カニカマで作る！節約＆絶品ふわトロ天津飯アレンジレシピ7選　

中華料理店でも大人気の「天津飯」ですが、実は中国生まれの料理ではなく日本特有の中華料理なんです。中国の天津市でも中国全土でもこのような料理は存在しません。ちなみに、カニ玉自体は「芙蓉蟹(フーヨーハイ）」という中国でも有名な料理の一つです。「天津飯」は、日本の浅草の大衆料理店が発祥といわれています。「早く食べられるものを」とお客さんから注文を受けたシェフが、カニ玉をごはんにのせ、とろみのあるあんをかけて出したのがはじまりといわれています。

ほぐしたカニを卵でとじたカニ玉をごはんに乗せて、たっぷりの甘酢あんをかけた「天津飯」。半熟に仕上げたふわふわ卵にトロっとしたあんかけが食べやすい人気の天津飯は、大人から子どもまで人気のある料理ですよね！時間のないときでもサッと作れるのも魅力の一つです。そんな天津飯ですが、味付けや具材も地域・店によって変わるように、さまざまなアレンジができるんです。今回は、給料日前のお財布にも嬉しい節約食材「カニカマ」を使った絶品「天津飯」レシピをご紹介します。

まずはじめにご紹介するのは、「甘酢あんかけ天津飯」です。しょうゆベースのあんにお酢を加えてさっぱりと仕上げました。お酢が入ることでさっぱりとした味わいの天津飯は食欲のないときはもちろんのこと、夏の暑い日にもぴったりですよ！ふわふわ卵とみじん切りの人参のコリコリとした食感が同時に楽しめる一品です。

関東では甘酢あんかけが主流の天津飯ですが、関西では酢なしのあっさりとしたしょうゆあんかけや塩ダレあんの天津飯が主流なんです。こちらでご紹介するのは、あっさりとした「しょうゆあんかけ天津飯」。卵の中にシイタケや人参が入った、具だくさんの天津飯です。あんには隠し味でオイスターソースを入れることで、コクとうま味が増しますよ。

続いてご紹介するのは、「あっさり塩味天津飯」です。こちらは、生姜を加えたふわふわ卵に、鶏ガラベースの塩味あんをたっぷりとかけた天津飯です。しょうゆ味の天津飯よりもあっさりとしているので、食べやすいですよ。千切りにした生姜のピリッとした風味と食感が良いアクセントになり、全体の味がグッと引き締まります。身体も心もポカポカ温まりそうですね。

しょうゆベースあんの基本の天津飯はいかがでしょうか？材料も少なく、シンプルな作り方で料理初心者さんでも簡単に作ることが出来るレシピです。少ない材料で手軽に作れるのは嬉しいですよね。調味料にはお酢が入っていないので、お酢の酸味が苦手な方やお子様にもおすすめですよ。ふわふわ卵にトロっとしたあんをかければ、おいしくてどんどんご飯が進みます。カニカマで作ったとは思えないほど本格的な味わいの天津飯を、ぜひお試しくださいね。

ここまでシンプルな天津飯をご紹介してきましたが、たまにはいつもとは違う、変わった天津飯もおすすめですよ！こちらは海鮮がたっぷり入ったあんをかけた豪華な天津飯です。海鮮のうま味が加わったあんは絶品で、箸が止まらなくなるおいしさですよ。シーフードミックスを使用するので、手軽に作ることが出来ます。

ごはんを炒飯に変えて作る、満足感たっぷりの炒飯天津飯はいかがでしょうか？パラパラ炒飯と卵の相性は抜群！ボリュームがあるのでガッツリ食べられます。 炒飯の具材はご家庭にあるものを使ってアレンジするのもオススメです。

最後にご紹介するのは、「牛肉チーズたっぷりのせ天津飯」です。卵とチーズの王道の組み合わせに、たっぷりの牛肉入りのあんがかかったボリューム満点のレシピです。牛こま切れ肉と一緒に煮た玉ねぎの甘さが加わった馴染みのある甘辛い味付けがごはんともよく合い、夢中でガッツリと食べてしまいそうですね。これなら食べ盛りのお子様や男性の方も大満足すること間違いなしです！

いかがでしたか？同じ「天津飯」といっても、関東風と関西風、甘酢あんから塩味のもの、白いごはんでなく炒飯に卵とあんをのせたものなど、さまざまな天津飯がありましたね。時間のないときでも、サッと簡単に作れるのも魅力の「天津飯」。それぞれの味の違いをぜひご家庭でも試してみてくださいね。