スープなど、洋風料理に欠かせない「コンソメ」。売り場には、コンソメキューブのほかに顆粒コンソメがあり、レシピによっても記載が違うことがありますよね。この記事ではコンソメキューブは小さじでどれくらいの量になるのか、顆粒コンソメに換算した場合の量についても解説します。コンソメがないときの代用品やおすすめレシピも必見です!
コンソメキューブを小さじに換算すると?使い方もご紹介!
- 目次
- コンソメキューブを小さじに換算すると?
- コンソメキューブと顆粒コンソメとの違い
- コンソメの代用品は?
- コンソメキューブを使ったおすすめレシピ
- カットキャベツと卵のコンソメスープ
- 玉ねぎと豆乳のスープ
- 簡単!レタスたっぷりスープ
- 春キャベツとミニトマトのコンソメスープ
コンソメキューブを小さじに換算すると?
コンソメキューブ1個を顆粒コンソメに換算すると、小さじ2杯弱です。大さじに換算すると、大さじ2分の1ほど。コンソメキューブを細かく砕けば顆粒コンソメとして使えますよ。メーカーによって違いはありますが、目安として調節しながら使ってみてください。
コンソメキューブと顆粒コンソメとの違い
コンソメキューブと顆粒コンソメのそれぞれの特徴をご紹介します。
■コンソメキューブ
コンソメキューブは1個ずつ個別包装されているため、湿気の影響をあまり受けず比較的長持ちしやすいのが特徴です。未開封であれば、常温で保存できますが、なるべく涼しい場所を選んでください。開封後はなるべく空気に触れないよう開け口を折り曲げるなどしましょう。夏の暑い時期など、室温が高くなるとベタベタする場合がありますので、冷蔵庫での保存がおすすめです。
コンソメキューブは、はかる手間がないので手軽に使うことができ、スープや煮込み料理を作るときに活躍します。コンソメキューブ1個に対し、300mlの水が目安です。
■顆粒コンソメ
顆粒コンソメは、使いたい分だけ使うことができます。溶けやすいのが特徴で、炒め物やパスタなどの料理には、顆粒の方がなじみがよく適しています。小さじ2杯に対して300mlの水を使うのが目安です。
しかし、コンソメキューブに比べると湿気の影響を受けやすく、あまり長持ちしないため、しっかり密閉し早めに使い切るようにしましょう。
コンソメの代用品は?
コンソメキューブも顆粒コンソメもない!というときに、代用できるものを知っておくと安心ですね。ここからはコンソメの代用品として使える調味料をご紹介します。
■和風だしの素
和風だしの素には、いりこや鰹節、昆布などの魚介の旨みが出ています。一方、コンソメには野菜や肉の旨みが入っているので、コンソメより少しあっさりとした味わいになります。お好みでスパイスやハーブなどを加えると風味がアップしますよ。
■鶏ガラスープの素
鶏ガラスープの素もコンソメの代用品として使うことができます。鶏ガラスープには中華料理特有の調味料が含まれているため、味が中華風になりますが、鶏の動物性の旨みをしっかり出せますよ。
■ウスターソース
料理にコクを加えたいのであれば、ウスターソースもおすすめです。ウスターソースは、野菜や果物のピューレに、酢などの調味料を加えたもの。トマト煮込みのような酸味のある煮込み料理に使うのがおすすめです。ウスターソースには酸味があり色も濃いため、入れすぎには注意しましょう。
コンソメキューブを使ったおすすめレシピ
コンソメキューブについてわかったところで、ここからは、コンソメキューブを使ったレシピをご紹介します。スープからメインまで幅広くピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
カットキャベツと卵のコンソメスープ
食べたいときにさっと作れる!「カットキャベツと卵のコンソメスープ」はいかがでしょうか。千切りキャベツを使うので包丁やまな板要らずで、手軽にお作りいただけます。マヨネーズを加えた卵がふわふわでコク深い味わいのスープです。10分で作れるので疲れて帰ってきたときなど、すぐにスープが欲しいときにもおすすめ。ぜひ作ってみてくださいね。
玉ねぎと豆乳のスープ
玉ねぎの甘みがたまらなくおいしい、玉ねぎと豆乳のスープを作ってみましょう!玉ねぎをあめ色になるまで炒めることで、玉ねぎの甘味と旨みを存分に引き出すことができますよ。豆乳でまろやかさが加わり、ポタージュのようなコクがありながら、あっさりとした味わいに仕上がります。お好みのきのこなどを加えてもおいしいので、アレンジも楽しんでみてくださいね。
簡単!レタスたっぷりスープ
野菜をたくさん食べられるスープです。冷蔵庫に余っている野菜をお好みで入れてもいいでしょう。レタスをサラダ以外で食べたいという方におすすめです。レタスのシャキシャキとした食感で食べ応えもあり、コンソメの旨みとレタスの甘みがとってもよく合います。
春キャベツとミニトマトのコンソメスープ
春キャベツの甘味がスープに溶け出していてとてもおいしいスープです。トマトの酸味も春キャベツの甘味とよく合います。お好みでソーセージやベーコンなどを入れると、コンソメスープに旨みがさらにアップし、食べ応えが出ますよ。
トマトジュースで作る 具沢山ミネストローネ
朝ごはんにもランチにもぴったり!具だくさんのミネストローネをご紹介します。トマトジュースを使うことでトマトの酸味が抑えられるので、食べやすい味わいに。ウインナーや野菜の旨みが溶け込んだスープにコンソメのコクと旨みが加わり、とってもおいしいですよ。具だくさんなのでこのミネストローネだけで立派なおかずになります。大きさの揃った具材で見た目がきれいなので、おもてなしの一品にもおすすめです。
チーズ肉巻のトマト煮込み
チーズ肉巻きをトマトで煮込みました。肉巻きに薄力粉をつけて焼くことで肉の旨みが閉じ込められます。チーズが肉からとろりとトマトソースにとろけ、たまらないおいしさです。パンにもごはんにも合うのでおもてなしやパーティーなどにもおすすめですよ。
デミグラスソースで コロコロミートボール
デミグラスソースとコンソメで作ったソースでお店のような味わいになります。ひと口サイズのミートボールなのでお子様にも食べやすいですよ。お好みでキノコや野菜などと一緒に煮込んでもおいしいですよ。
カリフラワーのクリーム煮込み
カリフラワーとクリームがよく絡み、寒い日などにホッと温まる一品です。コンソメの旨みとクリームソースがカリフラワーによく合います。フライパンに材料を順番に入れるだけなので、手軽にできますよ。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
コンソメキューブの特徴を理解して料理に活用しよう
いかがでしたか。コンソメキューブを小さじに換算した場合の量やおすすめレシピについてご紹介しました。洋風スープを作るときに欠かせないコンソメですが、コンソメキューブは顆粒コンソメに小さじ2杯弱で換算することができることがわかりました。どんなレシピにも対応できるので、ご紹介したレシピを参考に、ぜひ参考にしてみてくださいね。
クラシルでは、ほかにもコンソメキューブを使ったレシピをたくさんご紹介しています。そちらもぜひ参考にしてみてくださいね。