バジリコとバジルは違う？特徴やおすすめレシピをご紹介！

甘く爽やかな香りの「バジリコ」。ジェノベーゼソースの材料となるハーブですが、一般家庭でもよく使われるバジルとは違うものなのでしょうか。この記事では、バジリコの特徴と、バジリコを使ったレシピをご紹介します。手作りのジェノベーゼソースのレシピも必見ですよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。

「バジリコ」と「バジル」は、同じものです。名称の違いは語圏によるもので、バジリコ（Basilico）はイタリア語、バジル（Basil）は英語の呼び名となっています。 日本では、英語名のバジルという名前のほうが一般的に使われています。

バジリコは、インド原産のシソ科のハーブです。「ハーブの王様」ともよばれ、世界各国でさまざまな品種が親しまれています。 代表的な品種で、日本では家庭用の苗としても流通量が多いのがスイートバジルです。甘く爽やかな香りが特徴で、料理に少量加えるだけで深みのある味わいに仕上がります。とくにトマトとの相性がよく、トマトの煮込み料理に加えたり、ピザやパスタのソースにしたりと、幅広い用途で使われます。

バジリコを使ったパスタといえば、ジェノベーゼを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ジェノベーゼとは、バジリコに松の実やチーズ、ニンニク、オリーブオイルを混ぜてペースト状にしたソースのこと。イタリア北西部のジェノヴァという都市が発祥で、このソースを使ったパスタは、イタリア語で「ペストジェノベーゼ」とよばれます。

バジリコとバジルについてわかったところで、ここからはフレッシュなバジルの香りを楽しめるレシピをご紹介します。特有の香りを存分に楽しめるレシピをピックアップしました！

暑い季節にぴったり！レモンとバジルが香る唐揚げはいかがでしょうか。レモンの酸味とバジルの爽やかな香りがジューシーな鶏もも肉とよく合い、やみつきになる一品。生バジルを刻んで使うとフレッシュな香りが広がり、ごはんにもお酒にもぴったりの味わいに仕上がりますよ。

バジルとケーパーのソースでいただく、タイのカルパッチョのご紹介です。あっさりとして旨味のあるタイに、バジルの風味とケーパーの酸味が効いたソースが相性抜群の組み合わせで、まるでレストランのような一品に。彩りもきれいなので、おもてなしにもぴったりですよ。

もちもち食感がたまらない！ポンデケージョにバジルを練り込んだアレンジレシピです。コクのあるチーズ入りの生地に、爽やかなバジルの風味がアクセントになって、手が止まらないおいしさ。こちらは白玉粉を使うレシピなので、気軽に作ることができますよ。

バジルがたくさん手に入ったら、バジルソースを作ってみませんか。手作りしたバジルソースは香りと風味が抜群です！ぜひチェックしてみてくださいね。

フレッシュなバジルの香りが堪能できる、基本のバジルソースのご紹介です。材料をフードプロセッサーにかけるだけなので、とっても簡単！ジェノベーゼパスタはもちろん、肉や魚のソースやサラダのドレッシングなど、さまざまな料理に使えますよ。ぜひお試しくださいね。

ジェノベーゼソースにオイルサーディンを合わせた、風味豊かなパスタのレシピです。バジルの爽やかな香りとオイルサーディンの旨味が味の決め手になり、簡単なのにワンランク上の味わいに仕上がりますよ。市販のジェノベーゼソースを使うので、手軽にお作りいただける一品です。

なめらかなクリームポテトにジェノベーゼソースを組み合わせた、ちょっとおしゃれな一品。乳製品のコクたっぷりのクリームポテトに、バジルの爽やかな風味のソースがよく合い、クセになる味わいですよ。おつまみにぴったりなので、ぜひ作ってみてくださいね。

手軽にお使いいただける乾燥バジルを使ったレシピをご紹介します。使いたいときにさっと使えるので、常備しておくと便利ですよ。

バジルが香るポテサラを、スモークサーモンでくるりと巻いたアイデアレシピ。ポテトサラダにはバジルと相性のよい粉チーズを加えて、濃厚な旨味のスモークサーモンとよく合う味わいに仕上げました。ひと口サイズで食べやすいので、パーティーにもおすすめですよ。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。

乾燥バジルにオレガノを合わせたハーブオイルで鶏もも肉を漬け込み、フライパンでこんがりと焼きあげました。ジューシーな鶏もも肉とマッシュルームにハーブの香りが移り、風味豊かで食欲をそそる一品に仕上がります。漬けて焼くだけで簡単に作れるので、ぜひお試しくださいね。

バジルの風味が食欲をそそる！チーズ衣のイワシフライを作ってみませんか。乾燥バジルと粉チーズを混ぜた衣がイワシのおいしさを引き立て、箸が止まらないおいしさ。カリッと揚げたフライは、ごはんのおかずにはもちろん、お酒のお供にもおすすめですよ。

爽やかな風味のバジリコは、さまざまな料理と合わせやすく、使い勝手のよいハーブです。生のものと乾燥のものがあるので、料理に合わせて選んでみてくださいね。生の葉がたくさん手に入ったら、ぜひフレッシュな風味を楽しめるジェノベーゼソースを手作りしてみてはいかがでしょうか。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。