シンプルながら卵の濃厚な味わいがたまらない「卵かけごはん」。卵をそのままのせたり、溶いてからかけるなどさまざまな作り方がありますが、みなさんはどのように作っていますか?今回は3パターンの卵かけごはんの作り方と、それぞれの味わいの違いをレビューしました。おすすめレシピもご紹介するので、ぜひご覧くださいね。
卵かけご飯の作り方は1通りではない!同じ材料なのに味が変わる説を検証してみた
さっそく検証スタート!
使う材料はごはん、卵、しょうゆの3つのみ。同じ材料でも、作り方によって味わいに違いは出るのでしょうか?また、今回は白身のどろっとした食感の有無にも注目して比較してみます。
それではさっそく見ていきましょう!
①ごはんの上に直接卵を割り入れる
ひとつめは一番シンプルな作り方!ごはんの上に直接卵を割り入れて、しょうゆを垂らすだけです。
この作り方のメリットは、なんといっても簡単なこと。洗い物も最小限で済むので、忙しい朝などにはぴったりです。
実際に食べてみると、茶碗のなかでかき混ぜるので、黄身や白身がまんべんなく混ざりにくいところが気になりました。白身のどろっとした食感が苦手な方にはあまり向かないかもしれません。
②卵を溶いてからかける
つづいては、別皿で卵を溶き、しょうゆで味つけをしてからごはんにかける方法です。
卵を溶くとき、白身の食感が苦手な方は白身を切るように溶いてみてくださいね。
よく混ざったら、あとはごはんにかけるだけ!
この方法で作ると、白身と黄身としょうゆがよく混ざっているので、どの部分を食べても味にムラがありませんでした。また、①③と比べると粘度が低くサラサラとした仕上がりになりました。
白身を切るように溶くことでどろっとした食感があまり気にならなくなるので、白身の食感が苦手な方でもおいしく食べられそうです。
③白身と黄身を分けて入れる
最後はちょっと変わった作り方をご紹介します。普通の卵かけごはんにはないふわっとした食感が特徴で、「エアリー卵かけごはん」といった呼び名もあるのだとか。
作り方は、まず温かいごはんに卵の白身だけを入れてよく混ぜます。混ぜていくうちに白身のどろっとした塊がなくなり、ごはんがふわっとしてきますよ。
あとは黄身をのせて、しょうゆを垂らせばできあがりです。
白身が絡んだごはんと黄身の濃厚な味わいが楽しめて、いつもの卵かけごはんとは、ひと味違うおいしさ!白身の食感はまったく気にならないので、白身が苦手な方にもおすすめしたい作り方です。
①②と比べると少し手間はかかりますが、ふわっとした卵かけごはんが食べたいときにぜひ作ってみてくださいね。
おすすめレシピをご紹介!
ここからは、アレンジ卵かけごはんのレシピをご紹介します。今回は、わさび醤油が味の決め手の、おかか卵かけごはんをピックアップ!ご紹介した卵かけごはんの作り方と合わせて、ぜひ試してみてくださいね。
わさび醤油でいただく おかか卵かけごはん
いつもと違う卵かけごはんが食べたくなったときは「おかか卵かけごはん」がおすすめです。たっぷりとのせたかつお節に、ツンと辛さの効いたわさび醤油をかけていただきます。かつお節やねぎ、のりの風味ととろーり卵のコクのある味わいが合わさり、やみつき必至。具材をのせるだけで簡単に作れるので、忙しい朝にもぴったりな一品ですよ。
材料(1人前)
- ごはん (温かいもの)・・・200g
- かつお節・・・5g
- のり (刻み)・・・大さじ1
- 卵黄 (Mサイズ)・・・1個
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
たれ
- しょうゆ・・・大さじ1
- わさび・・・小さじ1
作り方
1.ボウルにたれの材料を入れ、わさびが溶けるまでよく混ぜ合わせます。
2.器にごはんをよそい、かつお節、のり、卵黄をのせ小ねぎを散らし、1を回しかけたら出来上がりです。
お気に入りの作り方で卵かけごはんを味わおう!
いかがでしたか。今回は卵かけごはんの作り方比較と、おすすめのレシピをご紹介しました。使う材料はとってもシンプルですが、作り方によって味わいや食感が変わるのはおもしろいですよね。ぜひいろいろ試して、お気に入りの作り方を見つけてみてくださいね。
※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は、卵の生食を避けてください。