酢や砂糖、塩、醤油などの調味料を混ぜ合わせて作る「甘酢」。三杯酢よりも砂糖を多く加えて甘めに仕上げ、代表的なメニューには酢のものや肉団子、酢豚の甘酢あんなどがあります。酢と砂糖のバランスがよくて食べやすいので、食欲が刺激され、さっぱりと食べられるのも魅力です。野菜や豆腐、肉や魚などさまざまな食材に合い、いろんな料理に使える万能な味付け。そんな甘酢のアレンジレシピを、今回はご紹介します。
甘酸っぱくてついつい箸がすすむ!甘酢のアレンジレシピ5選
「甘酢」をいろんな料理に使ってみよう
甘酢がキャベツの甘みを引き立てる
まずはじめにご紹介するのは、キャベツの甘みが引き立つ甘酢漬けです。塩もみをしたキャベツを甘酢に漬け込み、味が馴染んだらできあがり。簡単に作れるので、あともう一品ほしいときや、箸休めにも便利ですよ。
ふわふわの卵と甘酢あんが抜群の相性
甘酢あんを使ったご飯ものといえば、天津飯がお馴染みですよね。ふわふわの卵にとろりとした甘酢あんが相性抜群で、ほどよい酸味が一層食欲をそそります。具材はカニカマなどを使えば、手軽においしくパパッと作れるのも助かります。甘酢あんはチャーハンにかけて“あんかけチャーハン”にしてもよく合いますよ。時間がないときにも便利な一品です。
唐揚げも甘酢でさっぱりと
甘酢は、揚げものにもよく合いますよね。市販の唐揚げに甘酢ダレをかけるだけでいつもと違った味わいに早変わり。青ねぎの風味とシャキシャキとした食感がアクセントになった甘酢ダレは、何個でも食べられそうなおいしさです。 こちらの甘酢ダレは、他の揚げものや冷奴などとも相性がいいので、ぜひお試しくださいね。
炒めものには“とろみ”のある甘酢あんを絡めて
炒めものには絡みのいい甘酢あんがおすすめ。ホクホクしたさつまいもに、歯ごたえのいいレンコン、旨みのあるまいたけなどと絡めると、素材のよさが引き立ちます。ケチャップを加えた甘酢あんは、まろやかで食べやすく、酸味が苦手な方にも挑戦しやすい味わいです。
焼き魚にも合う醤油ベースの甘酢あん
中華料理には白身魚に甘酢あんをかけた料理がありますが、こちらのレシピでは塩焼きのサバを使ってアレンジしました。醤油ベースの甘酢あんは、焼き魚にもよく合う和風の仕上がり。パサつきがちな焼き魚も甘酢あんをかければ、しっとりと食べられます。サバの他にも、鮭やメカジキなどにかけてもおいしいので、お好みの魚を使ってお試しくださいね。ぜひ和食の献立に合わせていただきたい一品です。
甘酸っぱくておいしい甘酢
いかがでしたか? 酢と砂糖のバランスがよく、甘酸っぱくて食べやすい甘酢は、こってりした料理と合わせるのもぴったり。今回ご紹介したレシピの中には、ケチャップや醤油を加え、より酸味をおさえたまろやかな甘酢料理もあるので、お好みに合わせて作ってみてくださいね。疲れたときや暑い季節にもぴったりの甘酢をぜひいろんな料理に活用してみてください。