■紹介文
冷凍パイシートが余ったので、コレを使って何か出来ないかと調べていたら、カルツォーネと同じ成型方法でアップルパイを作っているレシピがあったので、これを作ってみることにしました😉
アップルパイはアップルフィリングを作ったら、あとは冷凍パイシートをタルト型に入れる、長方形に切り抜いた冷凍パイシートに挟む、菱形に切り抜いた冷凍パイシートを器の形に成型してその中に入れるなど、冷凍パイシートの形を変えることで、見た目を色々変えることが出来ます。
今回はカルツォーネと同じ成型方法ということで、円形に切り抜いた冷凍パイシートを半分に折りたたんだアップルパイで、ショソン・オ・ポムという名前がついています。
ショソンとはフランス語でスリッパを意味するらしく、半円形の形がスリッパの先端をイメージするからこの名前がついたというのだから、お菓子のネーミングは色々あって面白いですねぇ🤣
今回参考にしたレシピは、ショソン・オ・ポムをあえて真ん中を開いて、マリトッツォみたいにホイップクリームを挟むというのがとても面白いレシピでした😉
■材料(8個分)
ーパイ材料
冷凍パイシート(18cm)2枚
ーフィリング材料
りんご(大)1/2個
砂糖15g
水15ml
レモン汁2.5ml
ーホイップクリーム
生クリーム100ml
練乳20g
レモン汁1~2滴
ーその他
ドリュールあり
ードリュール材料
溶き卵1個
塩ひとつまみ
■作り方の手順
写真付きで👇の「黒わんこカフェ」のサイトに詳しく載せていますので、是非☺️
https://blackdog.tokyo/202203084980
【1】今回作るのはアップルパイになりますので、まず始めにアップルフィリングを作って準備しましょう😊使うリンゴの量ですが、9cmのアップルパイを8個であれば大きめのリンゴ1/2個以上必要になりますが、8cmのアップルパイの時は1/2個分で足りたので、作るアップルパイのサイズに合わせて使うリンゴの量を決めてもらえばいいと思います😉
【2】紹介しているアップルフィリングのレシピはいちょう切りにしていますが、今回は切り抜く冷凍パイシートのサイズがそこまで大きくないので、1cmぐらいの角切りでアップルフィリングを作りました。
【3】使用した冷凍パイシートは「ニップン 発酵バター入りパイシート 2枚入」という商品で、18cm×18cmとパッケージに書いてありますが、実際は17.5cm×17.5cmで少し小さかったため、9cmのアップルパイ生地を切り抜くことが出来ませんでした😵なので、今回は8cmのアップルパイ生地を切り抜きました。
【4】冷凍パイシートは、冷蔵庫から出して5~8分ほど置いておけば、簡単にくりぬくことが出来ます。8~9cmの円形にくりぬくので、もしセルクル型など綺麗な円形の型をお持ちであればそれを使ってください。僕は8~9cmのセルクル型は持っていないので、適当に家にあるグラスをひっくり返して型抜きしました🤣
【5】冷凍パイシートにグラスを押しつけると、最後までキチンとくりぬければ型抜きしたアップルパイ生地がグラスについてきますが、円形のあとだけついてくりぬけなかったときは、製図用のデザインカッターなどでなぞってあげれば、綺麗に円形に切り抜くことが出来ますよ😉
【6】アップルパイ生地を円形に切り抜いたら、上半分のフチに沿って指でドリュールを塗りましょう。接着剤みたいなもんですね😊
【7】ドリュールを塗り終わったら、アップルパイ生地の真ん中に準備しておいたアップルフィリングをのせます。欲張って沢山のせすぎると、アップルパイ生地を折りたたんだときにちゃんと蓋が閉まらなくなるので、ほどほどの量にしておきましょう☝
【8】アップルフィリングを置いたらアップルパイ生地を半分に折りたたみ、フォークでとじ目の部分を軽く抑えて、閉じていきましょう。この閉じ方はカルツォーネと同じ成型方法ですね😉
【9】すべてのアップルパイ生地を天板に並べ終わったら、ショソン・オ・ポムっぽくするためにアップルパイ生地の表面に葉っぱの模様をいれていきましょう。僕はこういう細かいクープを入れるときは、「貝印 KAI クープナイフ DL6283」という商品を使って入れています。非常に細かいクープを入れるのに、とても使いやすいですよ😉
【10】横向きの線が少し深くクープが入っていますが、これが結構膨らんで大きく開いちゃったので、葉っぱ模様は出来るだけ浅く入れた方が、綺麗なショソン・オ・ポムに仕上がると思います🤔
【11】葉っぱ模様を入れているあいだに、オーブンは余熱をしておきましょう。
【12】オーブンの予熱をしているあいだに、アップルパイ生地全体にドリュールを塗ります。牛乳でもドリュールの代わりになりますが、しっかりした茶色に仕上げたいときは、やっぱり卵をつかったほうがいいですね。
【13】焼き上げは220℃15分。お使いの冷凍パイシートによって焼き上げる温度や時間は違うと思うので、必ずパッケージを確認して焼き上げてくださいね。最初はなかなか膨らまないですが、時間が経ってくると意外と膨らむので大丈夫です😆
【14】ショソン・オ・ポムが焼き上がりました😋普通であればここまででショソン・オ・ポムの作り方は終わりなんですが、参考にしたレシピはさらにアレンジを加えて、マリトッツォ風にホイップクリームを挟んでいたので、今回紹介するレシピもホイップクリームを挟んだものを紹介します😉
【15】ショソン・オ・ポムが十分冷えたら、開いている口の部分に切れ込みをいれます。手で開いても開きますが、パイ部分が壊れる可能性があるので、僕は電動ブレッドナイフを使って、出来るだけ余計な力をかけずに綺麗に蓋を開かせました😊電動ブレッドナイフを使うときは、最後まで切り落とさないよう注意して蓋を開いてくださいね。
【16】ショソン・オ・ポムの蓋が開くようになったら、準備しておいたホイップクリームを冷蔵庫から出してきましょう。今回は星口金をつけて絞り出したので、ケーキっぽい形でホイップクリームになりました。片目口金や両目口金を使ってリボン状に絞り出しても、綺麗かも知れませんね😆
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アップルフィリングのレシピはこちら
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【1】今回はリンゴのフィリングを作るので、特別な材料としてはリンゴになります。リンゴはやや硬い目のリンゴを使い、皮を剥いたらいちょう切りにしましょう。厚さは使いたいレシピに合わせて適当な厚さに切れば大丈夫ですが、薄すぎると加熱しているときに潰れると思うので、最低でも厚さはいると思います😉
【2】大きめのリンゴ1個をいちょう切りにしました。この時の重さは240gでした。
【3】フライパンに水、レモン水、砂糖をいれ、しっかりと混ぜましょう。砂糖に水が絡まっていればいいので、特に水に砂糖が溶けている必要はありません。この段階ではまだ加熱する必要も無いですね😉
【4】砂糖と水が混ざったら、カットして準備していたリンゴを加え、へらやお好み焼きのコテのような道具をつかって、リンゴ全体に砂糖水が絡まるように軽く混ぜ合わせましょう。
【5】後はひたすら加熱を続け、水分が完全になくなるまでしっかりと煮込みましょう。今回の分量で大体20分ぐらい煮込みました。加熱する温度は量が多いときは中火中、リンゴの量が少ないときは中火弱ぐらいで加熱をすればOKです。水分が飛び始めるとそのままほっとくとフライパンの中で焦げるので、適当ひっくり返したりして焦げないように注意しましょう☝水分がなくなってもまだリンゴの中に水分が含まれているので、焦げないようにひっくり返しながらしばらく加熱を続けましょう。
【6】フィリングが出来上がってきた時の目安は、かき混ぜている時にリンゴ同士が張り付いて滑らなくなってきた時ですね。リンゴ同士が張り付かず滑るときは、まだ水分を多く含んでいる証拠なので、そのときは加熱を続けましょう。滑らずに張り付くようになるのは、砂糖の糖分ががしっかりとリンゴに中にしみこんで、ベトベトした砂糖漬けになったからですね😉色も白っぽい色から、ややオレンジ色っぽく変わります。
【7】リンゴ同士がベトベトくっつくようになったら、アップルフィリングの完成です。今回は出来上がったアップルフィリングの分量は160gでした😊器に移して、十分冷ましてから冷蔵庫などで保存して、使いたいときに使いましょう。アップルフィリングになったリンゴは砂糖漬けにされているので、ジップロックなどで密封して冷蔵庫の中に入れておけば、1~2週間ぐらいは十分保存することが出来るので、多めに作ってアップルフィリングを使うパンを何種類か日を変えて焼くのに使ってもイイですね😆
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練乳を使ったホイップクリームのレシピはこちら
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【1】今回は練乳のホイップクリームを作るレシピなので、生クリームと練乳が特別な材料になります😉レモン水はホイップクリームを早く固めるのに使用します。
【2】練乳をボウルに入れたら、生クリームを1/3ほど入れて、しっかりと練乳と生クリームを混ぜましょう。泡立てる必要は無いので、計量スプーンなどで軽く混ぜる感じでOKで🙂
【3】練乳と生クリームがなじんだところで、残りの生クリームをボウルに入れましょう。ホイップクリームを作る時はボウルを冷やしながら作業すると早くホイップクリームが出来ますし、作っている途中でホイップクリームがダレてくるのも防ぐことが出来ます😊僕は毎回保冷剤を入れた一回り大きなボウルに、ホイップクリームを入れたボウルを重ねて作業しています。
【4】生クリームを入れ終わったら、レモン汁を2~3滴加えます。後は電動ミキサーなどで生クリームが角が立つまでひたすら混ぜていきましょう😉
【5】ある程度角が立てば完成ですが、使いたいレシピに合わせて混ぜる時間を長くするなどして、固さを調整してもらえればいいと思います😊
【6】出来上がったホイップクリームは絞り袋に移してから、冷蔵庫で30分ほど冷やしてから使うようにしてくださいね。固く仕上がっているように見えても、作りたてのホイップクリームはダレててくるのも早いので😉
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ドリュールのレシピはこちら
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【1】溶き卵をつくります。パン材料として溶き卵を使った残りでもドリュールとして使うことは出来ますが、溶き卵を一度こしてドリュールに仕上げますので、溶き卵の量が減っていると十分な量のドリュールを作れないことがあるので注意しましょう☝
【2】溶き卵を茶こしなどでこして、卵黄液を作ります。溶き卵をこしてつくるので、卵黄単体よりは少しサラサラした液体になります。あまりねっとり濃い状態だと、パン生地に塗るとき綺麗に塗ることが出来ないので、僕はこの方法が一番使いやすいと思います😉もしこした卵黄液の量が少ないときは、少量の牛乳などを混ぜて量を増やす事も可能です。
【3】卵黄液が出来たら、ひとつまみのわずかな塩を入れて混ぜればドリュールは完成です。塩をいれることで卵黄液ののびが良くなって、パン生地に塗りやすくなります😊
【4】ドリュールは一回にドバッと塗るのはやめましょう。液だれしたままパン生地に残り、焼きムラの原因になります。また、塗るときに使用する刷毛も毛先が柔らかく、毛が抜けにくい刷毛を使うことをおすすめします。僕は折曲 山羊刷毛 極(45mm)を愛用しています😆
【5】ドリュールは結構余りがちなので、僕は余ったドリュールは毎回卵焼きにしてます😉
■POINT
今回使用した冷凍パイシートはニップン製ですが、サイズが合えばどのメーカーのものでもOKです😉
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詳しいレシピは「黒わんこカフェ」で検索(^^)
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