冷めてもおいしいおにぎりの具材をご紹介!注意点も解説

冷めてもおいしいおにぎりの具材をご紹介!注意点も解説

今回は、冷めてもおいしいおにぎりの具材をご紹介します。塩味や甘辛い味、旨味たっぷりの具など、味わい別にピックアップしました。定番のものでも持ち歩くのには不向きな具材などもあるので、管理栄養士のコメントなども参考にしてくださいね。記事後半でご紹介するおにぎりのおすすめレシピも必見ですよ!

  • 目次
  • 冷めてもおいしいおにぎりの具材
  • 【塩味】シンプルで飽きのこない具材
  • 【甘辛味】ごはんと相性抜群の具材
  • 【旨味】おいしさ底上げ具材
  • 【風味や食感】アクセント具材
  • 【管理栄養士監修】注意したい具材
  • 冷めてもおいしいおにぎりのアレンジレシピをご紹介
  • いろいろな具のおにぎりを楽しもう!

冷めてもおいしいおにぎりの具材

冷めてもおいしく食べられるおにぎりの具材にはどんなものがあるのか、まずはまとめて確認してみましょう!

ジャンル 具材
塩味具材  

梅干し・漬物類(★)、ゆかり、焼きたらこ・焼き明太子(★)、鮭フレーク、高菜

甘辛具材

ひじきの煮物、きんぴらごぼう、鶏肉、豚肉・ハム(★)、牛肉

旨味具材

おぼろ昆布・とろろ昆布、桜えび、おかか、ツナ(★)、プロセスチーズ(★)

風味・食感具材  

ごま、青のり、揚げ玉(天かす)、韓国のり、香味野菜(★)

※(★)はおにぎりの具材にするうえで注意が必要な食材です

【塩味】シンプルで飽きのこない具材

塩をつけて握るおにぎりには、やはり塩味の具材がよく合います。ここではまず定番ともいえる具材からチェックしてみましょう。

梅干し・漬物類(★)

梅干しをはじめとした漬物類は、おにぎりの具の代表的な存在です。塩気の効いたシンプルな味わいで、飽きのこないおいしさ!大根やなすなど、野菜の漬物は食感もよくバリエーションが多い点も魅力です。

ゆかり

梅干しと一緒に漬けた赤紫蘇の葉を乾燥させ、細かくしたのがゆかりです。ごはんに混ぜると紫色になり、見た目がとてもきれいに仕上がります。赤紫蘇のさわやかな香りと塩気のバランスがよく、飽きのこないおいしさです。

※『ゆかり』は「三島食品株式会社」の登録商標又は商標です。

焼きたらこ・焼き明太子(★)

たらこや明太子も、おにぎりの具材におすすめです。旨味たっぷりで、ごはんとはもちろん、海苔との相性も抜群ですよ!辛いものが好きな方は明太子、お子様はたらこにするなど、お好みのものを使って作ってみてくださいね。

生のたらこや明太子は傷みやすいため、具材にする際は十分に加熱し、粗熱が取れたものを用いるようにしましょう。焼くと香ばしさが増し、プチプチとした食感とともにおいしさが広がりますよ。

鮭フレーク

鮭フレークは、おにぎりの具としてごはんで包んで使うほか、ごはんに混ぜ込んで使うこともできます。鮭の旨味と塩気がごはんによく合ううえ、手軽に使えるのもうれしいポイントです。

高菜

高菜も鮭フレークと同様に具にするほか、ごはんに混ぜ込んで使ってもおいしい食材です。また、ごま油で炒めてから加えることでより風味豊かに仕上がるので、ぜひ試してみてくださいね。

⭐️クラシルシェフのアレンジポイント⭐️
和歌山県には、高菜の葉でごはんを包んだ「めはり寿司」という郷土料理もあります。もし刻まれていない高菜漬けが手に入ったら、めはり寿司風に仕上げてみるのもおすすめですよ。

【甘辛味】ごはんと相性抜群の具材

続いて、甘辛い味のおすすめ具材を見てみましょう。

ひじきの煮物

ひじきの煮物をごはんに混ぜるだけで、旨みたっぷりのおにぎりができあがります。甘辛く煮たひじきは食感もよく、炊き立てはもちろん、冷めてもおいしく食べられますよ。しっかりと汁気を切ってから、ごはんに混ぜ込んでくださいね。

きんぴらごぼう

甘辛い味つけでごはんのおかずにぴったりのきんぴらごぼうも、おにぎりの具材におすすめ!シャキシャキとした食感で、食べごたえもあります。こちらもひじき同様、汁気を切ってから使いましょう。

鶏肉(そぼろ・焼き鳥)

鶏肉もおにぎりにぴったりな具材のひとつ。とくに鶏そぼろは、豚そぼろに比べて冷めてもかたくなりにくく、おいしく食べられます。また、焼き鳥を具材にするのもおすすめ!そのままでも食べられる焼き鳥缶を使えば、手軽にボリュームのあるおにぎりを作れますよ。

豚肉・ハム(★)

豚肉やハムもおにぎりの具に大活躍します。薄切り肉でごはんを巻き、甘辛く味つけして肉巻きおにぎりにすることも可能です。また、スパムを使って、沖縄のソウルフード「ポークたまごおにぎり」を作るなど、さまざまな楽しみ方ができます。

牛肉(しぐれ煮など)

牛肉を甘辛く煮たしぐれ煮も、おにぎりの具にぴったりで冷めてもおいしく食べられます。そのほかにも、焼肉のタレで牛肉を炒めたものを具材にするのもおすすめですよ!ガツンとした食べごたえのあるおにぎりを作りたいときにお試しください。

【旨味】おいしさ底上げ具材

おにぎりの定番具材には昆布やおかかなど、旨味をアップしてくれる食材もありますよね。シンプルなのにぐっと深い味わいになるので、覚えておくと便利ですよ!

おかか

おかかは、おにぎりには欠かせない大定番具材です。しょうゆやめんつゆと合わせてごはんで包むだけでも、間違いないおいしさのおにぎりができあがります。梅干しやチーズ、マヨネーズなど、ほかの具と組み合わせてバリエーションを楽しむのもおすすめです。

ツナ(★)

コンビニおにぎりの王道具材と言っても過言ではない「ツナ」。コクと旨味が強く、冷めてもおいしく食べられます。ツナはマヨネーズと合わせるのが定番ですが、さわやかな風味の大葉と組み合わせるのもおすすめですよ。

おぼろ昆布・とろろ昆布

おぼろ昆布やとろろ昆布は、昆布を薄く削ったもの。一見するとよく似ていますが、実はおぼろ昆布は一枚一枚の厚さが薄く、すべて手作業で行っているため高級なのだとか。どちらも口の中でとろける昆布の食感と旨味がごはんに絡み、とてもおいしいですよ。

💡ワンポイント豆知識
富山県では、おにぎりに海苔ではなくとろろ昆布を巻くのがメジャーなのだとか!とろろ昆布だけでも十分おいしいですが、梅干しや鮭など、おにぎりの定番具材との相性がよいようです。

桜えび

桜えびをごはんに混ぜ込めば、旨味とサクサクとした食感が魅力のおにぎりができあがります。また、見た目がピンク色でかわいらしく、香ばしい香りに食欲もそそられます。手が止まらなくなるおいしさなので、ぜひレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。

プロセスチーズ(★)

ごはんとプロセスチーズは意外な組み合わせと感じる方もいるかもしれませんが、実はおにぎりの具材にぴったりなんです!おかかやたくあん、ベーコンなどとも相性がよいので、お好みの組み合わせで楽しんでみてくださいね。

【風味や食感】アクセント具材

おにぎりの具材に風味や食感をプラスする食材を使うのもおすすめです。もちもちのごはんとカリカリサクサクの異なる食感が楽しい、どんどん手が伸びるおいしさのおにぎりができあがりますよ!

ごま

ごまは、どんな食材とも合いやすく、手軽におにぎりに加えることができます。プチプチとした食感がほしいときはいりごまを、ごまの香ばしい風味を重視するときはすりごまを選んでみましょう。

青のり

青のりを使うと、おにぎりが風味豊かな仕上がりに。冷めてから食べても、口の中にほのかに磯の香りが広がり、とてもおいしいですよ。

揚げ玉

揚げ玉をおにぎりの具にすれば、サクサクとした食感やコクがプラスされます。青のりや桜えび、韓国海苔などと一緒にごはんに混ぜるのもおすすめ。やみつきになるおいしさなので、ぜひ試してみてくださいね。

韓国のり

韓国海苔を使ったおにぎりは、ごま油の香ばしい風味が魅力的であと引く味わいに。風味が強いので冷めてもおいしく、すぐに食べないときにもおすすめです。定番のごまやおかかのほか、肉などとも相性がよいですよ。

香味野菜

ねぎやみょうが、大葉といった香味野菜をおにぎりの具にしてみてはいかがでしょうか。さわやかな風味とシャキシャキとした食感がアクセントになり、いくつでも食べられそうなおいしさです。シンプルな味わいのおにぎりにプラスするだけではなく、ツナやバターといったこってりとした味わいの食材と組み合わせるのもおすすめですよ。

【管理栄養士監修】注意したい具材

さて、ここまで冷めてもおいしいおにぎりの具材をご紹介してきましたが、注意が必要な食材がいくつかあります。以下でそれぞれ確認しましょう。

梅干し・漬物類

梅干し・漬物類は、おにぎりの具材に向いているものと向いていないものがあります。

梅干しはしっかりと塩分のあるタイプ、漬物類は加熱して作られたものやこちらもしっかりと塩漬けされたものなどを使用する

ようにしましょう。

⭐️管理栄養士からのひとこと⭐️
はちみつ漬けや減塩タイプの梅干し、また浅漬けなどは水分が多いのでおにぎりの具材に向いていません。

たらこ・明太子

おにぎりを作ってすぐに食べない場合は、

たらこや明太子は必ず火をしっかりと通してから

おにぎりの具材にしましょう。

豚肉(ハム、ベーコン)・チーズ

ハムやベーコン、チーズは加熱が必要なものもあります。

パッケージの表記に従い、必要であれば調理をしてから具材にしましょう。

香味野菜

ねぎ、茗荷、大葉などの香味野菜は、風味をアップさせるために便利ですが、

すぐに食べないときや長時間持ち歩くおにぎりの具材としては不向き

です。加熱していないと水分が出たり、菌が繁殖してしまう可能性があります。

冷めてもおいしいおにぎりのアレンジレシピをご紹介

さてここからは、おにぎりのおすすめレシピをご紹介します。今回ご紹介した具材を使った変わり種おにぎりをピックアップしました。バラエティ豊かで、新しいおいしさを発見できるものばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

鮭フレークとあげ玉のおにぎり

手軽な鮭フレークを使って、サクサクおいしいちょっと変わったおにぎりを作ってみましょう。このサクサクの正体はあげ玉!香ばしくてコクのある揚げ玉と旨味のある鮭フレークの相性がよく、やみつきになるおいしさですよ!ぜひ試してみてくださいね。

鶏ひじきおにぎり

甘辛い味つけでどんどん食べたくなる、鶏ひじきおにぎりはいかがでしょうか。鶏肉の旨味とひじきの風味がごはんと相性抜群!一品でも満足感のあるおにぎりですよ。

とろろ昆布と紅生姜のひとくちおにぎり

とろろ昆布と紅生姜を使ったひとくちおにぎりを作ってみましょう。とろろ昆布の上品な旨味と、紅生姜のスッとした辛味がマッチして、とてもおいしいですよ。ぜひ作ってみてくださいね。

朝ごはんに ベーコンチーズおにぎり

洋風な味わいの、ベーコンチーズおにぎりをご紹介します。ベーコンの旨味とチーズのコクがごはんに合い、朝ごはんにもおすすめの一品。味つけはしょうゆだけなので、とても簡単に作れますよ。

たくあんと天かすのやみつきおにぎり

食感の異なる天かすとたくあん、いりごまを使ったやみつきおにぎりはいかがでしょうか。小ねぎや青のりなど、風味のよい食材も使った深みのある味わいで、人気メニューになること間違いなしです。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

いろいろな具のおにぎりを楽しもう!

今回は、冷めてもおいしいおにぎりの具を20種類ご紹介しました。にぎりたてのホカホカおにぎりはもちろんおいしいですが、冷めてもおいしい具材を選べば好きなタイミングで食事を楽しむことができます。今回ご紹介したレシピも参考に、ぜひいろいろな具を使ったおにぎりを作ってみてくださいね。

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