料理に彩りを添えてくれる存在の「ゆで卵」。手軽に作れるところも魅力のひとつですよね。そんなゆで卵をおうちで作るとき、自分好みのゆで加減にならずに残念な気持ちになったことがある人も多いのではないでしょうか。今回は、ゆで卵のゆで時間のポイントと剥き方のコツをご紹介します。ぜひ自分好みのゆで卵を作ってみてくださいね!
【ゆで卵のゆで加減人気ランキング】卵のゆで時間の早見表と上手に剥くコツ!
- 目次
- ゆで卵は「ちょい半熟」が人気!
- ゆで卵の時間早見表とコツ!
- 動画で見る卵のゆで時間と固さの関係とは?
- 失敗しやすいポイントをチェック!
- 皮を綺麗に剥く方法は?
- 茹でている途中で卵が割れないようにするには?
- トロトロに仕上げたくて6分ゆでたが、白身も固まらなかった。 何が原因?
- しみしみ味玉にも挑戦してみよう!
ゆで卵は「ちょい半熟」が人気!
とろとろ、ちょい半熟、かため、ゆで加減はさまざまですが、みなさんの好みのゆで加減はどれですか?
クラシルユーザーにアンケートをとったところ、堂々の
第1位は 【ちょい半熟】
でした!濃厚な黄身のやわらかさが絶妙においしいですよね。
第2位はとろける黄身がたまらない【とろとろ】。
第3位は、ホロホロ食感がたのしい【かため】でした。
※アンケート結果についてはクラシルのTwitterアカウントで集計された内容を記載しています
ゆで卵の時間早見表とコツ!
卵の固さをお好みに調整するにはゆで時間が大きく関係しています。5分でとろとろ、7分でちょい半熟、10分でかために仕上がります。茹で時間以外の工程は一緒なので、時間だけ覚えておけばその日の気分次第でお好みの固さのゆで卵が作れるようになりますよ。
それでは次に、ゆで卵を作るときによくあるお悩みポイントを解決していきましょう!
動画で見る卵のゆで時間と固さの関係とは?
まずは動画をチェックしながら、ゆで時間と固さの関係をみていきましょう!
材料(2人前)
- 卵・・・適量
- 水・・・適量
- 冷水・・・適量
作り方
準備.卵を常温に戻しておきます。
1.鍋に常温に戻した卵を入れ、かぶる程度の水を注ぎ、中火に熱します。加熱中は時々菜箸で優しくかき回します。
2.沸騰したら弱火にして更に5分、加熱時間の合計が8~10分程度で、黄身がとろとろの状態の半熟卵になります。
3.沸騰したら弱火にして更に7分、加熱時間の合計が10~12分程度で、黄身が流れ出ない程度のゆるく固まったゆで卵になります。
4.沸騰したら弱火にして更に10分、加熱時間の合計が13~15分程度で、白身も黄身もしっかりと固まったゆで卵になります。
5.ゆで上がったらザルにあげ、すぐに冷水で冷やします。卵が冷えたら、殻にヒビを入れ、優しく殻を剥きます。
失敗しやすいポイントをチェック!
皮を綺麗に剥く方法は?
- 卵は15分を目安に室温に戻してからゆで、ゆであがったらすぐに冷水で冷ます。
- 冷水で冷やしてから水の中で表面にヒビを入れる。
急速に冷やすことで身が締まり、殻との間に隙間を作ることがポイントなので、必ず冷たい水を使用してくださいね。卵の下の方には丸みを帯びている空洞があり、そこからやさしく剥くときれいに仕上がりますよ。
茹でている途中で卵が割れないようにするには?
卵が加熱中に割れてしまう原因として、
「冷蔵庫から出したての卵を使用した」
「卵を鍋に入れる際に鍋底や側面にぶつかった」
「火力が強すぎてしまい卵同士がぶつかっている」
「鍋に卵を隙間なく並べてしまった」
などの原因が考えられます。 これらの原因を解決するには
- 常温に戻した卵を使用し、鍋に入れる際はお玉などを使ってそっと入れる。
- 沸騰しているときに卵同士がぶつからないよう、一回り大きめの鍋を使う。
などの方法で解決することができますよ。
トロトロに仕上げたくて6分ゆでたが、白身も固まらなかった。 何が原因?
- 卵を入れる際はお湯がしっかりと沸騰させ、十分な量のお湯を沸かしましょう。
お湯の量が少ないと加熱中に水分が蒸発してお湯が少なくなりすぎてしまい、半熟よりもやわらかい仕上がりになってしまう可能性があります。鍋の大きさや卵の量によってもお湯の分量を調整し、沸騰状態を保つように作ってみてくださいね。
しみしみ味玉にも挑戦してみよう!
ゆで卵がうまく作れるようになったら、半熟卵で作る味玉にも挑戦してみましょう!料理のトッピングとしても、おつまみとしても重宝しますよ。
とろーり半熟ゆで卵で作るしみしみ味玉
味つけはめんつゆだけ!とろーり半熟ゆで卵のご紹介です。絶妙な半熟加減のゆで卵にめんつゆのだしがたっぷり染みこんでいて、何個でも食べたくなりますよ。簡単にお作りいただけるのであなた好みのゆで加減でおいしい味玉を作ってみませんか。
材料(2個分)
- 卵 (Mサイズ)・・・2個
- お湯・・・適量
- 氷水・・・適量
- めんつゆ (2倍濃縮)・・・100ml
作り方
準備.卵を常温に戻しておきます。
1.鍋にお湯を沸騰させ、卵を入れて中火で6分ゆでます。
2.卵を取り出して氷水につけて粗熱を取り、殻を剥きます。
3.ポリ袋に入れて、めんつゆを加え、ポリ袋の口を縛ります。冷蔵庫で半日寝かせて完成です。
これでいつでもあなた好みのゆで卵が作れる!
そのまま食べても、料理にトッピングしてもおいしいゆで卵。今回ご紹介した適切なゆで時間や殻をきれいに剥くコツをマスターすれば、いつでも失敗しらずであなた好みのゆで卵を作ることができますよ。固ゆでから半熟まで、完璧なゆで卵を楽しむためのポイントを押さえて、ぜひ試してみてくださいね!
※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は、しっかりと加熱し卵の生食を避けてください。