特別な材料や器具、難しいテクニックは必要なし!簡単に、きれいに作れる、バレンタインにもぴったりな「アイスボックスクッキー」はいかがですか?この記事では、基本のアイスボックスクッキーの作り方のほか、失敗しないコツやアレンジレシピ、ラッピングの仕方などを、動画を通してわかりやすくご紹介します。
「市松模様のアイスボックスクッキー」の詳しい作り方!きれいに作れるコツ
- 目次
- 市松模様のアイスボックスクッキーの作り方
- 【ポイント解説付き】市松模様のアイスボックスクッキー
- 失敗しやすいポイント
- 焼く前の生地がやわらかくて成形しづらい
- 焼きあがりの食感が固い
- 焼きあがり後、クッキー生地が広がってしまった
- よくある質問
- アイスボックスクッキーのおすすめアレンジレシピ
市松模様のアイスボックスクッキーの作り方
まずは、市松模様のアイスボックスクッキーのレシピをご紹介します。ポイントを押さえて作れば、市松模様がきれいに揃いますよ。
【ポイント解説付き】市松模様のアイスボックスクッキー
一見手が込んでいるように見える市松模様のアイスボックスクッキーですが、実はとっても簡単!チョコレートとバニラ、2色の生地を交互に重ねるだけで、キュートなクッキーが完成します。ポイントをしっかり押さえて、おいしいクッキーを作ってみてくださいね。
材料 18枚分
無塩バター 80g
砂糖 40g
卵黄(Mサイズ) 1個
----- バニラ生地 -----
バニラエッセンス 3滴
薄力粉 70g
----- ココア生地 -----
薄力粉 50g
ココアパウダー 10g
牛乳 小さじ1
作り方
■前処理
無塩バターと卵黄は常温に戻しておきます。
1.ボウルに無塩バターと砂糖を入れて、泡立て器で白っぽくなるまでよく混ぜ合わせます。
2.卵黄を入れて、さらによく混ぜ合わせ、2等分にします。
3. バニラ生地を作ります。半量の2にバニラエッセンスを加え、薄力粉をふるい入れ、ゴムベラで粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせます。
4.ココア生地を作ります。残りの2にココア生地の材料をふるい入れ、ゴムベラで粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせます。
5. 3と4をそれぞれ麺棒で厚さ1.5cm、幅6cm程の長方形に伸ばします。牛乳を接着面に刷毛でぬり、重ねラップをし、冷蔵庫で30分冷やし固めます。
6. 幅が6cmになるように端を切り落とします。4等分にし、接着面に牛乳をぬり、市松模様になるように重ねラップに包み、冷蔵庫で30分程冷やし固めます。
7.オーブンを170℃に予熱します。ラップをはがし、端を切り落とし、1cm幅に切ります。
8. クッキングシートを敷いた天板に並べます。170℃のオーブンで15分焼き、焼き色が付いたら完成です。
※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W170℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
失敗しやすいポイント
続いて、クッキーを焼くときに失敗しやすいポイントと解決方法をご紹介します。ポイントをしっかり押さえてしっとりサクサクのクッキーを作りましょう!
焼く前の生地がやわらかくて成形しづらい
考えられる原因
・冷蔵庫で冷やし固める時間が足りない
・バターを溶かしすぎた
これで解決!
生地は必要に応じて冷やし固める時間を延ばしましょう。
また、バターを常温に戻すときは、溶けすぎないように注意する必要があります。詳しい工程を知りたいときは、こちらの動画をチェックしてみてくださいね。
焼きあがりの食感が固い
考えられる原因
・薄力粉を加えてから混ぜすぎた
・加熱時間が長すぎた
これで解決!
粉類を加えてから混ぜてしまうと、粘りの元であるグルテンが形成されて、固い食感に仕上がってしまいます。薄力粉を加えたら、ゴムベラの面を縦にして持ち、切るように混ぜ合わせましょう。
また、オーブンで長時間焼くことも固い食感に仕上がる原因となるため、お気をつけくださいね。
焼きあがり後、クッキー生地が広がってしまった
考えられる原因
・オーブンの予熱が足りなかった
・冷蔵庫で冷やし固める時間が足りなかった
これで解決!
しっかりと予熱をしてから焼き始めましょう。
生地をカットする際にやわらかいと感じた場合はもう一度冷蔵庫で冷やし固めてみてくださいね。
よくある質問
Q:日持ちはどれくらいですか?
A:保存期間は常温で2~3日が目安です。なるべくお早めにお召し上がりください。
Q:焼く前の生地の状態で保存できますか?
A:焼く前の生地(成形後)の保存期間は冷蔵で当日中が目安です。 それ以上保存したい場合は冷凍で保存し、1週間を目安に焼きあげることをおすすめいたします。冷凍保存した場合は冷蔵庫で解凍し、生地が扱いやすくなってからカットしてください。
Q:ルーラーがない場合はどうしたらいいですか?
A:同じ厚みの本や雑誌2冊で代用できます。本の厚さは約1.5cmがおすすめです。
Q:時間がないため、焼く前のクッキーを冷やし固める工程を省いてもいいですか?
A:生地の焼き縮みや広がりを防ぐためにも、クッキー生地はしっかりと冷やし固めてから焼きあげることをおすすめいたします。 クッキー生地を寝かせることでサクサクとした食感が増し、表面をなめらかに仕上げることができます。
Q:いくら加熱しても食感がやわらかいです。失敗ですか?
A:焼きあがり後の生地はやわらかいですが、粗熱が取れるにつれて固くなります。
アイスボックスクッキーのおすすめアレンジレシピ
ここからは、アイスボックスクッキーのアレンジレシピをご紹介します。一度にたくさん作れるので、バレンタインのプレゼントや手みやげにもぴったり!ぜひ作ってみてくださいね。
定番 市松模様のアイスボックスクッキー
先ほどもご紹介しましたが、アイスボックスクッキーといえばコレ!と言っても過言ではない市松模様。プレーン生地とほろ苦いココア生地の両方の味わいを楽しめ、見た目もかわいらしいのでバレンタインにぴったりです!サクサクほろほろとした食感がクセになり、たまらないおいしさですよ。お子様と一緒に作るのもおすすめなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
シマシマアイスボックスクッキー
プレーン、ココア、ラズベリーと一度に3種類のおいしさを楽しめる、シマシマアイスボックスクッキーはいかがですか?このレシピではハートの型を使いましたが、星や動物などお好みの型で作ってもかわいいですよ。
アーモンドココアのアイスボックスクッキー
ココアのアイスボックスクッキーに香ばしいアーモンドをたっぷり加えて、味も見た目も大満足な一品に仕上げました。ポイントは、クッキー生地に卵黄のみ加えること!こうすることでサクッと軽い食感のクッキーに仕上がります。
チョコたっぷり アイスボックスクッキー
板チョコレートを丸まる1枚使った、チョコレート好きにはたまらない一品です。サクサクのクッキーにチョコレートの甘みがよく合い、食べ始めると止まらなくなること間違いなし!ホワイトチョコレートやビターチョコレートなどお好きな種類のチョコレートを使ってもおいしいので、ぜひアレンジしてみてくださいね。
サクほろ アイスボックスクッキー
シンプルなアイスボックスクッキーにグラニュー糖をまぶすだけで、ワンランクアップしたおいしいクッキーのできあがり!厚めにカットすることで、心地よいサクほろ食感を存分にお楽しみいただけます。ぜひ試してみてくださいね。
アイスボックスクッキーにぴったりなラッピング
クッキーができたら、あとはラッピングをするだけ!おうちにある、もしくはすぐにそろえられる材料を使った、かわいくて簡単なラッピング方法をご紹介します。クッキー以外のお菓子にも応用できるので、ぜひ覚えてみてくださいね。
袋の口が汚れない クッキーのラッピング方法
クッキーをラッピングする際、油分で袋の口が汚れてしまうことがありますよね。そんなときはこの方法を試してみてください!半分に折ったクッキングシートに挟んだクッキーを袋の口に差し込み、滑らせながら入れることで、きれいにラッピングすることができます。とても簡単なので、覚えておいて損はありませんよ!
蓋つき紙コップのクッキーラッピング
紙コップにワックスペーパーをかぶせるだけで、オリジナルラッピングのできあがり!色や柄の組み合わせ次第で、がらっと雰囲気が変わるのも魅力的です。数枚まとめて包装したいときにも便利ですよ!
初心者にもおすすめ!アイスボックスクッキーを作ってみよう
いかがでしたか?今回はバレンタインのプレゼントにぴったりな、アイスボックスクッキーの作り方をご紹介しました。かわいい見た目と、手作りならではの素朴なおいしさをかね備えた「アイスボックスクッキー」。特別な材料や器具、難しいテクニックなしで簡単に作れるので、はじめてお菓子作りに挑戦するという方にもおすすめです。できあがったクッキーをラッピングするまで、楽しみながら作ってみてくださいね。