今日は、じゃがいもの酢の物のレシピをご紹介します。
しょうがをきかせた爽やかな風味とさっぱりとした口当たり、シャキシャキの食感で、じゃがいもをいただきます。
じゃがいもはおかずや酒の肴としては箸が進まないという方にも、ぜひお試しいただきたい一品です。
お好みできゅうりやわかめなどの具材を加えてもおいしくいただけます。
もうあと一品の副菜、お弁当のおかずにぜひご活用くださいませ。
材料 (4人分)
じゃがいも
400~500g(小6~10個、中3~6個)
酢
小さじ4(20ml)
しょうゆ※
小さじ4(20ml)
砂糖
小さじ2
顆粒和風だしの素
小さじ1/2
しょうがすりおろし
大さじ1(3~4cm角×1片分目安)
料理を安全に楽しむための注意事項 手順
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たっぷりのお湯を沸かし始めます。4人分で1.5リットル程度目安です。
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じゃがいもはよく洗い、皮と芽を取り除いてスライサーで千切りにします。今回は大きめのじゃがいも2個を使用しています。新じゃがいもを使う場合は皮ごと千切りにしても構いませんが、後述しますが、緑色になっている部分や芽は必ず取り除きましょう。また、古いじゃがいもを使う場合や、小さいお子さんやご高齢の方が召し上がる場合は、皮はむいて使うことをおすすめします。
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お湯が充分に沸騰したら手順2のじゃがいもを入れ、強めの中火で加熱します。
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1~2分経ち、再び充分に沸騰したらざるにあげ、麺を洗う要領で流水でしっかりとぬめりを洗い流し、ざるにあげます。
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ボウルに合わせ調味料の材料を混ぜ合わせます。
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じゃがいもの水気をよく絞ります。両手でぎゅっと絞りましょう。
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手順5のボウルにじゃがいもを加えて、ほぐしながらよく混ぜ合わせて出来上がりです。
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保存の際は、充分に消毒した保存容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。保存容器に入れる際、ゴムベラを使うと、無駄なく移せます。
投稿者からのコメント
今回は、じゃがいもを皮ごと千切りにして使っています。じゃがいもの選び方や、食べ方について少しご説明いたします。
【じゃがいもの選び方】今回のように、千切りにしたり、煮崩れすると台無しになる料理、シチューやスープなどは長卵型のメークインや、とうやが向いています。じゃがいものほくほくとした食感を味わったり、加熱してつぶしていただく料理、ポテトサラダやマッシュポテトは、丸形の男爵が向いています。皮がピンと張っていて、しっかりと硬いものがよいです。シワが寄っていたり、芽が出始めているものや、皮の部分が緑色になっているものは避けましょう。
【じゃがいもの食中毒について】じゃがいもは食中毒に注意しましょう。...(以下長文の説明が続く)
じゃがいもの毒素は、可食部に含まれる毒素のうち、3割~8割が皮の部分に含まれている(100gあたり平均7.5mg)こと芽や、皮が緑色になっている部分に一番多く含まれる(100gあたり100mg以上)こと50mg摂取すると症状が出る可能性があり、150mg~300mg摂取、体重1kg当たり3mg~6mgすると死に至る可能性があること子どもの場合、大人より少ない量で発症する可能性があること(体重1kg当たり0.42mgでの発症が報告されている)融点は271–273℃なので加熱しても分解されないこと一般的なグリコアルカロイドの濃度(100gあたり2~10mg)で適切に栽培・収穫・流通・調理されていれば、摂取しても健康上の懸念にならないと考えられるというものです。
作り置きのコツ・ポイントじゃがいもの緑色になっている部分や芽は必ず取り除きましょう。古いじゃがいもを使う場合や小さいお子さんやご高齢の方が召し上がる場合は、皮はむいて使うことをおすすめします。じゃがいもは流水でしっかりとじゃがいものぬめりを取ること、水気をぎゅっと絞ってから調味料と和えましょう。保存の際は充分に消毒した保存容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
アレンジのヒント一緒に和えておいしい具材:きゅうり/わかめ/薄焼き卵(細切り)/きくらげ(細切り)/もやし(ゆで)/ゆでだこ/乾燥ちりめんじゃこ/かにかまぼこ(細かく裂く)一緒に加えて・添えておいしい香辛料・香味野菜:いりごま/大葉/みょうが/柚子の皮/かつお節しょうがと差し替えても:柚子胡椒/赤唐辛子(一味/輪切り)酢の半量を、レモン、すだち、かぼすなど、お好みの柑橘類の果汁と差し替えても。サンドイッチの具材(+ロールパン、照り焼きチキン、大葉)にもどうぞ。バインミーのような仕上がりです。お弁当に詰める際は、水気をよく切ってから詰めましょう。
※みやすさのために書式を一部改変しています。