おうちで「ゆで卵」を作るとき、自分好みのゆで加減にならずに残念な気持ちになったことがある人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ゆで卵の作り方を【とろとろ】【ちょい半熟】【かため】に分けてご紹介します。それぞれのゆで時間や上手に作るポイントも合わせてチェックして、ぜひ自分好みのゆで卵を作ってみてくださいね!
【ゆで卵の作り方】人気のゆで加減と上手に作るコツをご紹介

- 目次
- ゆで卵は「ちょい半熟」が人気!
- 時間早見表で見るゆで卵の作り方とコツ
- 基本のゆで卵の作り方やゆで時間を動画でチェック!
- 使う卵の状態で変わる?メリットとデメリットをご紹介
- ゆで卵を上手に作るために試したいこと
- これでいつでもあなた好みのゆで卵が作れる!
ゆで卵は「ちょい半熟」が人気!
とろとろ、ちょい半熟、かため、ゆで加減はさまざまですが、みなさんのお好みのゆで加減はどれですか?

クラシルユーザーにアンケートをとったところ、
堂々の第1位は 【ちょい半熟】
でした!濃厚な黄身のやわらかさが絶妙においしいですよね。
第2位はとろける黄身がたまらない【とろとろ】。
第3位は、ホロホロ食感がたのしい【かため】でした。
※アンケート結果についてはクラシルのTwitterアカウントで集計された内容を記載しています
時間早見表で見るゆで卵の作り方とコツ

卵の固さをお好みに調整するにはゆで時間が大きく関係しています。一般的には
5分でとろとろ
7分でちょい半熟
10分でかため
に仕上がりますよ。
覚えて損なし!卵のゆで時間一覧表
ゆで時間以外の工程は一緒なので、時間だけ覚えておけばその日の気分次第でお好みの固さのゆで卵が作れるようになりますよ。
クラシルではもっと細かい時間に分けてゆで卵の状態を検証している記事もあるので、気になる方は合わせてそちらもチェックしてみてくださいね。

基本のゆで卵の作り方やゆで時間を動画でチェック!
続いて動画をチェックしながら、ゆで時間と固さの関係をみてみましょう!
卵のゆで時間と固さの関係
■材料(2人前)
・卵・・・適量
・水・・・適量
・冷水・・・適量
※今回は卵を常温に戻してからゆでています
作り方
準備.卵を常温に戻しておきます。
1.鍋に常温に戻した卵を入れ、かぶる程度の水を注ぎ、中火に熱します。加熱中は時々菜箸で優しくかき回します。
2.沸騰したら弱火にして更に5分、加熱時間の合計が8~10分程度で、黄身がとろとろの状態の半熟卵になります。
3.沸騰したら弱火にして更に7分、加熱時間の合計が10~12分程度で、黄身が流れ出ない程度のゆるく固まったゆで卵になります。
4.沸騰したら弱火にして更に10分、加熱時間の合計が13~15分程度で、白身も黄身もしっかりと固まったゆで卵になります。
5.ゆで上がったらザルにあげ、すぐに冷水で冷やします。卵が冷えたら、殻にヒビを入れ、優しく殻を剥きます。
使う卵の状態で変わる?メリットとデメリットをご紹介
ゆで卵は使う卵の状態によって仕上がりが変わります。常温に戻したものと冷蔵後から出したばかりのものでは、卵自体の温度が異なるためです。ここでは、それぞれの卵を使うことでどのような違いがあるのか、メリットとデメリットをそれぞれ確認してみましょう。
常温に戻した卵
卵を常温に戻すことで、
ひび割れしにくくなる
というメリットがあります。ただし、常温に戻すためにはあらかじめ冷蔵庫から出しておく必要があるため、うっかり出し忘れると料理の段取りに影響が出る可能性があります。
冷蔵庫から出したての卵
冷蔵庫から出したばかりの卵を使う場合は、料理の段取りには影響がなく、すぐに調理が可能です。ただ、
ひび割れしないよう工夫する必要がある
ほか、常温に戻した卵とは適したゆで時間が異なり、少し長めにゆでる必要があります。
ひび割れが心配な方は卵をお玉にのせてそっと鍋に入れる、沸騰しているときに卵同士がぶつからないよう、一回り大きめの鍋を使うなど、対策してみてください。
💡ワンポイント豆知識
卵の中身は加熱すると膨張する性質がありますが、お湯と卵の温度差が大きいと急激に卵の中身が膨張し、殻がその圧力に耐えられなくなるためひび割れが起こります。冷蔵庫から出したての卵がひび割れしやすいのは、そういった理由があるためです。
ゆで卵を上手に作るために試したいこと
ゆで卵を上手に作るコツは、使う卵の状態以外にもいくつかあります。以下でその方法を2つ確認してみましょう。
塩やお酢を入れる
塩にはたんぱく質を固める働きがあるため、
お湯の中にあらかじめ塩を入れておく
と、殻にヒビが入った時に卵白が外に流れ出すのを防ぐことができます。
塩の代わりに酢を入れても同じように卵白が外に流れ出すのを防げますよ。また酢は卵の殻をやわらかくし、殻を剥きやすくするというメリットもあります。
穴をあける
卵の殻に穴をあける
と、ゆで上がった卵の殻が剥きやすくなります。これは、ゆでている間に殻の内側に水が入るためです。また、この方法は卵の中にある空気を穴から逃し、加熱時の膨張によるひび割れを防ぐともいわれています。
穴をあける際は画鋲や縫い針などで、卵の丸みのある方に穴をあけましょう。最近では100円ショップなどでも卵に穴をあける調理グッズが販売されているので、そうったものを活用するのもおすすめです。
また、穴を開ける以外にスプーンの背で軽く叩いて、ヒビを入れる方法でも同様の効果が得られますよ。こちらはおうちにあるもので手軽にできるので、ぜひ試してみてくださいね。

これでいつでもあなた好みのゆで卵が作れる!
そのまま食べても、料理にトッピングしてもおいしいゆで卵。今回ご紹介した適切なゆで時間や殻をきれいに剥くコツをマスターすれば、いつでも失敗しらずであなた好みのゆで卵を作ることができますよ。固ゆでから半熟まで、完璧なゆで卵を楽しむためのポイントを押さえて、ぜひ試してみてくださいね!
※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は、しっかりと加熱し卵の生食を避けてください。

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