最終更新日 2023.3.30

サルシッチャって何?ソーセージとの違いやおすすめレシピもご紹介!

サルシッチャって何?ソーセージとの違いやおすすめレシピもご紹介!

イタリア語で「腸詰め」という意味の「サルシッチャ」。見た目はソーセージにも似ていますが、一体どのような違いがあるのでしょうか?今回は「サルシッチャ」の特徴やソーセージとの違いについて解説します。自家製サルシッチャの作り方やソーセージを使ったおすすめレシピもご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

  • 目次
  • サルシッチャとは?
  • 発祥
  • 作り方
  • ソーセージとの違いは?
  • サルシッチャの使い方と食べ方
  • おうちで作れる!サルシッチャの手作りレシピ
  • レモンバジルのサルシッチャ
  • 簡単 ハーブが香るサルシッチャ

サルシッチャとは?

サルシッチャ(Salsicca )とは、イタリア語で「腸詰め」という意味で、加熱していない生ソーセージのこと。「塩」という意味のSale(サーレ)と「肉」という意味のCiccia(チッチャ)が語源となっているようです。

造り手によって異なりますが、弾力のあるしっかりとした食感とジューシーさ、さらにハーブやスパイスの風味を楽しめる旨みたっぷりの食材です。

発祥

サルシッチャはマテーラの洞窟住居で有名なバジリカータ州が発祥の地とされています。紀元前からギリシャ文化が伝えられたこの州は、かつてはルカニアと呼ばれていました。そのため、イタリアのほかの州ではサルシッチャのことを「ルガーニア」と呼ぶこともあるそうです。

作り方

サルシッチャは細かく刻んだ肉にラードやスパイス、ハーブなどを加えて味つけし、腸詰めにして作られます。肉は豚肉が一般的で、ハーブやスパイスの種類はさまざま。セージやローズマリー、タイムやナツメグなどがよく使われます。本格的なサルシッチャは豚の腸などを利用して腸詰めにしますが、ご家庭で作る場合はラップなどで成形するのが一般的です。

ソーセージとの違いは?

サルシッチャはソーセージと同じようなものと思われている方も多いかもしれませんが、実は似て非なるものなんです。イタリア発祥のサルシッチャに対し、ソーセージはドイツ生まれ。

また、サルシッチャは加熱していない生ソーセージですが、ソーセージはゆでたり燻製にするなど、加熱して仕上げたものの総称を指します。ほかにも使う材料などに違いがありますが、加熱しているかしていないかが大きな違いです。

サルシッチャの使い方と食べ方

塩気がしっかりと効いているサルシッチャはパンのほか、ポレンタというコーンミールをお粥状に似たものと一緒に食べることが多いようです。そのままグリルするのはもちろん、ボイルしたりフライにしてもおいしくいただけます。

また、サルシッチャはそのまま食べるだけでなく、皮から中身を取り出してほぐし、ひき肉のような状態にしてパスタやピザ、リゾットなどの具材として用いられることもあります。塩気がしっかりと感じられるので、煮込み料理に使用すれば、簡単に旨みたっぷりの一品を作ることもできますよ!

ご家庭では加熱調理をして、中までしっかりと火を通してから食べるようにしましょう。おすすめはサルシッチャをゆでたあと、フライパンやグリルなどで焼き色がつくまで加熱する食べ方。香ばしくジューシーでサルシッチャのおいしさを余すことなく堪能できますよ!

おうちで作れる!サルシッチャの手作りレシピ

ここまで、サルシッチャの特徴やおすすめの食べ方などをご紹介しました。なんとなく、イタリア食材を扱っているところやイタリア料理のお店でしか食べられないものなのでは?というイメージがあるかもしれませんが、サルシッチャはご家庭でも作ることができるんです!

そこでここからは、レモンバジルやガーリック風味など、さまざまな味わいを楽しめる手作りサルシッチャのレシピをご紹介します。

レモンバジルのサルシッチャ

レモンバジルのサルシッチャのレシピです。レモンの酸味とバジルの香りがさわやかで、さっぱりと召し上がれますよ!このレシピでは食感を楽しめるように、豚ひき肉に粗びきの豚こま切れ肉を加えました。手早く混ぜて冷蔵庫でしっかり冷やすのがなめらかな食感に仕上げるコツですよ。手作りならではのおいしさをお楽しみくださいね!

簡単 ハーブが香るサルシッチャ

オレガノの風味が効いた、お酒のお供にぴったりのサルシッチャをご紹介します。脂の多い豚バラ肉を使っているので、ジューシーで旨みもたっぷり!マスタードを添えるとひと味違うおいしさをお楽しみいただけます。ぜひ作ってみてくださいね。

自家製 ピリ辛サルシッチャ

チリパウダーのピリッとした辛味がアクセントになったサルシッチャです。お肉料理と相性のよいオレガノやタイムを加えて風味豊かに仕上げました。腸詰めを使わずにラップとアルミホイルで包んでゆでるので、手軽にお作りいただけますよ!

ガーリック風味のミニサルシッチャ

ガーリックの香りに食欲をそそられる、ミニサルシッチャはいかがでしょうか。このレシピでは旨みの強い牛もも肉とジューシーな豚バラ肉を粗びきにして、ハーブやスパイスと混ぜ合わせました。ローズマリーやオレガノの芳香が存分に楽しめる、おつまみにもぴったりの一品です!フードプロセッサーがない場合は、肉を包丁で叩いて、粗く刻んで作ってみてくださいね。

ソーセージをつかったおすすめレシピ

サルシッチャとは似て非なる、ソーセージを使ったおすすめレシピをご紹介します。定番のホットドックや変わり種のウインナーキムチうどんなど、バラエティに富んだレシピをピックアップしました!ぜひ参考にしてみてくださいね。

ソーセージを使ったレシピをもっと知りたい方はこちらもチェック

ササッと簡単 ホットドック

朝食やランチの定番、ホットドックのご紹介です。香ばしく焼きあげたソーセージはパリッとした食感でとてもジューシー!甘酸っぱいケチャップとピリッと辛い粒マスタードがクセになるおいしさです。とても簡単にお作りいただけるので、ぜひお試しくださいね。

ソーセージのカリカリチーズスティック

小腹がすいたときにおすすめな、ソーセージのカリカリチーズスティックです。スライスチーズにハラペーニョピクルスとベーコンビッツをのせてこんがりと焼き、ソーセージに巻きつけました。チーズの塩気とハラペーニョの辛味がアクセントになり、旨みたっぷりのソーセージをよりおいしくいただけます。ビールのお供にもぴったりなので、ぜひ召し上がってみてくださいね。

※今回は非加熱でも召し上がれるフランクフルトソーセージを使用しています。ご使用のものによっては加熱しないと召し上がれないものもございますので、パッケージの表記をご確認ください。

すぐ出来る ソーセージとキャベツのガーリック炒め

時短で作れる、ソーセージとキャベツのガーリック炒めをご紹介します。材料はキャベツとソーセージ、ニンニクだけ!具材をカットしたらバターで炒めて、塩こしょうとしょうゆで味つけするだけなので、簡単にお作りいただけますよ。バターのコクとニンニクの風味が濃厚で、ごはんがどんどん進みます。忙しい日にも便利な一品です。

ウインナーキムチ焼きうどん

ウインナーとキムチを使って、お酒にもよく合う焼きうどんを作ってみましょう!ピリ辛のキムチとコクのあるウインナーが相性抜群で、箸が止まらなくなるおいしさ!もっちりしたうどんとシャキシャキのキムチ、ジューシーなウインナーの食感の違いも楽しめますよ。簡単にボリュームのある一品を作りたいときにもおすすめなので、ぜひお試しくださいね。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。

旨みたっぷり!自家製サルシッチャに挑戦してみよう

いかがでしたか?今回は、サルシッチャの特徴やソーセージとの違いに加え、サルシッチャやソーセージを使った絶品レシピをご紹介しました。お店で食べるイメージがあるサルシッチャですが、実はご家庭でも作ることができます。はじめてサルシッチャを知った方も、今回ご紹介したレシピを参考にしていただき、ぜひその弾力のある食感やジューシーさ、豊かな風味を味わってみてくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

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