青汁など健康食品の材料になるほど栄養分に恵まれた野菜「アシタバ」。
アシタバの保存方法|長持ちのコツ|乾燥を防いで鮮度を保とう
比較的マイナーな野菜のため「スーパーで見かけたけどどう扱えばよいかわからず、購入できなかった」「購入したはいいものの、全部使い切れずにしなびてしまった」という経験がある方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、アシタバの正しい保存方法をご紹介します。きちんと保存して、豊富な栄養素ごとおいしくいただきましょう!
- 目次
- 保存のポイントは「乾燥を防いでみずみずしさを保つ」
- 冷蔵保存の場合
- 冷凍保存の場合
- 食べやすい大きさにカットしてから冷凍保存する場合
- ひと手間加えれば新鮮さも長持ち!おいしいアシタバを楽しもう
保存のポイントは「乾燥を防いでみずみずしさを保つ」
アシタバは乾燥に弱いため、みずみずしさを保ったまま保存することが重要です。ほどよい温度と湿度が保てる、冷蔵庫の野菜室で保存するようにしましょう。すぐに食べきれない場合は冷凍保存することもできますよ。
それではアシタバの冷蔵、冷凍保存方法をご説明します。
冷蔵保存の場合
①湿らせた新聞紙で優しく包む
②ジッパー付き保存袋やポリ袋に入れる
③冷蔵庫の野菜室で保存
【ポイント】
・アシタバはもともとあまり日持ちしない野菜です。新鮮な内に処理し、早めに使い切ることをこころがけましょう。
・野菜を乾燥させる原因のひとつが冷蔵庫の冷気です。湿らせた新聞紙で包むことで、適度な水分を保ちつつも直接冷気が当たることを防ぎます。
冷凍保存の場合
①鍋にアシタバがつかるぐらいのお湯を沸かす
②沸騰したお湯に30秒ほどくぐらせ、固めにゆでる
③水に30秒~1分ほどつけて粗熱をとる
④キッチンペーパーでしっかり水気を拭き取る
⑤ラップで包むか冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫で保存
【ポイント】
・ゆでた後に水にさらすことでアクが取れ、色味も鮮やかになります。
・固めにゆでることで冷凍後の食感の変化を最小限に抑えることができます。
・傷み予防のため、冷凍用保存袋の中の空気はしっかり抜きましょう。
・冷凍保存袋に保存した日にちをメモしておきましょう。時間がたっても管理しやすくなります。
・必ず再加熱してから召し上がってください。
食べやすい大きさにカットしてから冷凍保存する場合
①鍋にアシタバがつかるぐらいのお湯を沸かす
②沸騰したお湯に30秒ほどくぐらせ、固めにゆでる
③水に30秒~1分ほどつけて粗熱をとる
④キッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取る
⑤食べやすい大きさにカットする
⑥ラップで包むか冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫で保存
【ポイント】
・切り口から再び水分が出てくることがあります。その場合はもう一度しっかり水切りしてから保存してください。
・食べやすい大きさにカットしてから冷凍しておくとすぐに調理に使えるので、時短につながります。
・必ず再加熱してから召し上がってください。
ひと手間加えれば新鮮さも長持ち!おいしいアシタバを楽しもう
今回はアシタバの保存方法をご紹介しました。
アシタバは乾燥に弱く日持ちしない野菜ですが、ひと手間加えて保存すれば、新鮮な状態を長持ちさせることが出来ます。いざ使いたいときに傷んでいたなんてことがないよう上手に保存して、無駄なくいただきましょう。
クラシルでは、アシタバの選び方についてもご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。