千切りのほか生のまますりおろしたり、加熱したりと切り方や調理方法によって、さまざま楽しみ方ができる「長芋」。万能な野菜ではありますが、保存方法がいまいちよくわからないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、長芋をおいしく長持ちさせる、保存方法や長持ちさせるためのポイントをご紹介します。
長芋の保存方法|長持ちのコツ|すりおろして冷凍も可能
- 目次
- 保存のポイントは乾燥を防ぐこと
- 常温で保存する場合
- 冷蔵で保存する場合
- 冷凍庫で保存する場合
- 丸ごと冷凍する
- 千切りや角切りにして冷凍する
- すりおろして冷凍
- 長芋のおいしさを長持ちさせよう!
保存のポイントは乾燥を防ぐこと
長芋は、常温・冷蔵・冷凍それぞれの方法で保存することができます。用途や季節に合わせて適切な保存方法を選んでみてくださいね。
常温で保存する場合
①長芋を新聞紙などの紙で包む
②25℃以下の日の当たらない、風通しのよい場所で保存
【ポイント】
- 25℃以上になる夏場などは、傷みやすくなるので常温保存は避けましょう。
※気温が25℃以上の場合は、冷蔵庫の野菜室で保存してください。
冷蔵で保存する場合
①切り口の水分(ぬめり)をしっかり拭き取る
②切り口をラップでぴったりと包む
③冷蔵庫の野菜室で保存
【ポイント 】
- 切り口をしっかりと覆うことでピンクや茶色に変色するのを防ぐことができます。
冷凍庫で保存する場合
冷凍庫で保存する場合は調理するときに使いやすい形にしておくと忙しいときにもパパっと使えて便利ですよ。
丸ごと冷凍する
①長芋の皮をむく
②ラップでぴったりと包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍する
【ポイント】
- 皮をむいてから包むめば、そのまま切るだけで調理できるのでとても便利ですよ。
- 空気をしっかり抜いて包むことで、変色を防ぐだけでなく冷凍焼けを防ぐこともできます。
千切りや角切りにして冷凍する
①千切りや角切りなど、お好みの大きさに切る
②ラップで空気が入らないようにぴったりと包むか、冷凍用保存袋に入れて空気を抜いて冷凍する
【ポイント】
・冷凍用保存袋に入れた長芋は、重ならないように平らにして冷凍することで、かたまりにくくなります。調理に使いやすいのもうれしいポイントです。
すりおろして冷凍
①長芋をすりおろす
②空気が入らないようにラップでぴったりと包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存する
【ポイント】
- すりおろして保存しておくと、お好み焼きのつなぎなど少し使いたいときに便利ですよ。
※冷凍保存したものは、必ず完全に加熱してから召し上がるようにしてください。
長芋のおいしさを長持ちさせよう!
今回はおいしいまま使える長芋の保存方法についてご紹介しました。使いかたによっていろいろな食感で楽しめる長芋は、一度買ったら正しく保存して色々なアレンジを楽しみたいですよね。クラシルでもたくさんの長芋を使ったレシピをご紹介していますので、お気に入りのレシピを見つけてみてください。
※食材の状態や気温、冷蔵庫の機種などにより、保存可能な期間が異なりますため、期間に関してはお答えできかねます。 なるべくお早めに、新鮮な状態のものをお召し上がりいただくことをおすすめします。風味や色などに少しでも異変を感じたらご使用はおやめください。