食べられています。

フォーは米粉と水を練って作る平麺で、日本のきしめんのような形状をしています。やわらかくツルっとした食感が特徴で、牛骨や鶏ガラで取ったスープで食べるのが一般的です。
牛のフォーは「フォー・ボー」、鶏のフォーは「フォー・ガー」と呼ばれます。

地域によって食べ方に違いがあり、北部のハノイでは牛のスープを塩で味つけして、牛肉とネギをトッピングしたシンプルなものが多いそう。南部のホーチミンでは、鶏ベースのスープに甘みと酸味を効かせてパクチーなどの香菜や唐辛子などをトッピングした、エスニックな味わいのものが多いようです。

💡ワンポイント豆知識💡
ちなみに、ベトナムの米粉麺として現地の人によく食べられているものに「ブン」というものがあります。フォーは切り麺なので平たい形状ですが、ブンは押し出し麺なので太麺や細麺、縮れ麺な形状にバリエーションがあるのが特徴です。

フォーはビーフン、春雨とどう違うの?

フォーとよく似た食材としてビーフンや春雨がありますが、どのような違いがあるのでしょうか?以下で確認してみましょう。

ビーフン

違いは麺の形状!

フォー:平たい形
ビーフン:丸く細い形

ビーフンはフォーと同じく米が原料で、中国語で「米粉」と書きます。台湾や福建省の方言では、「ビーフン」と発音しますが、中国語では「ミーフェン」と発音の仕方が異なるそう。原料は同じですが、異なるのは麺の形状です。フォーは切り麺なので平たい形をしていますが、ビーフンは押し出し方式で作られているため丸く細い形をしています。

ビーフンの発祥は中国南部の福建省周辺とされ、その後台湾へと伝わり東南アジアを中心に広まっていったようです。原料の米は東南アジアを中心に栽培されているインディカ米で、最近では粘りを出すためやコストを抑えるためにコーンスターチが配合されていることもあります。
ビーフンは台湾の国民食として親しまれており、米粉湯(スープビーフン)や炒米粉(焼きビーフン)が代表的な食べ方です。具材にはエビやイカなどの海鮮が使われることが多いそうですよ。

春雨

違いは原材料!

フォー:米粉と水
ビーフン:でんぷん

春雨もビーフンと似た形状をしていますが、原材料が異なります。フォーやビーフンは米が原料ですが、春雨は緑豆やじゃがいもなどのでんぷんから作られています。春雨は中国が発祥とされ、日本には鎌倉時代に精進料理の食材として伝わったのだとか。中国では緑豆やえんどう豆のでんぷんから作られますが、日本では調達するのが難しいため馬鈴薯(じゃがいも)や甘蔗(さつまいも)のでんぷんが使用されることが多いようです。
春雨は炒め物やスープ、サラダなど幅広く使えます。

フォーのおいしい食べ方

フォーは鶏や牛をベースにしたスープで食べるのが一般的です。鶏肉や牛肉のほかに、ネギやパクチーや唐辛子、ライムなどのトッピングをのせて、お好みの味つけで食べるのが本場流。パクチーが手に入りにくい場合や、ちょっと苦手という方は、ミントやバジルなどのハーブを添えるのもおすすめです。また、スープの味つけにはナンプラーを使うとより風味豊かに仕上がりますよ。フォーをゆでる際は、あらかじめ水に浸して戻しておくと早くゆであがります。

フォーのおすすめレシピ

ここからは、フォーのおすすめレシピをご紹介します。スタンダードな鶏肉や牛肉のフォーをはじめ、梅干しを入れて和風にアレンジしたものや具だくさんの炒めフォーなど、バリエーション豊富にピックアップしました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

レモンでさっぱり 鶏肉のフォー

定番の鶏もも肉で作るフォーのレシピをご紹介します。鶏もも肉を煮込んだ旨味たっぷりのスープがツルツルとした食感の麺とよく合い、お箸がすすみますよ。レモンの爽やかな酸味もアクセントになりさっぱりと食べられるので、ぜひ作ってみてくださいね。

旨味たっぷり きのことトマトのフォー

こちらのフォーは、鶏肉にきのことトマトを合わせたレシピです。シンプルな鶏ベースのスープにきのこの旨味とトマトの酸味が加わることで、奥深い味わいに仕上がりますよ。材料を切って煮込むだけで簡単に作れるので、ぜひお試しくださいね。

お手軽 牛肉のフォー

牛肉のフォー「フォー・ボー」を手軽に作れるレシピです。本来は牛のスープにシナモンや八角などのスパイスを加えて煮込みますが、このレシピでは鶏ガラスープの素と薄切りの牛もも肉を使ってさっと作れるようにアレンジしています。

お手軽アレンジ 梅風味のフォー

鶏肉のフォーに梅肉を添えて、和風にアレンジしました。ツルツルとした米の麺に鶏の旨味が味わえるやさしいスープがよく合い、梅の酸味もマッチして意外なおいしさに仕上がりますよ。とても簡単なのでぜひ作ってみてくださいね。

牛肉と小松菜の炒めフォー

ベトナムのローカルフード「フォーサオ(炒めフォー)」のレシピをご紹介します。フォーは炒めるともちもちとした食感になり、スープで食べるのとはまた違ったおいしさですよ。しょうゆの香ばしい風味とオイスターソースのコクでお箸がすすみます。

あっさりおいしいベトナム料理、フォーを味わってみよう

ベトナムの国民食ともいえるフォーは、ツルツルとした喉越しが特徴の米粉の麺であっさりとした味わいで、私たち日本人にも食べやすい料理です。今回は手軽に作れるフォーのレシピをピックアップしたので、ぜひおうちでもベトナムの定番料理を味わってみてくださいね。

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