■保存期間
冷蔵5日/冷凍1か月
■紹介文
今日は、たっぷりのキャベツと豚こま切れ肉を使った、メインおかずのレシピをご紹介します。
安価な豚こま切れ肉とキャベツ、しょうがと基本調味料でボリュームたっぷりのメインおかずが出来上がります。
たっぷりのキャベツと豚肉にしょうがをきかせた香ばしいしょうゆ味がトロッと絡んで、ご飯がモリモリ進みます。
メインのおかずにはもちろん、ご飯にかけて丼飯にやレタス包みの具材と、野菜もご飯もたっぷりお召し上がりいただけます。
手順
料理モード
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【1】キャベツの芯は取り除きます。キャベツの芯は使用しません。芯の形に沿って包丁の先で深く切れ目を入れると、うまくくり抜くことが出来ます。
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手順1~3でキャベツの下ごしらえをします。これらの作業は、手順6~7で豚肉を炒めている間に行うと効率が良いですが、無理しない程度に対応しましょう。
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【2】芯に近い固い部分はそぎ切りにしていただきます。包丁の刃を右側に寝かせるように当てて、手前に引くようにして切ります。
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「そぎ切り」とは、厚みのある材料を、そぐように切って、厚みをそろえる切り方のことです。
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今回のようなキャベツの芯に近い固い部分や、同様に白菜の芯に近い白い部分、また、鶏むね肉をカットする際は、ぜひ、この「そぎ切り」をおすすめします。
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【3】ひと口大(3~4cm角目安)の、ざく切りにします。
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3~4cm幅は、指2本分の幅を目安にすると良いです。キャベツ1/2個なら、端から指2本分の幅を目安に切っていき、90度回転させ、端から同様に切っていくと、だいたい大きさのそろったひと口大になります。
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【4】ボウルに合わせ調味料を混ぜ合わせておきます。
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この作業も、手順6~7で豚肉を炒めている間か、手順10でキャベツを蒸し焼きにしている間に行うと効率が良いですが、無理しない程度に対応しましょう。
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【5】豚こま切れ肉に、片栗粉をもみこむようにして、まぶしつけます。
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手順4とは別のボウルです。
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豚こま切れ肉に片栗粉をまぶすことで、豚肉にボリュームを持たせ、旨味を閉じ込めます。最後に合わせ調味料を加えて炒めると、少しとろみが付いて全体的にまとまります。作り置きして時間が経っても余分な水気が出にくくなり、また、「干し肉」状態になることを防ぎます。
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今回は直接手で片栗粉をもみ込んでいますが、ポリ袋に入れて行っても構いません。
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【6】フライパンにサラダ油を薄くひき、手順5の豚肉をほぐし入れます。
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8人分を作る際は、4リットル以上の深型フライパンか鍋を用意するか、4人分ずつ2回に分けて作るほうが賢明です。
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【7】弱めの中火にかけます。2分ほどすると「ジューッ……」という音がしてきますので、そのまま5~6分ほどほったらかしにします。
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表面が白っぽくなるまで放置しましょう。むやみにいじると、火の通りが悪くなり、片栗粉もはがれてしまいます。洗い物でもしておきましょう。
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【8】表面が白っぽくなり、フライパンに面している側に焼き色が付いたら、全体をほぐすように、ひっくり返します。
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くっついている部分は、ヘラで切るか、箸でほぐすと良いですが、後の工程でほぐれますので、神経質になる必要はありません。
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【9】手順3のキャベツをほぐして加えます。
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特に、キャベツの芯に近い部分は、よくほぐしておきましょう。固まったままですと、火の通りが悪くなり、キャベツ嫌いを生むひとつの要因になります。
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【10】酒を全体に振りかけてふたをして蒸し焼きにします。
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火加減はずっと弱めの中火のままです。
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もし焦げ付きが気になるようなら、フライパンの底から豚肉をはがすようにしてヘラを入れて、こすっておいてから、ふたをするとよいです。
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【11】9~10分程度蒸し焼きにして充分に蒸気が立ち、キャベツがしんなりとしたら、全体を混ぜ合わせます。
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【12】手順4の合わせ調味料を回し入れて、全体を混ぜ合わせながら1~2分ほど炒め、味を絡めます。
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合わせ調味料を加える際は、砂糖が残らないように、ヘラでかき出しましょう。
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煮汁は沸騰すると、かさが多く見えます。一見たっぷりの煮汁に見えても、ざっと混ぜ合わせると、意外に煮詰まっています。加熱し過ぎて焦がさないようにしましょう。
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【13】保存の際は、
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粗熱を取ってから、充分に消毒した保存容器に入れて冷蔵庫で保存します。
投稿者からのコメント
■作り置きのコツ・ポイント
豚こま切れ肉に片栗粉をまぶすことで豚肉にボリュームを持たせ、旨味を閉じ込めます。最後に合わせ調味料を加えて炒めると、少しとろみが付いて全体的にまとまります。作り置きして時間が経っても余分な水気が出にくくなり、「干し肉」状態になることを防ぎます。
8人分を作る際は4リットル以上の大鍋を用意するか、4人分ずつ2回に分けて作るほうが賢明です。
豚肉を炒める際は表面が白っぽくなるまで放置しましょう。むやみにいじると火の通りが悪くなり、片栗粉もはがれてしまいます。洗い物でもしておきましょう。
キャベツを加える際、キャベツの芯に近い部分はよくほぐしておきましょう。固まったままですと火の通りが悪くなり、キャベツ嫌いを生むひとつの要因になります。
保存容器は、充分に消毒してから使用しましょう。
■アレンジのヒント
一緒に加えておいしい具材:お好みのきのこ類/ピーマン/もやし/にんじん
一緒に加えておいしい香味野菜・香辛料:にんにく(すりおろし/薄切り)/輪切り唐辛子
ご飯の上にたっぷりと乗せて、丼飯や、のっけ弁にも。
レタスで包んでも。
卵で閉じても。豚平焼き風に仕上がります。お好みでソースやマヨネーズを添えます。
※みやすさのために書式を一部改変しています。