最終更新日 2024.5.30

レタスの種類について知りたい!それぞれの特徴について詳しく解説

レタスの種類について知りたい!それぞれの特徴について詳しく解説

サラダには欠かせない葉物野菜の「レタス」。レタスというと「玉レタス」が一般的ですが、それ以外にもたくさんの種類があることをご存知でしょうか?味わいや食感が異なるレタスを使い分けることで、いつもの料理がワンランクアップしますよ。今回は、代表的なレタスの名前や特徴をご紹介します。さまざまなレタスの違いを押さえ、お好みの種類を見つけてくださいね。

  • 目次
  • レタスは4種類!
  • 「結球レタス(玉レタス)」の種類
  • 玉レタス
  • サラダ菜
  • 「非結球レタス(リーフレタス)」の種類
  • グリーンカール
  • サニーレタス
  • フリルレタス

レタスは4種類!

レタスはキク科アキノノゲシ属の植物で、「結球レタス」、「非結球レタス」、「立ちレタス」、「茎レタス」の4種類に分けられます。クセが少なくシャキシャキとした食感を活かして、葉を生食とするのが一般的です。ここからはそれぞれの種類について特徴を解説していきます。

「結球レタス(玉レタス)」の種類

まずはよく使われる結球レタス(玉レタス)の代表的な種類についてご紹介します。どんな料理にも万能に使える品種ですよ。

玉レタス

レタス類の中で最も生産量が多いのが、こちらの玉レタスです。みずみずしくてクセがなく、食感がパリッとしていることから「クリスプヘッドレタス」とも呼ばれます。葉は淡い緑色で丸く結球し、1玉の大きさは300〜500gになります。サラダやサンドイッチにはもちろん、スープや炒め物などの加熱調理にも向きます。

サラダ菜

結球レタスの一種ですが、巻きがゆるく結球するのは芯の部分だけです。なめらかな光沢があることから「バターヘッドレタス」とも呼ばれます。葉は鮮やかな緑色でやわらかく、ほのかな甘味があります。サラダや巻き寿司、付け合わせなどに向きます。

「非結球レタス(リーフレタス)」の種類

続いて、非結球レタス(リーフレタス)の代表的な品種をご紹介します。彩り鮮やかなので、サラダに使うとおしゃれに仕上がりますよ。

リーフレタスについてもっと知りたい方はこちらもチェック!

グリーンカール

葉が緑色の非結球レタスの総称で、「グリーンリーフ」や「カールレタス」とも呼ばれます。葉は鮮やかな緑色でヒラヒラとカールしており、クセがなくシャキッとした食感が楽しめます。サラダやサンドイッチの他、焼肉を巻いていただくのもおすすめです。

サニーレタス

葉が赤紫色がかった非結球レタスの総称で、「レッドレタス」とも呼ばれます。葉は薄くてやわらかく、細かくカールしています。他のレタスと混ぜてサラダにすると、赤紫色が映えて彩り鮮やかに仕上がります。また、玉レタスよりβカロテンを多く含むので、緑黄色野菜に分類されます。

フリルレタス

グリーンリーフの一種で、葉先がギザギザと細いフリルのようになっています。葉は肉厚でシャキシャキとした歯触りがあり、サラダやサンドイッチに向きます。似たような品種に「フリルアイス」や「フレアベル」などがあります。

ブーケレタス

「葉っぱや」という会社が開発した、水耕栽培用の非結球レタスです。葉の形がブーケに似ていることからこの名前が付けられました。葉は明るい緑色で丸みがあり、やわらかくてとても食べやすいです。玉レタスに比べてβカロテンが多く、サラダや付け合わせ、巻き寿司などに向きます。また、出荷の際は葉を傷めないように専用のパックに入れられることが多いです。

サンチュ

非結球レタスの一種で、「チマ・サンチュ」や「掻きチシャ」とも呼ばれます。葉は明るい緑色でやわらかく、大きめの楕円形でやや厚みがあります。ほのかな苦味がありますが、それが甘辛い味付けによく合い、焼肉を包んでいただくととてもおいしいです。

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「立ちレタス」の種類

続いて、葉が上に向かってまっすぐ生えているのが特徴的な「立ちレタス」をご紹介します。

ロメインレタス

葉を巻かずに立った状態で成長する立ちレタスの一種で、「コスレタス」とも呼ばれます。葉は濃い緑色でボリュームがあり、軸は肉厚でやや苦味があります。シャキシャキとした歯触りを活かしてシーザーサラダにする他、スープやパスタなどの加熱調理にも向きます。

「茎レタス」の種類

最後に、茎の部分を食べる珍しい「茎レタス」をご紹介します。

茎レタス

長細い茎を食用とする茎レタスの一種で、「ステムレタス」や「チシャトウ」とも呼ばれます。茎は淡い黄緑色で直径が3cm〜5cm、長さが20cm〜30cmほどあり、上部に緑色の葉が生えています。茎はシャキシャキとした食感とほのかな苦味があり、皮を剥いてサラダや炒め物、おひたしなどにしていただきます。また、茎を細切りにして乾燥させたものは「山くらげ」と呼ばれ、主に漬物に加工されます。

いろいろなレタスを使い分けて楽しもう!

いかがでしたか?レタスの種類や特徴を知っておくだけで、料理の幅が広がりそうですよね。シャキシャキとした食感のレタスはサラダやサンドイッチに、葉がやわらかいレタスは巻き寿司や付け合わせにと、使い分けながらレタスのおいしさを存分にお楽しみくださいね。

また、クラシルでは、様々な種類のレタスを使ったレシピをご紹介しています。もし気になったレタスがあれば、ぜひご家庭で調理してみてくださいね。

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