2024.8.21

ルッコラとは?味や特徴、おいしい食べ方について解説!

ルッコラとは?味や特徴、おいしい食べ方について解説!

サラダや肉料理の付け合わせなどに使われる、ハーブの一種「ルッコラ」。料理に風味やアクセントをつけ、おいしさ引き立てる役割をしてくれます。今回は旬や味わいなど、ルッコラの特徴について詳しく解説!記事の後半では、ルッコラのおいしい食べ方やおすすめのレシピもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 目次
  • ルッコラの特徴
  • ルッコラの産地はどこ?旬はいつ?
  • ルッコラのおいしい食べ方と使い方
  • サラダやパンにサンド
  • ピザやパスタの具材
  • 肉や魚料理の付け合わせ
  • ソースにも
  • ルッコラを使ったおすすめレシピをご紹介

ルッコラの特徴

ルッコラは、アブラナ科の一年草で、ごまのような香ばしい風味とピリッとしたわずかな辛味、苦味が特徴的な野菜であり、ハーブの一種でもあります。サラダや和え物など、そのまま生で使われることが多いですが、加熱して炒め物で楽しむことも可能です。また、野菜やハーブの幼葉(おさなば)を総称して「ベビーリーフ」といいますが、ルッコラはベビーリーフのなかでも代表的な野菜です。

ルッコラ」という響きがかわいらしいこの名前はイタリア語で、英語では「ロケット」、和名は「キバナスズシロ」と呼ばれます。

そんなルッコラとよく似たものに「セルバチコ」というハーブがあります。

セルバチコ
セルバチコ

セルバチコは、「ワイルドルッコラ」や「ワイルドロケット」とも呼ばれ、見た目や風味がよく似ていますが、ルッコラとは別物です。セルバチコの方がより香りや辛味、苦味が強いです。見た目では、セルバチコの方が葉の形がギザギザで、ルッコラの方がやや丸みを帯びているという違いがあります。

ルッコラの産地はどこ?旬はいつ?

続いては、産地についてみていきましょう。ルッコラは、地中海沿岸地域を原産地とするハーブで、日本国内では、埼玉県、茨城県、愛知県の順で生産量が多くなっています。1980年頃までは日本などアジアではあまりなじみのない野菜でしたが、1990年代に入ってからイタリア料理レストランのチェーン店でルッコラを使ったサラダやピザなどのメニューが出始めました。その結果、近年ではイタリアンレストランの普及とともに日本国内での消費量も高まってきています。

さて、スーパーなどでは一年中販売されているルッコラですが、旬はいつなのでしょうか。

ルッコラは、温暖かつ穏やかな気候で育ちやすいハーブです。日本だと4~6月と、10~12月あたりの気候が適しているため、ルッコラの旬は春、秋と1年に2回あります。種をまいてから1ヶ月程度で収穫できる比較的育てやすい野菜なので、家庭菜園にも向いていますよ!プランターや小さな鉢で育てられるのも魅力です。ルッコラは、環境によっても風味が異なるようなので、栽培時期や土壌などを変えながら、食べ比べをしてみるのも楽しいかもしれませんね。

ルッコラのおいしい食べ方と使い方

次にルッコラの風味を活かしたおいしい食べ方についてご紹介します。幅広い使い方ができるので、ぜひ参考に試してみてくださいね!

サラダやパンにサンド

複数のハーブや野菜の幼葉がミックスされた「ベビーリーフ」にも入っていることからもわかるように、ルッコラはそのまま生で食べられます。レタスやトマトなどほかの野菜と合わせてサラダにしたり、パンにはさんでサンドイッチやハンバーガーなどのアクセントとして使うのもおすすめです。

ピザやパスタの具材

ピザやパスタのトッピングにはバジルが使われることが多いですが、ルッコラも同じように使えます。バジルほど風味は強くないものの、ピリッとした辛味が加わり、さらに彩りもよくなります。パスタに使う場合は、ほかの具材と一緒に炒めるのもおすすめです。

肉や魚料理の付け合わせ

肉や魚料理には、付け合わせの野菜が欲しくなりますよね!そんなときにはルッコラがぴったりです。旨味たっぷりな肉や魚も爽やかな風味のルッコラと合わせるとさっぱりと食べられますよ。

ソースにも

本来はバジルを使って作るジェノベーゼソースですが、ルッコラで作るのもおすすめです。ルッコラのほかにニンニクやナッツ類などを加えて、一緒にミキサーにかけるだけととても簡単に作れます。パスタのソースにはもちろん、炒め物の味つけに使ったり、パンやウインナーのディップなど、さまざまな楽しみ方ができますよ。

ルッコラを使ったおすすめレシピをご紹介

ルッコラのおいしい食べ方がわかったところで、ここからはルッコラを使ったおすすめのレシピをご紹介します。サラダ以外にもピザやハンバーガー、パスタ、肉料理など、さまざまな使い方ができますよ!気になるレシピがあったら、ぜひ試しに作ってみてくださいね。

生ハムとトマトとルッコラのサラダ

ルッコラの風味を存分に楽しみたいなら、やはりサラダにするのがおすすめです!このレシピでは、生ハムとトマト、パプリカを合わせて見た目も美しい、彩り豊かな一品に仕上げました。生ハムの塩気とルッコラの爽やかな風味、ジューシーなトマトの相性が抜群です!ぜひ作ってみてくださいね。

マスカルポーネチーズの生ハムバーガー

プチフランスパンに挟むだけ!マスカルポーネチーズの生ハムバーガーはいかがですか?旨みたっぷりの生ハムとコクのあるマスカルポーネチーズだけでも十分おいしいですが、ルッコラの香りとトマトの酸味がアクセントになっていて絶品ですよ!サッと作ることができるので、朝ごはんやランチにもおすすめです。

ナスとルッコラのピザ

ピザのトッピングにルッコラを使ってみましょう。とろけたモッツァレラチーズとナスの旨みに、ルッコラのピリッとした辛味ががよく合います。このレシピでは、市販のピザクラストとミートソースを使っているのでとても簡単にお作りいただけます。ぜひ試してみてくださいね。

マッシュルームとルッコラのペペロンチーノパスタ

ルッコラは加熱してもおいしいんです!こちらのマッシュルームとルッコラのペペロンチーノは、ルッコラをトッピングするのではなく、パスタやほかの具材と一緒に炒めて仕上げました。ルッコラは食感を損なわないように茎の部分を炒め、葉の部分は最後にサッと加えて和える程度にするのがおすすめです。いつもと違うパスタが食べたくなったら、ぜひ作ってみてくださいね。

塩レモンマリネのチキンソテー

おもてなしにもぴったりな、塩レモンマリネのチキンソテーをご紹介します。鶏もも肉を使ったチキンステーキはジューシーでありながらも、レモンと白ワインビネガーの酸味が効いたソースを合わせることでさっぱりといただけます。付け合せに添えたルッコラのほのかな苦味と辛味が口直しになりますよ。鶏もも肉は皮目から焼いて、パリッと香ばしく仕上げてくださいね。

使い方いろいろ!ルッコラを料理に取り入れよう

今回はルッコラについてご紹介しました。ルッコラを料理に使うと、ハーブ特有の風味がプラスされるだけでなく、見た目も華やかな一品に仕上がります。今回ご紹介したおすすめレシピを参考して、ぜひルッコラを料理に取り入れてみてくださいね。

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