生で食べても加熱してもおいしい「キャベツ」。万能な野菜ですが、一玉買ったはいいけど使いきれなかった、という経験がある方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、キャベツの保存方法をご紹介します。乾燥対策をして正しい方法で保存すれば、キャベツを丸ごと買っても安心です!ぜひ参考にしてくださいね。
キャベツの保存は乾燥させないことが大切!正しい方法で鮮度をキープ
- 目次
- ポイントは乾燥対策!キャベツを冷蔵保存する方法
- 丸ごと冷蔵保存する場合
- 1/2や1/4にカットして保存する場合
- 好みの大きさにカットしてから冷蔵保存する場合
- キャベツは冷凍保存も可能!
- 生のまま冷凍する場合
- ゆでてから冷凍する場合
- 正しい保存方法でいつでも新鮮なおいしさを!
ポイントは乾燥対策!キャベツを冷蔵保存する方法
キャベツの保存のポイントは「乾燥対策」です。きちんと正しい保存方法を実践すると長持ちする野菜なので、おいしさをキープするためにも、ぜひ参考にしてくださいね。
まずは、冷蔵保存する方法から確認してみましょう。
丸ごと冷蔵保存する場合
①包丁で芯(軸)を切り取る
②キッチンペーパーを湿らせる
③芯(軸)の切り口に湿らせたキッチンペーパーを詰める
④全体が入る大きさの保存用ポリ袋に入れる
⑤芯(軸)を下にして野菜室にて保存する
【ポイント】
- キャベツは中心から成長する野菜のため、芯に栄養が集まるようになっています。そのため、芯を切り取ることで成長を止め、傷みを防ぐことができます。
- 取り除いた部分に湿らせたキッチンペーパーを詰めることで乾燥を防ぐこともできますよ。キッチンペーパーは定期的に取り替えて、鮮度をキープしてくださいね!
1/2や1/4にカットして保存する場合
①キャベツを半分もしくは1/4サイズにカットする
②包丁で芯(軸)をV字に切り取る
③切り口を水で濡らして固く絞ったキッチンペーパーで覆う
④保存用ポリ袋に入れて保存する
【ポイント】
- キャベツはカットすることで乾燥しやすくなり、傷みが進んでしまいます。カットした面がどんどん黒ずんでいくのも乾燥が原因です。キャベツをカットして保存する場合は、水で濡らしたキッチンペーパーでしっかりと包んでくださいね。
- キッチンペーパーは毎日交換するようにしましょう
- カットしたキャベツは早めに使い切るようにしてください
好みの大きさにカットしてから冷蔵保存する場合
①芯(軸)の部分を切り取る
②きれいに洗う
③好みの大きさにカットする
④水気を拭き取る
⑤ジップ付き保存袋に入れて保存する
【ポイント】
・キャベツを洗ったら必ずキッチンペーパーで水気をしっかりと拭き取りましょう。
・空気に触れることで乾燥し痛みやすくなるため、ジップ付き保存袋に入れて空気を抜いてから保存してくださいね。
・カットしたキャベツはなるべく早めに使い切るようにしましょう。
キャベツは冷凍保存も可能!
キャベツは冷凍保存することも可能です。ただし、冷凍するとシャキシャキとした葉の食感はなくなってしまうので、スープなどの料理に活用するのがおすすめです。
生のまま冷凍する場合
①芯(軸)を切り取る
②きれいに洗い、水気を拭き取る
③使いやすい大きさに切る
④冷凍用保存袋に入れて冷凍室にて保存する
【ポイント】
・解凍せずに凍ったまま鍋やフライパンに入れて調理できます。
・生のまま冷凍したキャベツは、必ず加熱調理するようにしてくださいね。
ゆでてから冷凍する場合
①芯(軸)を切り取る
②きれいに洗い、水気を拭き取る
③使いやすい大きさに切る
④沸騰したお湯でさっとゆで、粗熱を取る
⑤冷凍用保存袋に入れて冷凍室にて保存する
【ポイント】
- ゆでたキャベツは、生のキャベツと比べてかさが減るので、省スペースで冷凍保存ができます。
- ゆで時間は10秒程度がおすすめです。サッとゆでて、冷水につけて色止めし、しっかりと水気を拭き取ってから保存してください。
- ゆでてから冷凍したキャベツは炒め物には向いていないため、味噌汁などの汁物に入れて加熱するとよいでしょう。
- 必ず加熱調理をしてから召し上がってください。
キャベツは乾燥に弱い食材です。特に、ひとつの大きさが大きいため、切り口も大きくなり空気に触れる面積が広くなってしまいます。そのため、湿らせたキッチンペーパーなどを活用し、乾燥対策することが大切です!
※冷凍前、冷凍後、調理する環境は必ず清潔な場所で行い、解凍する場合は冷蔵庫解凍や氷水での解凍などの方法で解凍してからお召し上がりくださいね。
※食材によって冷凍前と食感や風味は異なる場合がございますのでご注意ください。
正しい保存方法でいつでも新鮮なおいしさを!
調理法を選ばず楽しめるキャベツは常備しておきたい野菜のひとつです。 正しい保存方法を知っておくことで、キャベツを無駄にすることなく、おいしさをキープできます。ぜひ今回ご紹介した方法で、キャベツをおいしく保存してくださいね。
また、キャベツの選び方についてはこちらの記事でご紹介しています。合わせて見てみてくださいね。