夏が旬のアユは、ふっくらとしたやわらかな身がとってもおいしい川魚です。天然のアユのおいしさは、ぜひとも毎年堪能したいものですよね。そんなアユですが、日本のどこで多く獲れるか、知っていますか?今回は、アユがたくさん獲れる都道府県をランキング形式でご紹介します。おいしいアユのレシピもご紹介するので、ぜひ最後まで楽しんでくださいね。
日本で「鮎」が1番獲れるのはどこ?3位茨城県、2位栃木県、気になる1位は…?
ランキングの発表!
さっそくランキングの発表です!このランキングは、農林水産省の調査を参考に作成しました。年間のあゆ漁獲量を比べています。どこが1位か、ぜひ予想してみてくださいね。
第5位・・・岐阜県 181 t
第4位・・・神奈川県 214 t
第3位・・・茨城県 287 t
第2位・・・栃木県 299 t
気になる第1位は...。
第1位・・・滋賀県 319 t
第1位は滋賀県でした!漁が解禁されている間に、ぜひ滋賀県産のアユを味わってみたいですね。
おすすめのアユレシピをご紹介!
さてここからはランキングにちなんで、おいしいアユのレシピをご紹介します。香りのよい山椒みそ焼きや、土鍋で作る炊き込みごはんなど、アユのおいしさをたっぷり楽しめる絶品ばかりです。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.アユの山椒味噌焼き
山椒のさわやかな香りがよく合う、アユの山椒味噌焼きのレシピをご紹介します。淡白でさっぱりとした味わいのアユの身に、コクのある山椒みそが相性抜群!ごはんのおかずにはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりです。山椒の香りと風味を感じながら、ぜひゆっくりと味わってくださいね。
材料(2人前)
- アユ・・・2尾
- 水・・・適量
- 塩・・・小さじ1/4
- (A)みそ・・・小さじ2
- (A)しょうゆ・・・小さじ1
- (A)料理酒・・・小さじ1
- (A)山椒・・・小さじ1
- サラダ油・・・小さじ2
- キャベツ (千切り)・・・10g
- 山椒・・・ひとつまみ
手順
1.(A)をボウルに入れて混ぜ合わせます。
2.アユの尻尾から頭に向かって包丁をあて、なでるようにうろこを取り、水を張ったボウルの中で洗います。
3.キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ったら、塩を両面に振ります。
4.オーブントースターの天板にアルミホイルを敷き、サラダ油をキッチンペーパーでのばすようにひきます。
5.3をのせて、1を塗ったらオーブントースターで10分、アユに火が通るまで焼きます。
6.キャベツを盛ったお皿にのせて山椒を振ったら完成です。
※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W250℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
2.タルタルソースでいただく 鮎フライ
和風でいただくことの多いアユを洋風に食べるなら、フライがおすすめです!あっさりとした味わいのアユですが、衣をつけてからりと揚げたら、食べごたえ抜群のボリュームおかずに大変身しますよ。らっきょうの酸味と風味を効かせたタルタルソースが、サクサクのフライによく合います。らっきょうはピクルスでも代用できるので、ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- アユ・・・2尾
下味
- 料理酒・・・大さじ1
- 塩・・・小さじ1/2
衣
- 薄力粉・・・大さじ2
- 溶き卵・・・1個分
- パン粉・・・30g
- 揚げ油・・・適量
タルタルソース
- ゆで卵・・・2個
- らっきょう漬け・・・8個
- マヨネーズ・・・大さじ2
- 塩・・・ひとつまみ
- 黒こしょう・・・ひとつまみ
- フリルレタス・・・2枚
手順
1.ゆで卵、らっきょうはみじん切りにします。ボウルに移し、残りのタルタルソースの材料を入れ、よく混ぜ合わせます。
2.アユは包丁の先で尾から頭に向けてこそぎ、流水で洗い流します。バットに移し、下味の材料を入れ、15分程置きます。
3.キッチンペーパーで水気を拭き取り、薄力粉、溶き卵、パン粉の順番に衣を付けます。
4.揚げ油をフライパンの底から3cm程の高さまで入れ、170℃に熱し、3を入れます。中に火が通るまで5分程揚げたら油を切ります。
5.フリルレタスを敷いた器に盛り付け、1を添えて出来上がりです。
3.土鍋で 鮎の炊き込みごはん
土鍋で作るアユの炊き込みごはんのレシピをご紹介します。アユをオーブントースターで焼いてから土鍋で炊きこむことで、出汁とアユの風味が抜群に効いた、とってもおいしくて香ばしい炊き込みごはんが完成しますよ。仕上げにのせた大葉のさわやかな香りが食欲をそそります。ぜひお試しくださいね。
材料(4人前)
- 米・・・2合
- アユ・・・2尾
- 塩 (下処理用)・・・小さじ1/2
- 生姜・・・20g
出汁
- 水・・・350ml
- 昆布 (だし用)・・・5g
- かつお節 (花かつお)・・・5g
- (A)薄口しょうゆ・・・大さじ2
- (A)料理酒・・・大さじ2
- (A)みりん・・・大さじ2
- (A)塩・・・小さじ1/4
トッピング
- 大葉・・・3枚
手順
準備.生姜は皮をむいておきます。 大葉は軸を切り落とし、細切りにしておきます。 米は洗って30分以上浸水させ、水気をよく切っておきます。 アユは水で軽く洗っておきます。
1.鍋に出汁用の水、昆布を入れて30分程置きます。
2.中火で熱し、沸騰直前に昆布を取り出します。沸騰したらかつお節を入れて火を止め、3分程置いたらキッチンペーパーを敷いたザルで濾し、300ml取り分け、粗熱を取ります。
3.生姜は千切りにします。
4.アユは包丁の先で尾から頭に向けてこそぎ、塩をふって全体になじませ、流水で洗い流して水気を切ります。
5.アルミホイルを敷いた天板に4をのせ、薄く焼き色がつくまでオーブントースターで7分程焼きます。
6.土鍋に米、2、(A)を入れて混ぜ合わせ、3、5をのせて蓋をします。
7.中火で加熱し、沸騰したら弱火にして15分程加熱します。火を止めてそのまま10分程蒸らします。
8.蓋を取り、大葉をのせて完成です。
※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W220℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
今が旬のアユをおいしく食べよう!
いかがでしたか?今回はアユが多く獲れる都道府県のランキングと、アユを使ったおすすめレシピをご紹介しました。旬のアユのおいしさは格別なので、ぜひとも毎年味わいたいものです。おいしそうなアユをお店で見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。
[出典] 「令和4年海面漁業生産統計調査」(農林水産省)