特徴的な形でひときわ目を引く「ロマネスコ」。ブロッコリーとカリフラワーをかけ合わせたような美しい見た目ですが、どんな野菜なのかよく知らないという方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、ロマネスコの特徴や食べ方について解説します。記事後半のロマネスコを使ったおすすめレシピも必見ですよ。
ロマネスコとは?特徴とおすすめの食べ方をご紹介
- 目次
- ロマネスコとは?
- ブロッコリーとカリフラワーの違いは?
- ロマネスコのおすすめの調理方法
- ロマネスコを使ったおすすめレシピ
- ロマネスコのニース風サラダ
- ロマネスコとツナのアンチョビサラダ
- ロマネスコのジェノベーゼソース和え
- ロマネスコとツナの胡麻マヨ和え
ロマネスコとは?
ロマネスコは、アブラナ科アブラナ属の植物です。ロマネスコという名前はイタリア語で、正式には「ブロッコロ・ロマネスコ」といいます。ブロッコリーとカリフラワーをかけ合わせたようにも見えますが、ロマネスコの歴史の方が古く、16世紀頃のイタリアのローマ、またはドイツが原産ともいわれています。
ロマネスコの最大の特徴は、やはりその形です。ロマネスコのつぼみは、小さな円すいの形をしており、それらがきれいならせん状に集まって大きな円すいをつくっています。それらがまたらせん状に集まり、さらに大きな円すいを形成しています。サンゴのような美しい形で注目されている野菜です。
ブロッコリーとカリフラワーの違いは?
ロマネスコもブロッコリーもカリフラワーも、いずれも分類上はアブラナ科アブラナ属の野菜です。味や食感もブロッコリーやカリフラワーに似ていて、大きな違いはありません。
ロマネスコとブロッコリーはどちらも緑黄色野菜に分類されていることもあり、味わいはブロッコリーに近く、コリコリとした食感はカリフラワーに似ています。ロマネスコそのものにクセが少なく、ブロッコリーほど青臭さもないので、さまざまな食材や調味料に合わせることができます。
ロマネスコのおすすめの調理方法
ブロッコリーやカリフラワーと同様に、ゆでて食べることが一般的です。ロマネスコの形や色合いをそのまま料理に活かすことができます。先端が尖ったその形から、クリスマスの料理などにも人気があります。
ゆでるときは、ゆでる時間で食感が異なってくるため、仕上げたい食感に合わせてゆでるようにしましょう。コリコリとした歯ごたえにしたいときにはさっとゆで、ほろっとやわらかくしたいなら少し長めにゆでてください。調理してすぐに食べる場合は、冷水にとらずにそのまま水気をきるように冷ましましょう。余計な水分を吸わず、味が薄くならないので、ロマネスコ本来の香りと味を楽しめます。
ロマネスコは、生でもおいしく食べられる野菜です。生で食べる場合は、厚みがあると固いので、スライサーなどを使って薄くスライスして、氷水にさらします。パリパリ、コリコリとした食感とキャベツのような甘さを楽しめますよ。薄くスライスしたロマネスコがクルッと反って見た目も美しく仕上がります。サラダやカルパッチョに散らすと、おしゃれな盛り付けになりますよ。
ロマネスコを使ったおすすめレシピ
ロマネスコの特徴やおいしい食べ方がわかったところで、ロマネスコの魅力を存分に味わえるおすすめレシピを紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。
ロマネスコのニース風サラダ
ロマネスコを使ったニース風サラダをご紹介します。具材をたっぷり使ったボリューム満点の一品です。ブラックオリーブとアンチョビの旨味の効いた特製ドレッシングがよく絡み、絶品のおいしさ!ロマネスコの形が美しく、彩りも豊かなので、パーティー料理にもおすすめです。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方はしっかりと加熱し、卵の生食を避けてください。
ロマネスコとツナのアンチョビサラダ
ロマネスコが主役のシンプルサラダを作ってみませんか。シンプルに塩ゆでにして、ロマネスコ本来のおいしさを味わう一品です。アンチョビとレモンの効いたドレッシングがロマネスコとツナによく合いますよ。ぜひ、作ってみてくださいね。
ロマネスコのジェノベーゼソース和え
電子レンジで簡単に作れる、ロマネスコのジェノベーゼソース和えもおすすめのレシピです。香り豊かなジェノベーゼソースとクリームチーズがロマネスコに絡んで、お箸がどんどんすすみますよ!電子レンジで加熱するので、時短ででき、ゆで過ぎることもありません。今夜のお酒のお供にいかがでしょうか?
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
ロマネスコとツナの胡麻マヨ和え
香ばしい白ごまの風味がクセになる、ロマネスコとツナの和風マヨネーズ和えです。カリフラワーに似た食感のロマネスコは、和風の味つけでもおいしくいただけます。調理のポイントは、ゆでたロマネスコの水分をしっかりとること。仕上がりが水っぽくならずおいしく仕上がりますよ。和風の味つけなので、ごはんのおかずの一品としてもおすすめです。
ロマネスコとベーコンのガーリック炒め
ニンニクとバターの香りが食欲をそそるロマネスコを使った炒め物はいかがでしょうか。旨味たっぷりのブロックベーコンがコリコリとした食感のロマネスコによく合い、お箸が止まらないおいしさ!炒める前に一度電子レンジで加熱することで、火の通りをよくして、固くなりすぎるのを防いでくれます。ロマネスコが手に入ったら、ぜひ試してみてくださいね。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
ロマネスコと牛肉のオイスター炒め
夕飯のメインにぴったりの「ロマネスコと牛肉のオイスター炒め」のご紹介です。淡泊な味わいのロマネスコは中華風の味つけにもとてもよく合います。オイスターソースがベースの合わせ調味料が牛もも肉とロマネスコに絡んで、ごはんのおかわり間違いなしのおいしさ!おかずのレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか?
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
サーモンとロマネスコのグリル焼き
彩り豊かで食卓がぱっと明るくなるロマネスコのグリル焼きはいかがでしょうか。ホクホクのロマネスコのおいしさがストレートに味わえる一品です。ハーブソルトのみで味つけすることで、それぞれの素材の旨味をしっかり感じられます。さわやかな酸味のあるミニトマトが程よいアクセントになりますよ。お酒のお供にもおすすめです。
ロマネスコとベーコンのキッシュ風グラタン
ロマネスコと卵の色合いがきれいなキッシュ風グラタンのご紹介です。甘みのあるロマネスコと卵に旨味たっぷりのベーコンとチーズが相性抜群!ロマネスコ特有の食感も楽しく、どんどん食べすすめられますよ。ボリュームがあって彩りもよいので、おもてなしにもおすすめです。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
見た目もよくおいしいロマネスコをどんどん活用しよう
いかがでしたか?ロマネスコの特徴や食べ方、おすすめのレシピについてご紹介しました。サンゴのような美しい見た目のロマネスコは、さまざまな食材と相性がいいだけでなく、存在感がありおもてなしや特別な日の一品にもぴったり!ロマネスコを見かけた際は、ぜひ購入して、その魅力に触れてみてくださいね!
※20歳未満の飲酒はやめましょう。