最終更新日 2024.11.20

みかんの保存方法|長持ちのコツ|ヘタは下にして保存

みかんの保存方法|長持ちのコツ|ヘタは下にして保存

甘酸っぱくてジューシーな「みかん」。冬を代表する果物のひとつですよね。旬の時期になると価格も安くなるため、まとめ買いをすることも増えますが、そのまま置いておくとカビが生えたり傷んだりして長持ちしません。そこで今回は、みかんを長持ちさせる保存方法をご紹介します。正しく保存しておいしさを長持ちさせましょう!

  • 目次
  • みかんを保存するポイントは「ヘタの向き」と「温度」
  • ヘタは下向きにすること!
  • 5~10℃で保存がベスト
  • みかんの保存方法について解説!
  • 冷蔵庫の野菜室で保存
  • 冷凍庫で保存
  • みかんを常温で保存する方法
  • 段ボールやかごで保存するポイント

みかんを保存するポイントは「ヘタの向き」と「温度」

みかんは種類にもよりますが、10個前後でまとめて売られていることが多いフルーツですよね。そのため、なかなかすぐに食べきれないことも。そこで、まずはみかんをおいしく保存するためのポイントをチェックしてみましょう!

ヘタは下向きにすること!

保存の最大のポイントは「ヘタの部分を下にしておく」こと!みかんの中でヘタが一番かたくて上部な部分なので、ヘタを下にしておくことで圧力による果肉への負担を軽減することができるのです。

傷むスピードを遅らせることができるので、みかんを買ってきたらヘタの部分を下向きにして保存するようにしましょう。

5~10℃で保存がベスト

みかんを保存するには5~10℃がベストです。湿気、高温に弱いので、温度が上がる場所での保存には向きません。みかんを買ってきたらついついそのまま置いておくことが多いですが、袋や箱に入れたままだと湿気がこもりカビの原因になってしまうので、注意しましょう。

みかんを箱で購入した場合は少し手間ではありますが、買ってきたら一度箱からみかんをすべて出して、箱そのものを乾燥させるのがおすすめです。

冬の時期は涼しい場所なら常温で保存できますが、暖房が効いた部屋に置く場合や夏場の暑い季節は冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。

また、保存場所は「風通しがいい、日が当たらない、涼しい」という3つの条件が揃った場所が最適ですが、マンションやアパートなどは密閉されているのでなかなか適した場所がないかもしれません。その場合は、玄関先や1日中暖房を入れることがない低温の場所に置いておくのがおすすめですよ。

みかんの保存方法について解説!

続いて、みかんを冷蔵庫や冷凍庫、常温で保存する方法をご紹介します。環境や季節によって保存方法を変えることで、みかんをおいしく長持ちさせることができますよ!ぜひチェックしてみてくださいね。

冷蔵庫の野菜室で保存

①乾燥しないようにキッチンペーパーで1個ずつ包む
②ポリ袋に数個ずつ入れて、軽く口を閉じる
③冷蔵庫の野菜室で保存する

【ポイント】
・野菜室で保存する場合も、みかんは必ずヘタの方を下にして保存しましょう。
・夏場や冬でも適切な場所がない場合、あるいは量が多すぎて食べきれない場合は冷蔵庫の野菜室で保存してくださいね。

冷凍庫で保存

①みかんを皮付きのまま水で濡らす
②水気は拭かずに、アルミトレイに並べて冷凍庫で凍らせる
③凍ったら、再度水にくぐらせる
④水気は拭かずに、アルミトレイに並べて冷凍庫で凍らせる
⑤凍ったら冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存する(できるだけ空気を抜いて密封しましょう)

【ポイント】
・冷凍みかんは有名ですが、自宅でも簡単に作れます。みかんが余りそうなときにもおすすめですよ。
・皮の表面に氷の膜を張ることで乾燥するのを防ぐことができます。半解凍して食べると、シャーベットのような食感を楽しめますよ。

みかんを常温で保存する方法

①通気性のいいカゴに新聞紙かキッチンペーパーを敷く
②ヘタの部分を下にしてカゴに並べ入れる
③風通しのいい涼しい場所で保存する

【ポイント】
・みかんの保存場所は、基本的に常温が適しています。
・袋やネットに入っているものは一旦取り出し、カビていたり傷んでいるものがないかチェックしましょう。
・1つでも傷んでいるものがあれば、周りのものも傷みやすくなるので必ず取り除くようにしましょう。
・湿気だけでなく乾燥にも弱いので、キッチンペーパーや新聞紙を利用して乾燥から守ってあげることも大切です。
・直射日光が当たったり、冬場でも室温が高い部屋だと傷みやすくなるので、玄関先や普段から暖房を使わない低温の場所に置いておきましょう。

段ボールやかごで保存するポイント

旬の時期は、みかんを段ボール1箱分購入したり、いただくこともありますよね。ただ、すべてを冷蔵庫で保存することはなかなか難しいですよね。ここでは、段ボールやかごに入れて保存する際のポイントをご紹介します。

段ボールで保存する場合

①みかんを箱から全部取り出し、カビているものや傷んでいるものがないかチェックする
②通気性を良くするために、空になった箱の下に、くしゃくしゃに丸めた新聞紙を敷く
③最初、上にあったみかんから順に、ヘタの部分を下にして並べ入れていく
④新聞紙をかぶせ、箱の蓋は開けたまま、日が当たらない涼しい場所で保存する

【ポイント】
・箱買いしたみかんは、そのまま部屋の隅で保存している方も多いかと思いますが、買ったままの状態ではみかんが傷んでいることに気付きにくく、また、傷みを早めることになります。正しく保存して最後までおいしさを保ちましょう。
・箱に入っているみかんは、下にあるものから早く傷んでくるので、下にあったものから先に食べるのがポイントです。
・たまに状態をチェックしながら、上下の位置を入れ換えるとより長持ちしますよ。

かごやざるで保存する

①通気性のよいかごやざるを用意し、キッチンペーパーを敷く
②ヘタの部分を下にしてみかんを並べる
③一段並べ終えたらキッチンペーパーをかぶせて、そこにまたみかんを重ねて並べる

【ポイント】
・かごで保存する場合、傷みやすくなるため、みかんを重ねるのは2段までにしてください。
・注意点は段ボールで保存する場合と基本的に同じです。たまにチェックして上下を入れ替えたり、下から食べるようにすると長持ちさせることができます。

ひと手間でおいしさ長持ち!

今回は、みかんの保存方法をご紹介しました。高温はもちろん、湿気だけでなく乾燥にも弱いみかん。保存に少し手間はかかりますが、傷んで食べられるなくなってしまうのはもったいないので、正しく保存して新鮮なうちに食べるようにしましょう!ヘタを下にして保存するのも忘れないようにしてくださいね。

クラシルではみかんの選び方やデザートにぴったりなみかんスイーツのレシピもご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。

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