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【野菜ひとつ】千切りじゃがいものアジアンサラダ

【野菜ひとつ】千切りじゃがいものアジアンサラダ

今日は、じゃがいもをアジアンテイストでいただくレシピをご紹介します。 ナンプラーを使い、シャキシャキの食感、あっさりノンオイルでじゃがいもをいただきます。 食材は作りやすいじゃがいものみでご紹介しています。お好みでパクチーはもちろん、きゅうり、トマトなどのお好みの野菜、ハムなどを加えたりとさまざまなアレンジも可能です。 もうあと一品の副菜やお弁当のおかずにぜひご活用くださいませ。

材料 (4人分)

  • じゃがいも
    400~500g(小6~10個、中3~6個)
  • ナンプラー
    小さじ4(20ml)
  • レモン果汁 または ライム果汁
    小さじ4(20ml)
  • 砂糖
    大さじ1
  • 鶏がらスープの素
    小さじ1
  • 輪切り唐辛子※
    小さじ1(1本分)
料理を安全に楽しむための注意事項

手順

  • 【1】たっぷりのお湯を沸かし始めます。4人分で1.5リットル程度目安です。
  • 【2】じゃがいもはよく洗い、皮と芽を取り除きスライサーで千切りにします。
  • 【3】お湯が充分に沸騰したら手順2のじゃがいもを入れ、強めの中火で加熱します。
  • 【4】1~2分経ち再び充分に沸騰したらざるにあげ、麺を洗う要領で、流水でしっかりとぬめりを洗い流しざるにあげます。
  • 【5】ボウルに合わせ調味料の材料を混ぜ合わせます。
  • 【6】じゃがいもの水気をよく絞ります。
  • 【7】手順5のボウルにじゃがいもを加え、ほぐしながら、よく混ぜ合わせて出来上がりです。
  • 【8】保存の際は、充分に消毒した保存容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。

投稿者からのコメント

■保存期間 冷蔵5日 ■じゃがいもについて 今回は、じゃがいもを皮ごと千切りにして使っています。 じゃがいもの選び方や、食べ方について少しご説明いたします。 【じゃがいもの選び方】 今回のように、千切りにしたり、煮崩れすると台無しになる料理、シチューやスープなどは長卵型のメークインや、とうやが向いています。 じゃがいものほくほくとした食感を味わったり、加熱してつぶしていただく料理、ポテトサラダやマッシュポテトは、丸形の男爵が向いています。 皮がピンと張っていて、しっかりと硬いものがよいです。シワが寄っていたり、芽が出始めているものや、皮の部分が緑色になっているものは避けましょう。 【じゃがいもの食中毒について】 じゃがいもは食中毒に注意しましょう。 私は折に触れて消毒の話をしたり、食中毒について記載していますが、だいたい自分が酷い目に遭った経験から、しつこく話をしています。 じゃがいもが持っている栄養の大部分は、糖分です。そして、じゃがいもは植物ですので、植物由来の窒素を含んだアルカリ性物質、この「糖」とアルカリ性物質「アルカロイド」から「グリコ(糖)アルカロイド」というものができます。じゃがいもに含まれるグリコアルカロイドの約95%は、αソラニン、αチャコニンというものです。これらは、天然毒素です。苦味を持ちます。 じゃがいもを皮ごと食べると、皮は少し苦味を感じることがあると思います。あれは、毒素の味だからです。可食部に含まれる毒素のうち、3割~8割が皮の部分に含まれています。100gあたり平均7.5mgです。 植物は外敵に食べられないように進化します。じゃがいもは、地下の茎が発達して、でんぷん糖を蓄積し、かたまりのようになった「塊茎(かいけい)」です。動物や虫からすると、格好の栄養分です。それらから身を守るため、皮の部分や、成長しようとしている芽の部分に、がっつりと毒を盛るんです。 ですのでこの毒素は、芽の部分に一番多く含まれています。また、たまに皮が緑色になっていることがありますが、あれは毒の塊やと思ってください。100gあたり100mg以上含まれています。先述の数値の約13倍強含まれています。買わない、うっかり混じっていたら必ず包丁で深くえぐり取りましょう。 この毒素は、皮、何より芽や緑色の部分、つまりじゃがいもは成長しようとするとワーッと毒を盛りますので、じゃがいもを保存する際は、日の当たらない、暗くて涼しい、かつ通気性のよい場所に保存しましょう。20℃以上になると発芽したり、腐りやすくなります。 また、皮にたくさん含まれること、繰り返しになりますが日にあたって成長しようとするとワーッと毒を盛りますので、家庭菜園や、保育所や小学校で一生懸命育てました的なじゃがいもは要注意です。 家庭菜園も、プロフェッショナルな方で、要は成長時や乾燥時にしっかりと管理をしている場合は良いのですが、育ち方が未熟だったり、土が充分に被っておらず皮に日光当たりまくりで皮が緑色になったり、収穫し乾燥の際に日光にムダにさらして皮が緑色になっていたり、「わーちっちゃくてかわいいー 新じゃがみたいー」それ、全部毒の塊です。50mg摂取すると症状が出る可能性があり、150mg~300mg摂取、もっと具体的には、体重1kg当たり3mg~6mgすると死に至る可能性があります。大切なことなのでもう一度いいます。食中毒は、死ぬのです。また、子どもの場合、大人より少ない量で発症する可能性があり、体重1kg当たり0.42mgでの発症が報告されています。 この毒素は加熱しても分解されません。グリコアルカロイドの融点は271–273℃です。じゃがいもを小学校で育てて収穫し、皮のむき方もテキトーで、ころころじゃがいもかわいー的に皮ごとゆでて食べて、めちゃくちゃお腹痛くなって痛すぎて気持ち悪くなってもうほんと痛くてゲロゲロ吐いて上から下から大変なことになって、そしたら「皮をちゃんとむかなかったからでしょ! ちゃんとゆでなかったからでしょ! あなたたちが悪いのよ!」ってなぜか怒られて、ってもうほんとやめればいいのにと思います。さすがにその頃から40年近く経った今は、もう少しマシなことになっていると思いますが。 閑話休題。 とはいえ、めちゃくちゃ怖がる必要はありません。じゃがいもは誰もが年間を通じて頻繁に少しづつ食べています。一般的なグリコアルカロイドの濃度(100gあたり2~10mg)で適切に栽培・収穫・流通・調理されていれば、摂取しても健康上の懸念にならないと考えられています。 じゃがいもの毒素は、 可食部に含まれる毒素のうち、3割~8割が皮の部分に含まれている(100gあたり平均7.5mg)こと 芽や、皮が緑色になっている部分に一番多く含まれる(100gあたり100mg以上)こと 50mg摂取すると症状が出る可能性があり、150mg~300mg摂取、体重1kg当たり3mg~6mgすると死に至る可能性があること 子どもの場合、大人より少ない量で発症する可能性があること(体重1kg当たり0.42mgでの発症が報告されている) 融点は271–273℃なので加熱しても分解されないこと 一般的なグリコアルカロイドの濃度(100gあたり2~10mg)で適切に栽培・収穫・流通・調理されていれば、摂取しても健康上の懸念にならないと考えられる というものです。 これらを知った上で、皮をむくむかないの判断をし、安全においしく食べましょう。 あと、下痢や嘔吐といった症状は、原因となる物質を外に逃がそうとする、身体そのものの防御反応です。気持ち悪くなったり、お腹が痛くなったりしたら、むやみに市販の下痢止めなどの薬を服用する・させるのではなく、早めにお医者さんの診断を受けましょう。 ■作り置きのコツ・ポイント じゃがいもの緑色になっている部分や芽は必ず取り除きましょう。古いじゃがいもを使う場合や小さいお子さんやご高齢の方が召し上がる場合は、皮はむいて使うことをおすすめします。 じゃがいもは流水でしっかりとじゃがいものぬめりを取ること、水気をぎゅっと絞ってから調味料と和えましょう。 保存の際は充分に消毒した保存容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。 ■アレンジのヒント 一緒に和えておいしい具材:香菜/トマト/きゅうり/玉ねぎ/乾燥えび/ハム/緑豆春雨/ミックスナッツ/鶏・豚ひき肉(ゆで)/鶏むね肉(ゆで)/シーフードミックス(ゆで) 一緒に加えて・添えておいしい乾物・香味野菜:青ねぎ小口切り/スイートチリソース/大葉/香菜 ライスペーパーで包んでお手軽ゴイクン(生春巻き)。スイートチリソースでどうぞ。 サンドイッチの具材(+ロールパン、照り焼きチキン、大葉)にもどうぞ。バインミーのような仕上がりです。 お弁当に詰める際は、水気をよく切ってから詰めましょう。
※みやすさのために書式を一部改変しています。

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