秋の人気食材「秋鮭」。秋鮭とは、秋(9~12月)に産卵のために日本の川へ戻ってきた白鮭のことを指します。比較的脂が少なめであっさりしているのが特徴で、オスは白子、メスは筋子を持っています。さっぱりした身なので、炊き込みごはんやちゃんちゃん焼きのように他の食材と組み合わせたり、フライやムニエルなど油を使うメニューがおすすめ。今回は、秋鮭をおいしくいただくレシピを7つご紹介します。秋にぴったりのレシピばかりなので、ぜひこの機会にお試しくださいね。
【秋鮭】をおいしくいただく絶品レシピ7選
あっさりした味わいが特徴の「秋鮭」
秋の味覚たっぷり!秋鮭ときのこの炊き込みご飯
きのこの風味が秋鮭の旨味とマッチした、絶品の土鍋ごはんです。仕上げに加えたバターがコクと深みを出し、食欲をそそりますよ。しめじやマッシュルームなど、様々なきのこを加えてもおいしく作ることが出来ます。
土鍋で炊き上げることで、ふっくらとした仕上がりになりますが、炊飯器でもおいしく炊き上げることができますよ。塩加減はお好みで調整してくださいね。
くるみの和風ソースと一緒に!秋鮭のじゃがいも焼き
秋鮭を洋風にいただくレシピです。薄くスライスしたじゃがいもで包み、秋鮭の旨味をぎゅっと閉じ込めました。くるみのほのかな苦みと、みその柔らかさがマッチしたソースは、焼きたての香ばしいじゃがいもと秋鮭との相性が抜群です。
鮭をじゃがいもで包む際は、水気をしっかり切った状態で包むことがポイントです。鮭の切り身が長い場合は、端の部分を折り返すと包みやすくなります。形を崩さないようにするため、焼いている間はあまり触らないようにしましょう。
味が染み込んでおいしい!秋鮭と根菜の南蛮漬け
揚げてあるのにさっぱりといただける南蛮漬けは、暑さが和らぐ季節にもピッタリです。秋鮭の旨味にサクサクとした根菜の食感が加わり、またピリッと辛い鷹の爪が食欲をそそる一品です。
南蛮漬けは作りたてもおいしいですが、時間を置くと味のしみ込み具合が変わり、また変わったおいしさが楽しめます。お好みで漬け時間を調整してみてください。
秋鮭と根菜類は、揚げたての熱いうちに南蛮ダレに漬け込み、冷ますことがポイントです。そうすることで、食材にしっかりと味をしみ込ませることが出来ます。まんべんなく味をしみ込ませるため、漬け込みながらときどき混ぜるのを忘れずに!
ほっくり大根と秋鮭の絶品照り焼き
大根と秋鮭を、甘辛い照り焼きに仕上げました。鮭は薄力粉をまぶして炒めると、表面がカリッとして食感が良くなります。生姜をしっかり入れるとさっぱりした風味が加わっておいしいですよ。最後に大葉を散らし、少し大人な味わいと彩りを加えましょう。
大根を厚めに切る場合は、予めレンジで加熱しておくことで火の通りが早くなり、時短になります。薄めに切る場合は、そのままフライパンで調理してください。厚さにより食感も変わるので、お好みのバランスを見つけてみてくださいね。
程よい酸味がクセになる!秋鮭とレンコンの甘酢あん
ごはんにもおつまみにも最適な、秋鮭とれんこんの甘酢あんです。カリッと揚げた食材にとろみのある甘酢あんがよく絡み、食感も楽しい一品です。にんじんや玉ねぎなど、様々な野菜を加えてみても良いですね。
高温でさっと揚げることで、食材の食感が引き立ち甘酢あんによく合います。揚げる温度が低いと食材同士がくっついてしまうので、必ず高温(170℃程度)で揚げてくださいね。
秋鮭をシンプルに味わう南蛮漬け
こちらは、秋鮭と玉ねぎ、長ねぎを使ったシンプルな南蛮漬けです。秋鮭の脂でコクがあり、玉ねぎと長ねぎの甘みが相性抜群!鮭の予熱で野菜にも適度に火が通り、しゃきしゃきの食感を損なうことなく楽しめます。
秋鮭は熱いうちに漬け込み、味をしみ込ませましょう。玉ねぎと長ねぎは細く切ることで南蛮ダレに絡み、秋鮭のうまみを引き立てます。野菜は、ピーマンやにんじんの細切りを加えても美味しくいただくことが出来ます。
秋鮭と野菜のうまみたっぷり!ちゃんちゃん焼き風まぜご飯
鮭、みそ、バターを使った、ちゃんちゃん焼き風の混ぜご飯です。みそとバターがコクと深みをプラスし、秋鮭のおいしさを引き立てますよ。まいたけ以外のきのこや、にんじん、玉ねぎなどの野菜を加えてもおいしく作ることが出来ます。
ごはんも一緒にフライパンで炒めることで、香ばしさが出て食欲をそそります。この一品で、ごはん、魚、そしてたっぷりの野菜を食べられるので、時間がない忙しい朝にもおすすめです!冷蔵庫の余りものを加えてみても良いでしょう。
旨味たっぷりな秋鮭は様々な具材と相性抜群!
焼いて調理をすることが多い鮭ですが、旨味をたっぷりと含み、クセがないことから、様々な食材や調味料と組み合わせることが出来ます。揚げても蒸してもおいしく味わうことができる秋鮭は、秋から冬にかけて食卓に欠かせなくなることでしょう。ごはんのおかずとしても、お酒のおつまみとしてもピッタリな秋鮭レシピをご家庭で楽しんでみてくださいね。