そのまま食べるだけでなく、お菓子作りでも活躍する「チョコレート」。
生チョコやチョコフォンデュ、ブラウニー、チョコレートケーキなどさまざまな手作りチョコレート菓子の最初の行程が「チョコレートを刻む」ことです。
そのまま食べるだけでなく、お菓子作りでも活躍する「チョコレート」。
生チョコやチョコフォンデュ、ブラウニー、チョコレートケーキなどさまざまな手作りチョコレート菓子の最初の行程が「チョコレートを刻む」ことです。
結局湯せんで溶かすのだから、と適当に刻んでいる方は要注意!意外と重要な工程なのです。
そこで今回は、チョコレートの刻み方やおすすめスイーツレシピなどを動画を通してわかりやすくご紹介します。お菓子作り初心者の方はもちろん、普段からよく作るという方もぜひ参考にしてみてくださいね。
「チョコレートを細かく均等に刻む」ことは、チョコレート菓子をおいしく仕上げるためには欠かせない大切な作業のひとつです。結局湯せんなどで溶かしてしまうのに、なぜわざわざ細かく均等に刻まなければならないのでしょうか?
それは、均一に早く溶かすためです。
実は、チョコレートは温度に対してとてもデリケート。
50℃前後で丁寧にじっくり溶かすと口当たり良く仕上がる一方、不適切な温度で溶かすとチョコレート本来のツヤや風味が飛んでしまいます。
刻んだチョコレートの大きさが不揃い、もしくは大きなブロックのままだと溶かすのに時間がかかったり、うまく溶けないことがあります。
つまり、適切な温度を保つためにも、チョコレートにとって「細かく均等に刻む」ことは必要不可欠な作業なのです。
それでは、実際にチョコレートを刻んでみましょう。
■チョコレートの刻み方
①まな板の上にクッキングシートを敷き、チョコレートを置く
②チョコレートを角から斜めに大きく切る
③おおまかに切れたら中央に集め、細かく刻む
作業をはじめる前にまな板や包丁の水気はしっかり拭いて、水分がチョコレートに入らないように注意してくださいね。 手間を惜しまず、なるべく細かく大きさをそろえて刻むことで、格段においしく仕上がりますよ。
ここからは、おもてなしにもぴったりなチョコレートスイーツレシピをご紹介します。
チョコレートの刻み方に注意しながら、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
簡単なのに高級感たっぷりな、とろける生チョコはいかがですか?濃厚なチョコレートとほろ苦いココアのコントラストがたまらない一品です。こちらのレシピはブランデーを使用しているため、お子様やアルコールに弱い方、妊娠中の方、授乳中の方はご注意くださいね。ブランデーを省いてもおいしくお作りいただけますよ。
相性抜群の組み合わせ!抹茶とホワイトチョコの簡単マフィンのご紹介です。ホットケーキミックスを使うので、粉をふるう必要もありません。チョコレートは少し粗めに刻んで、心地よい歯ごたえを楽しみましょう。
思わず誰かに見せたくなってしまう、フォトジェニックなブラウニーを作りましょう。ボリュームも満点で、食べ応えばっちり。クッキーはあえて無造作にのせるとよりオシャレに仕上がりますよ。
フランス生まれのチョコレート菓子、マンディアン。簡単そうに見えますが、口当たりがなめらかで光沢が出るように仕上げるためには「テンパリング」というチョコレートの温度調整が必須です。上手にテンパリングするためにも、チョコレートは均一に細かく刻みましょう。
最後にご紹介するのは、いちごを贅沢に使った生チョコいちごタルトです。ほろ苦いビターチョコレートがジューシーないちごを引き立てます。お好みでナパージュを塗ったり、粉砂糖をふるとよりかわいらしく仕上がりますよ。
今回は、お菓子作りの基本のひとつ「チョコレートの刻み方」についてご紹介しました。
チョコレートを刻むという作業は、チョコレート菓子を作る上で欠かせない、第一歩の工程です。今まで何気なく作っていたという方は、細かく均一に刻むことを意識してみてくださいね。手間を惜しまず丁寧に刻むことで、いつものお菓子がさらにおいしくなりますよ。
クラシルではチョコレートを使ったスイーツレシピをたくさんご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。