今回は、秋冬に生野菜がたっぷり摂れる水菜と大根の梅サラダのレシピをご紹介します。
秋冬は煮野菜のおいしい季節です。
特に冬は、鍋で煮込んだ野菜がとてもおいしく、たくさんの野菜を摂ることができます。
でも、寒くなっても生野菜を安価においしく食べたい……。
秋冬こそたっぷり生野菜のいい季節だと思います。
おいしく、しかもかさが豊富な水菜や大根を使い、味付けは梅干しを基本にさっぱりおいしく仕上がるこのレシピを愛用しています。
低カロリーでたっぷり生野菜を摂ることができ、作り置きにもぴったりです。ぜひ、お試しくださいませ。
大根(葉に近い部分)
1/3本
水菜
1把
梅干し
3個
米酢(あれば梅酢)
大さじ2
しょうゆ
大さじ1
砂糖
小さじ1
ごま油
大さじ1
いりごま
大さじ1
(お好みで)刻みのり、かつお節
ひとつかみ(刻みのり、かつお節とも10g前後)
手順
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【1】野菜を切ります。
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大根は短冊切りにします。短冊切りとは、切った形が短冊に似ていることから、このように呼ばれます。
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大根を4~5cm長さに切ってから、幅1cmの板状に切ります。その後、縦2mm幅くらいに切りそろえていくと、きれいな短冊切りができますよ。
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【2】短冊切りにした大根はたっぷりの水に放っておきます。
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こうすることで、余分な辛味や苦味を抜きます。
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【3】水菜は4~5cm幅にざくざく切っていきます。
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【4】切った水菜は、だいたいで結構ですので葉の部分と茎の部分に分け、それぞれたっぷりの水に放ちます。
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葉の部分と茎の部分に分けるのは、あとで混ぜるときに、先に茎の部分を混ぜて、あとで葉の部分を加えることで、出来立てはもちろん、作り置いても出来るだけしゃきっとした歯ざわりを残すためです。
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また、水にさらすことで、余分な辛味や苦味を抜きます。
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【5】調味料の準備をします。
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梅干しは種を取り除いて、包丁でたたきます。
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【6】調味料の材料を合わせ、手順5の梅干しを混ぜ合わせます。
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【7】手順6の調味料に、水気をよく切った大根と水菜の茎の部分を入れよく和えます。かさが結構多いですので、私はいつも手で和えています。
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【8】水菜の葉の部分を加えて、全体をざっと和えて出来上がりです。
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【9】保存する際はしっかり消毒した保存容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
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【10】いただく際は刻みのりをたっぷりと振りかけてお召し上がりくださいませ。
投稿者からのコメント
■保存期間
冷蔵5日
■作り置きのコツ・ポイント
野菜の水気はよく切ってから調味料と和えるようにしましょう。水気が多いままですと水っぽい仕上がりになります。
梅干しと酢が入っていますので殺菌作用が高く日持ちしますが、保存容器はしっかり消毒してから使いましょう。
■アレンジのヒント
米酢と記載しましたが、あればぜひ梅酢を使いましょう。米酢の代わりに柚子ぽん酢(しょうゆの入っていないもの)を使ったり、柚子やすだちなどの柑橘類の絞り汁を少し加えると、やさしい酸味で柑橘類の香り豊かな仕上がりになります。
酒の肴にもぜひどうぞ。突き出しとして小鉢に少量を天盛りにしていただくと、見た目と梅の風味が食欲をそそり食が進みます。
豆腐や揚げが合います。水気を切って2~3cm程度の角切りにした豆腐や、あぶって薄切りにした厚揚げや油揚げを加えてもおいしいです。
山芋・長芋も合います。大根に替えて長芋を使ったり、すりおろしてとろろにしてこのサラダにかけてもおいしいです。とろろの場合は調味料は倍量にすると良いです。
お弁当にも衛生的でよく合います。お弁当に詰める際は水気をよく切ってから詰めましょう。
※みやすさのために書式を一部改変しています。