■紹介文
お菓子作りでは生フルーツというのはよく使う食材ですが、パンは一度高熱のオーブンに通して焼き上げるので、生フルーツを使うときは焼き上がった後に飾り付けで乗せることが多いですよね🙂
黒わんこカフェで紹介している生フルーツを使ったパンは、「クロワッサン生地で作る色とりどりのフルーツで彩るフルーツデニッシュ」「ウールロールパンを応用した巻き巻きスタイルが可愛らしいコッペパン」というレシピを紹介しています。
どちらも焼き上がった後のパンに飾り付けとして生フルーツを使っていますが、生フルーツは種類によってはオーブンを通しても、結構ジューシーさを保ってくれるフルーツもあります。
生フルーツをオーブンと一緒に焼き上げたレシピは「焼いてもジューシー!さっぱり果汁がたまらないオレンジパン」というスライスしたオレンジを使ったレシピを紹介した事がありますが、今回はスライスしたパイナップルを使ったパンを紹介したいと思います😊
このパンは、パンレシピを探しているときに読んでいた書籍に出てきたパンで、焼き上がって切ったときの感じがケーキっぽいのが目にとまったので、焼いてみようと思ったパンになります😉
参考書籍のレシピと僕が書いたレシピは分量が全然違いますが、焼き上がりは同じような感じになりますので、お好きなレシピで作ってもらったらいいと思います😊
■材料 (18cmデコレーション型)
ーパン生地
強力粉(春よ恋)250g
ドライイースト(金サフ)4g
砂糖32g
塩4g
無塩バター20g
牛乳150ml
パイナップル8枚
ーその他
ドリュールあり
ドライフルーツ40g
ポップシュガーお好みで
■作り方の手順
写真付きで👇の「黒わんこカフェ」のサイトに詳しく載せていますので、是非☺️
https://blackdog.tokyo/202207225450
【1】今回はパン生地の中に練り込むフルーツピールと、デコレーション型に一緒に入れて焼く輪切りのパイナップルが特別な材料になります。フルーツピールは書籍ではマンゴーを使用していますが、パイナップルピールで焼いたときも美味しかったので、柑橘系のフルーツピールなら何でも合うと思います😉パン生地を混ぜある程度まとまったらバターを加えてこね上げます。バターがなじんで捏ね上がってくると、あまりベトつかずとても扱いやすいパン生地になります🙂
【2】だいたい捏ね上がったと思ったらフルーツピールを散らすためにパン生地を20×20cmぐらいに伸ばしましょう。フルーツピールがベトベトしてひっついているときは、軽く湯通しして油を落として水気をしっかりと取ってもらえば、散らしやすくなると思います。フルーツピールは広げたパン生地の中に満遍なく散らしましょう。
【3】フルーツピールをパン生地全体に散らし終わったら、まずはパン生地を半分に切って重ねます。こうすることで、フルーツピールを手で捏ねて混ぜることなく、パン生地の中で層になりますよね😉
【4】さらにもう半分に切って重ねると四段重ねのパン生地になりますので、この状態で、一番下のパン生地で包むように丸めて行くと、それなりにまんべんなく織り込み材料が混ざった生地になってくれます😆
【5】一番下のパン生地でフルーツピールを包んで丸めます。案外綺麗にパン生地の中に収まっていますよね😊
【6】一次発酵をしている間にパイナップルの輪切りを準備しましょう。書籍ではパン生地を5つに分けて使用していますが、僕は8つに分けて使用しています。なので、パイナップルは8枚準備してください。生パイナップルを切って準備してもいいですし、パイナップルの輪切りの缶詰でもOKです😉
【7】一次発酵は30℃60分。つるんとしたパン生地が綺麗に膨らんでますよねっ😁
【8】一次発酵終わればガス抜きをして8つに切り分け、固く絞った濡れふきんをかぶせベンチタイム10分。できるだけ同じパン生地の同じ重さになるように丁寧に切り分けましょう☝この時点でも特にベトついた表面になっていないので、本当に扱いやすいパン生地ですね😊
【9】ベンチタイムが終わったら、しっかりとガス抜きをして、手のひらでパン生地をパイナップル一枚分の大きさに伸ばしましょう。大きさで言えば8cmぐらいだと思います。そこまで大きくはないですね🙂
【10】デコレーション型の側面にオイルスプレー等を塗って型抜きしやすくしてから、パン生地とパイナップルを交互に挟んで並べていきます。オイルスプレーを振るときは底板にはかけない方がいいです。生パイナップルは水分を多く含んでいるので、デコレーション型の底にオイルが塗られていると、めちゃくちゃ滑ります😵パン生地の枚数とパイナップルの枚数が同じであれば、綺麗に交互に並べられると思います。
【11】パン生地とパイナップルをデコレーション型に並べ終わったら、35℃40分で二次発酵。二次発酵前のパン生地の大きさだと、デコレーション型の中でしっかりとパイナップルが立ってくれません。でも、二次発酵が終わると、パン生地がしっかりと膨らんでパイナップルはパン生地に挟まれてしっかりと立ってくれます😉
【12】余熱をしている間にドリュールを塗ります。牛乳でもドリュールの代わりになりますが、しっかりした茶色に仕上げたいときは、やっぱり卵をつかったほうがいいですね。ドリュールを塗り終わったら、お好みでポップシュガーを散らしましょう。僕は砕かずに大きなポップシュガーを適当に散らしましたが、細かく砕いたポップシュガーの方が見た目が綺麗かも知れません🤔
【13】焼き上げは180℃25分。ヘルシオを使用しているときは、210℃20分ぐらいでした。デコレーション型を使っているので焼いている時は側面の焼け具合が分かりませんが、表面の焼き色は外から見えるので、焼きムラが出てきたときは、デコレーション型を回すなどして出来るだけ均等に焼き色がつくようにしましょう🙂
【14】完成😋デコレーション型を使っているので、ケーキのような形で焼けました😆高熱のオーブンを通していますが、パン生地の中に埋もれているパイナップルは、生パイナップルのままで焼けているので結構ジューシーです😍
【15】焼き上がったパンを切ってみると、写真のような感じになっています。切り分けたパン1個に1枚のパイナップルを入れたかったので切った面にはパイナップルはありませんが、中に入れたフルーツピールは見えると思います。
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ドリュールのレシピはこちら
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【1】溶き卵をつくります。パン材料として溶き卵を使った残りでもドリュールとして使うことは出来ますが、溶き卵を一度こしてドリュールに仕上げますので、溶き卵の量が減っていると十分な量のドリュールを作れないことがあるので注意しましょう☝
【2】溶き卵を茶こしなどでこして、卵黄液を作ります。溶き卵をこしてつくるので、卵黄単体よりは少しサラサラした液体になります。あまりねっとり濃い状態だと、パン生地に塗るとき綺麗に塗ることが出来ないので、僕はこの方法が一番使いやすいと思います😉もしこした卵黄液の量が少ないときは、少量の牛乳などを混ぜて量を増やす事も可能です。
【3】卵黄液が出来たら、ひとつまみのわずかな塩を入れて混ぜればドリュールは完成です。塩をいれることで卵黄液ののびが良くなって、パン生地に塗りやすくなります😊
【4】ドリュールは一回にドバッと塗るのはやめましょう。液だれしたままパン生地に残り、焼きムラの原因になります。また、塗るときに使用する刷毛も毛先が柔らかく、毛が抜けにくい刷毛を使うことをおすすめします。
【5】ドリュールは結構余りがちなので、僕は余ったドリュールは毎回卵焼きにしてます😉
■POINT
写真ではパイナップルの輪切りを7枚使用していますが、パン生地を8つに切り分けたときはパイナップルは8枚必要になります。載せている写真はパイナップルが一枚足りません😵
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詳しいレシピは「黒わんこカフェ」で検索(^^)
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