【木綿豆腐】のアイデアレシピ14選！副菜もメインもデザートも

「木綿豆腐」を使ったレシピをご紹介します。さっぱりいただける豆腐サラダや、お肉不使用のハンバーグ、さっと作れる一品おかずなど、幅広くピックアップしました。また、豆腐の形崩れを防ぐ基本の水切りの方法もご紹介しています。ぜひチェックして、木綿豆腐をいろいろな料理に活用してみてくださいね。

木綿豆腐は、豆乳ににがりを加えたものを、木綿の布を敷いた型箱に流し込んで圧搾して作ります。そのため、水分が抜け出して固めの食感に仕上がるのが特徴。一方、絹ごし豆腐は、圧搾しないので水分量を多く含み、キメの細かいなめらかな食感に仕上がります。

木綿豆腐は水分量が少ない分、しっかりとした食感なので、サラダや和え物はもちろん、焼く、炒める、揚げる、煮るなど、さまざまな調理法で楽しむことができます。

豆腐料理の基本となる「豆腐の水切り」。ひと手間かかりますが、水切りをすることで豆腐に味が染み込みやすくなり、また、型くずれも防止できます。豆腐料理がよりおいしく仕上がるので、必ず水切りを行ってから料理に使いましょう。

今回は、電子レンジで加熱する、重しをのせる、沸騰したお湯でゆでる、の3つの方法をご紹介します。それぞれの水切り方法は、料理によって使い分けることが大切です。こちらのレシピを参考に、ぜひ水切りの仕方をマスターしてくださいね。

お湯でゆでて水切りする場合は、加熱することで豆腐の風味がとぶため、麻婆豆腐や豆腐チャンプルー、入り豆腐など、炒め物料理に向いています。

木綿豆腐で作る副菜レシピをご紹介します。サラダから和え物、汁物まで幅広くピックアップしました。ぜひ献立作りに役立ててくださいね。

切って和えるだけの簡単サラダはいかがでしょうか？めんつゆベースのドレッシングにわさびを効かせた、ツンとくる辛さがたまらない大人向けのサラダです。淡白な味わいの木綿豆腐とドレッシングの相性がばっちり！わさびの辛みがアクセントになって、パクパクと食べ進めたくなるおいしさです。

時間が経つと豆腐から水分が出てきて水っぽくなってしまうので、食べる直前に和えるのがおすすめです。わさびの量はお好みで調節してくださいね。

木綿豆腐を使った料理といえば揚げだし豆腐が定番ですが、油跳ねが気になる方はこちらのレシピはいかがでしょうか？少量のごま油で焼いた木綿豆腐を白だしを使ったつゆで軽く煮るだけで、外側はカリッと、中はしっとりと仕上がります。甘いつゆがたっぷり豆腐に染みてたまらないおいしさ！フライパン1つで手軽に作れるので、ぜひお試しください。

片栗粉は全体にまんべんなくまぶします。時間が経つと水分が出てくるので、片栗粉をつけたらすぐに焼くのがポイントです。

続いては、包丁も火も使わないで作れる簡単レシピのご紹介です。スプーンでくり抜いたアボカドを生クリーム、粉チーズ、塩こしょうで味つけし、木綿豆腐にのせるだけ。オリーブオイルとピンクペッパーをかけていただきます。淡白な木綿豆腐にクリーミーなソースが意外にもよく合い、ワインにぴったりの一品に仕上がりますよ。

アボカドをくり抜いたら、レモン汁を加えて変色するのを防ぎましょう。塩加減は味を見ながら調節してくださいね。

花椒が入った香り豊かな中華ダレにきゅうりとザーサイを加え、木綿豆腐をくずしながら入れてざっくりと和えました。豆腐をくずしながら加えることで、豆腐にもしっかりと味が染み込みますよ。花椒と鷹の爪のピリッとした辛みが効いたパンチのある味わいに、さっぱりとしたきゅうりやザーサイの歯ごたえがアクセントになって、やみつきになるおいしさです。

木綿豆腐を一口大の大きさにくずしながら、タレが入ったボウルに加えて作ります。包丁で切った豆腐とはまた違う食感や風味を楽しめるので、ぜひお試しください。

木綿豆腐、白すりごま、味噌、砂糖を混ぜ合わせた和え衣と、甘辛く煮たぜんまいやゆでた野菜を一緒に和えた、やさしい味わいがする白和えです。下味をつけたぜんまいがアクセントになってごはんが進むおいしさ。少し手間はかかりますが、その分おいしく仕上がるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

仕上がりが水っぽくならないように、豆腐と具材の水気はしっかりと切ってから使うのが大事なポイントです。具材は冷めてから和え衣と和えましょう。

豆腐を味噌に漬け込むことで、まるでチーズのような風味に仕上がる豆腐のみそ漬け。程よい塩味と濃厚でコクのある味わいが、一度食べるとやみつきになるおいしさです。味噌とみりんを合わせたものを豆腐に塗って、一晩置くだけ。ごはんはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりな一品です。材料3つでできるのも嬉しいポイント。ぜひ、お試しくださいね。

豆腐は水分が抜けることで、濃厚な味わいに仕上がります。水気はしっかり切ってから使うのがポイントですよ。また、漬け込み時間が長いほど、よりチーズに似た風味を楽しめます。

木綿豆腐を使った味噌汁は定番ですが、レタスともやしを加えて食感も楽しめるみそ汁に仕上げました。レタスともやしのシャキッとした食感と食べごたえのある木綿豆腐で満足度もアップ。木綿豆腐は手でちぎることで、豆腐の旨味をより感じることができますよ。火の通りが早い食材ばかりなので、あっという間に作れるのも嬉しいポイント。余ったレタスやもやしの消費にも便利です。

シャキシャキとした野菜の食感を残すために、具材を加えたら弱火にします。味噌を溶かし入れたあとはすぐに火を止めましょう。

続いて、木綿豆腐で作る主菜レシピをご紹介します。蒲焼きやハンバーグ、キッシュなど豆腐で作ったとは思えないアレンジレシピが盛りだくさん！さまざまな料理に変身する木綿豆腐をお楽しみくださいね。

あっさりとした木綿豆腐も、味つけや調理法次第でボリュームのあるおかずに大変身！ここからは、木綿豆腐をボリューミーに食べられるレシピをご紹介します。こちらのレシピは、見た目も味もうなぎそっくりの豆腐の蒲焼きです。豆腐と長芋と片栗粉を混ぜ合わせることで、うなぎに近い食感を再現しました。ふわふわの食感と甘辛いタレが食欲をそそり、ごはんが進むおいしさです。お好みでどんぶりにしてもおいしいですよ。

竹串を使って模様をつけることで、よりうなぎらしい見た目になります。低コストで作れるのに、ボリュームのあるおかずにお腹もお財布も大満足の一品！節約したいときにもおすすめです。

木綿豆腐をバターでこんがりと焼いた香ばしい豆腐ステーキに、めんつゆを加えた明太マヨソースが相性抜群。木綿豆腐は薄力粉をまぶしてから焼くことで、香ばしさが増しますよ。わずか10分ほどで出来上がるので、時間がないときにも手早く作れて便利。お酒のおつまみにもぴったりなので、ぜひ作ってみてくださいね。

木綿豆腐は両面にこんがり焼き色がつくまで焼きましょう。カリッと焼けた表面の香ばしさがたまりませんよ。

お肉を使わずに木綿豆腐だけで作るハンバーグです。ハンバーグはニンニクと生姜の風味を効かせて存在感を出し、塩麹ダレはレモン汁を加えてさっぱりと仕上げました。食感がやわらかいので、お年寄りの方にもおすすめですよ。タレをアレンジして甘くすればお子さまにも喜んでいただけます。ぜひ作ってみてくださいね。

包丁を使わずに作れるので普通のハンバーグを作るよりも簡単です。しっかり水切りをすることで、ふっくらやわらかに仕上がりますよ。

冷凍パイシートを使って簡単に作れるキッシュです。卵液は、牛乳や生クリームを使わずに、木綿豆腐をくずして混ぜ合わせるのでさっぱりと仕上がります。具材は下ごしらえがいらないハムを使ってお手軽に。たっぷりのチーズとバターの風味が効いたサクサクのパイ生地で、牛乳や生クリームを使わなくても満足感を得られますよ。

冷凍パイシートを型に敷き詰めたら、隙間ができないようにつなぎ目をしっかり閉じて、卵液がもれないようにしましょう。

イカの旨味が染み込んだ豆腐のあんかけ丼です。味噌を使ったコクのあるあんに、豆板醤のピリッとした辛みがアクセントになって食欲をそそる一品。食べごたえのあるイカとやわらかい木綿豆腐の、2つの違う食感を楽しんでみてくださいね。

水溶き片栗粉は、片栗粉1に対して水2の割合で作ります。様子を見ながら水溶き片栗粉を加え、お好みのとろみ加減に仕上げましょう。

鶏ひき肉と木綿豆腐を使ったミートローフのご紹介です。淡白な鶏ひき肉でも、木綿豆腐と混ぜ合わせることでふんわりとやわらかい食感に仕上がり、かさ増しにもなるのでおすすめです。ベビーチーズを加えてボリュームと旨味をプラス！お子さまにも喜んでいただけるので、ぜひ作ってみてくださいね。

中濃ソース、ケチャップ、ウスターソースで作るソースにつけて食べれば、やさしい味わいのミートローフとコクのあるソースがよく合っておいしいですよ。混ぜてレンジで加熱するだけなので、ぜひお試しくださいね。

最後に、木綿豆腐で作れるスイーツレシピを1つご紹介します。小腹が空いたときのおやつにぴったりなレシピですよ。ぜひ作ってみてくださいね！

ホットケーキミックスと木綿豆腐だけで作るプチドーナツです。簡単なので、お菓子作りが苦手な方にもおすすめ。豆腐を加えることでふわっともちっとした食感に仕上がり、ついつい手が伸びてしまうおいしさです。甘さ控えめなので、お好みで粉砂糖やグラニュー糖、シナモンパウダーなどをまぶしてお召し上がりくださいね。

木綿豆腐の代わりに絹ごし豆腐を使っても、おいしくお作りいただけます。生地が緩い場合は、ホットケーキミックスを少しずつ加えて調節してくださいね。

いかがでしたか？サラダや揚げだし豆腐などの定番メニューから、ミートローフや蒲焼き、キッシュなど形を変えて楽しむメニューまで、幅広い料理に活用できる木綿豆腐。組み合わせる食材や調理法によって、いろいろな楽しみ方が出来ますよね。使用用途によって水切り方法を変えることで、さらにおいしさがアップしますよ。クラシルのレシピを参考に、ぜひおいしい豆腐料理に挑戦してみてくださいね。