■保存期間
冷蔵4日/冷凍1か月
■紹介文
今日は、キャベツと鶏もも肉のレシピをご紹介します。
トマトの甘酸っぱさがキャベツの甘味と鶏もも肉の旨味を引き立てる、ボリュームたっぷりの一品です。
ざく切りのキャベツと片栗粉をまぶした鶏もも肉をトマト缶と調味料で一緒に煮込んで出来上がり、手軽に野菜もお肉もたっぷりと食べられます。
さらにお好みの野菜を加えてもおいしくいただけますので、冷蔵庫一掃メニューとしても活躍します。
そのままでメインおかずにはもちろん、パスタやご飯にかけたり幅広く活用いただけますと幸いです。
手順
料理モード
ボタンを押すと、時間が経っても画面が暗くならなくなります。
-
【1】キャベツの芯は取り除きます。キャベツの芯は使用しません。芯の形に沿って包丁の先で深く切れ目を入れると、うまくくり抜くことが出来ます。
-
【2】芯に近い固い部分はそぎ切りにしていただきます。包丁の刃を右側に寝かせるように当てて手前に引くようにして切ります。
-
「そぎ切り」とは、厚みのある材料を、そぐように切って、厚みをそろえる切り方のことです。
-
今回のようなキャベツの芯に近い固い部分や、同様に白菜の芯に近い白い部分、また、鶏むね肉をカットする際は、ぜひ、この「そぎ切り」をおすすめします。
-
【3】ひと口大(3~4cm角目安)のざく切りにします。
-
3~4cm幅は、指2本分の幅を目安にすると良いです。扱いやすい大きさに切ってから、端から指2本分の幅を目安に切っていき、90度回転させ、端から同様に切っていくと、だいたい大きさのそろったひと口大になります。
-
【4】鶏もも肉はひと口大に切ります。
-
鶏肉は、水洗いして水気を拭いてから調理すると、臭みが取れます。
-
鶏もも肉はキッチンバサミを使うと切りやすいです。
-
血合いや黄色い脂がある場合は、雑味が出てしまいますので、取り除くことをおすすめします。
-
白い筋がある場合は、取り除いておきましょう。加熱すると硬くなります。
-
【5】鶏もも肉に片栗粉をもみこむようにして、まぶしつけます。
-
鶏もも肉に片栗粉をまぶすことで、ボリュームを持たせ、旨味を閉じ込めて、煮込むだけでとろみが付きます。作り置きして時間が経っても余分な水気が出にくくなり、また、「干し肉」状態になることを防ぎます。
-
今回は直接手で片栗粉をもみ込んでいますが、ポリ袋に入れて行っても構いません。
-
【6】ここまでの手順で鶏肉に付着しているカンピロバクターが飛散しています。食中毒を防ぐため、シンク、まな板はしっかりと洗浄し消毒しましょう。
-
鶏肉を洗った際にシンクに飛び散ったり、まな板に付着していますので、しっかりと洗い、消毒しましょう。消毒は熱湯を回しかけるか、手軽で確実なアルコール消毒がおすすめです。
-
【7】深型のフライパンに手順3のキャベツの半量と手順5の鶏もも肉を広げ入れ、合わせ調味料を加えて、残りのキャベツを上に乗せふたをして中火にかけます。
-
8人分を作る際は、4リットル以上が入る、フッ素加工の深型フライパンか大鍋を使用することをおすすめします。
-
キャベツの芯に近い部分は、特によくほぐしておきましょう。固まったままですと、火の通りが悪くなってしまいます。
-
キャベツのカサが多く、ふたが閉まりにくい場合は、柄付きの重めの丼やスープボウルなどを被せておくとよいです。その際、蒸気をふさがないようにしましょう。
-
【8】20分ほど加熱し、充分に蒸気が立ち全体がぐつぐつと煮立ったら弱めの中火にし、ヘラで底から上下を返すように全体をかき混ぜ再びふたをして、さらに4~5分加熱します。
-
お好みのキャベツの柔らかさまで火を通しても構いません。
-
多少焦げても構いません。そのほうがおいしいです。
-
【9】底から全体をかき混ぜて火を止めます。
-
キャベツや鶏肉の分量によっては水分が多く出る場合があります。最後に味をみて、薄いようなら塩(分量外)で整えます。塩はほんの少量でとても味が濃くなりますので、少々(親指と人差し指でつまんだ量:小さじ1/8~1/6目安)を振り入れて、全体をかき混ぜてなじませてから、味をみて調整しましょう。
-
【10】保存の際は、
-
粗熱を取ってから、充分に消毒した保存容器に入れて保存しましょう。
-
汁気が多い仕上がりです。周りを水で冷やしながら、中身が空気にふれるようにかき混ぜて急冷することで、食中毒を防止することができます。水で冷やして10~15分ほど置いておくと、粗熱が取れます。
投稿者からのコメント
■作り置きのコツ・ポイント
鶏もも肉に血合いや黄色い脂がある場合は、雑味が出てしまいますので取り除くことをおすすめします。白い筋がある場合も取り除いておきましょう。加熱すると硬くなります。
特にキャベツの芯に近い部分はよくほぐしておきましょう、固まったままですと火の通りが悪くなってしまいます。
保存の際は粗熱を取ってから、充分に消毒した保存容器に入れて保存しましょう。
汁気が多い仕上がりです。周りを水で冷やしながら中身が空気にふれるようにかき混ぜて急冷することで、食中毒を防止することができます。水で冷やして10~15分ほど置いておくと、粗熱が取れます。
■アレンジのヒント
一緒に加えておいしい具材:玉ねぎ/じゃがいも/にんじん/なす/ブロッコリー/アスパラガス/いんげん/お好みのきのこ類/お好みの豆類(蒸し)
一緒に加えておいしい香味野菜・調味料:ローリエ/オレガノ
鶏もも肉と差し替えても:手羽先/手羽元/ウインナーソーセージ/ブロックベーコン
火から下ろす前に加えても:チーズ/バター
パスタと和えても。
丼飯、のっけ弁の具材にも。
オーブン焼きとしても。耐熱容器に入れ、溶けるチーズをたっぷりと混ぜ込むか乗せて、オーブントースターで焦げ目が付くまで焼きます。
※みやすさのために書式を一部改変しています。