カカオ豆から作られる「カカオニブ」をご存じですか?チョコレートやカカオを製造する過程で作られるものですが、栄養価が高く、そのまま食べることもできるスーパーフードとしても注目されている食材なんです。この記事では、カカオニブの特徴や味、おいしい食べ方のレシピをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
「カカオニブ」とは?スーパーフードと言われる理由や特徴、食べ方を解説!

- 目次
- カカオニブとは?
- そもそもカカオ豆とは?
- カカオニブはどんな味?
- カカオニブの成分について
- カカオニブはどうやって食べる?
- カカオニブを使ったレシピをご紹介!
- ほろ苦さがクセになる!カカオニブを取り入れてみませんか
カカオニブとは?
カカオニブは、カカオ豆を発酵、ローストして小さく砕き、外皮と胚芽を取り除いて胚乳(ニブ)だけにしたものです。

このカカオニブをすり潰してペースト状にしたものが、チョコレートやココアパウダーの原料となるカカオマスです。

カカオマスをベースにココアバターや砂糖、乳製品などを加えて、チョコレートが作られます。ココアパウダーは、カカオマスから油脂を搾り取り、残った固形物を細かく砕いて粉末状にしたものです。
そもそもカカオ豆とは?
そもそも、カカオ豆がどのようなものかご存じでしょうか?カカオは西アフリカや中南米など、赤道付近に位置する高温多湿な地域で栽培される熱帯植物です。
カカオ豆は、このカカオの樹に実る果実(カカオポッド)のなかにある、白い果肉で覆われた種子のことを指します。
カカオの学名は「Theobroma Cacao(テオブロマカカオ)」。Theobromaはメキシコ・アステカ族の神話に由来し、ギリシャ語で「神の食べ物」を意味します。昔は王族や貴族だけが口にすることができる、貴重な食べ物だったようです。
カカオニブはどんな味?
カカオニブはチョコレートやココアの原料ですが、そのまま食べることもできます。カカオ100%のチョコレートといえば、イメージがしやすいでしょうか。
甘みは一切なく、チョコレートの風味や苦み、酸味などが感じられます。ナッツのような香ばしさと、カリッとした食感を楽しむことができます。
カカオ豆をローストする工程でカカオ豆独特の風味を引き出しますが、温度や時間によって味わいが変化します。例えば、高温なら苦みやコクが引き出され、低温なら苦みがマイルドになりカカオ豆自体の特徴が残ります。また、カカオ豆の種類によっても風味や味が異なるようです。
製法や品種によってさまざまな味わいを楽しめるのも、カカオニブの魅力のひとつですね。
カカオニブの成分について
カカオニブは、スーパーフードとも呼ばれます。注目の栄養成分をチェックしてみましょう。
テオブロミン
テオブロミンはカカオの学名である「Theobroma Cacao(テオブロマカカオ)」が由来となっています。カカオニブに含まれる苦味と香りの成分で、カフェインと同じメチルキサンチン類のひとつです。なので、カフェインと同様、摂り過ぎには注意が必要です。
カカオポリフェノール
カカオポリフェノールは、その名の通りカカオに含まれるポリフェノールです。エピカテキンという物質を主にする化合物で、強い抗酸化作用を持ちます。体内の活性酸素を取り除き、酸化を抑える働きがあります。カカオマスやココアなどに比べて、カカオニブには特に多く含まれていることがわかっています。
食物繊維
カカオニブには、リグニンという不溶性食物繊維が含まれています。人間の消化酵素や腸内細菌に分解されにくいため、便のかさを増してスムーズな便通を促します。
カカオニブはどうやって食べる?
ここまでカカオニブについてご紹介してきましたが、スーパーフードと言われると日々の食事などに取り入れたくなりますよね。ここではカカオニブの食べ方についてご紹介します。
ヨーグルトにトッピングする
カカオニブを手軽に取り入れるならヨーグルトにトッピングするのがおすすめです。なめらかなヨーグルトにカリカリとしたカカオニブの食感がアクセントになっておいしいですよ!カカオニブは苦いので、はちみつやフルーツジャムなどで甘みを加えるとバランスのいい味わいになります。
ホットドリンクにトッピングする
ココアやホットチョコレートなど甘いホットドリンクにトッピングすると、おしゃれなカフェのような見た目に。また、見た目だけでなく味わいに奥行きが出ます。とくにホットチョコレートは甘いので、カカオニブをトッピングすることで味が引き締まりますよ。
グラノーラに加える
カカオニブをグラノーラに加えるのも手軽に取り入れる方法のひとつです。カカオニブの香ばしさと苦みが加わり、風味豊かなグラノーラを楽しめますよ。
アサイーボウルにトッピングする
近年ブームが再燃しているアサイーボウルにも使われることが多いようです。アサイーはわずかに渋みがありますがクセがないので、少し苦みのあるカカオニブや酸味のあるフルーツともよく合います。はちみつをかけて、お好みの味わいで食べるのがおすすめです。
クッキーなどの焼き菓子に混ぜ込む
クッキーやブラウニーなどに混ぜ込むのもおすすめですよ!カリッとした食感はもちろん、苦みがアクセントになって少し大人な味わいに仕上がります。
カカオニブを使ったレシピをご紹介!
カカオニブはそのまま食べてもおいしいですが、お菓子作りに使うのもおすすめです。チョコレートチップやナッツの代わりのイメージで使うと、カカオニブのほろ苦さやカリカリとした食感が加わり、また違った味わいが楽しめますよ。
カカオニブのココナッツクッキー
シンプルなココナッツクッキーに、カカオニブを加えてアレンジしました。ココナッツオイルを加えた甘い香りの生地にほろ苦いカカオニブがよく合い、とてもおいしいですよ。簡単な手順で作れるので、ティータイムのお供にぜひお試しくださいね。
カリカリ ココアスノーボール
カカオニブを混ぜ込んだ、ココア風味のスノーボールはいかがでしょうか。甘さ控えめのココア風味の生地にカカオニブのカリカリとした食感がアクセントになり、食べる手が止まらないおいしさ。サクサクのクッキーを口に入れるとほろりと溶けていきますよ。
カカオニブとクランベリーのお豆腐スコーン
ナッツのような香ばしさがあるカカオニブは、スコーンのような焼き菓子にもおすすめ。甘酸っぱいクランベリーと、ほろ苦いカカオニブの相性が抜群です。生地はホットケーキミックスを使うので失敗しにくく、お菓子作り初心者の方にもおすすめのレシピですよ。
バナナとカカオニブのマフィン
定番のバナナマフィンにカカオニブをプラスした、ちょっぴり大人な味わいの一品です。バナナの自然な甘みに濃厚でほろ苦いカカオの風味が加わり、ワンランク上のおいしさに仕上がりますよ。しっとりとした生地と、カカオニブのカリッとした食感の違いも楽しめます。
カカオニブのマーマレードチーズトースト
カカオニブはお菓子だけでなく、こんな風にトーストのアレンジに使うのもおすすめ。コクのあるクリームチーズと甘酸っぱいマーマレード、ほろ苦いカカオニブの組み合わせが絶妙なバランスで、クセになる味わいに仕上がりますよ。
ほろ苦さがクセになる!カカオニブを取り入れてみませんか
カカオ豆から作られるカカオニブは、小さな粒に注目の栄養素が詰まった食材。カカオ特有の風味とほろ苦さがあり、そのまま食べるのはもちろん、お菓子作りにも活用することができます。店頭でカカオニブを見かけたらぜひ手に取って、そのおいしさを味わってみてくださいね。

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