特有の香りとシャキシャキとした歯ざわりが楽しめる「セロリ」。サラダやポトフなどの洋食から浅漬けやきんぴらなどの和食まで、幅広く活用できる万能野菜ですよね。
セロリの保存方法|長持ちのコツ|葉と茎は分けて保存
しかし、セロリをそのまま冷蔵庫で保存していたら、すぐにしなびてしまったという経験はありませんか?今回は、そんなセロリの正しい保存方法をご紹介します。セロリの魅力である爽やかな香りをキープして、さまざまな料理に活用してみましょう!
- 目次
- 葉と茎は分けて保存する
- 保存は「冷蔵」もしくは「冷凍」で
- 冷蔵で保存する方法
- 冷凍で保存する方法
- 用途に合わせた保存方法で風味をプラス
葉と茎は分けて保存する
セロリは葉が付いたまま保存すると、葉が茎の水分や養分を吸い上げてすぐにしなびてしまいます。セロリを長持ちさせるためには、葉と茎を切り分けて別々に保存することが重要なポイントです。
保存は「冷蔵」もしくは「冷凍」で
セロリのシャキシャキとした食感を楽しむためには冷蔵保存がおすすめですが、一度に使いきれない場合は冷凍保存も可能です。以下で、ぞれぞれの保存方法を確認してみましょう。
冷蔵で保存する方法
■茎を冷蔵保存
①セロリの葉と茎を切り分ける。
②茎を手でこすりながら流水でよく洗い、軽く水気を切る。
③乾いたキッチンペーパーか新聞紙でくるみ、その上からラップで全体を包む。
④冷蔵庫の野菜室で立てて保存する。
【ポイント】
・冷蔵庫の野菜室に立てて入らない場合は、真っ直ぐに伸ばしたまま寝かせて保存しましょう。
・キッチンペーパーは3日に1度交換しましょう。
■葉を冷蔵保存
①セロリの葉と茎を切り分ける。
②葉を流水でよく洗い、しっかりと水気を切る。
③乾いたキッチンペーパーか新聞紙で包む。
④保存用ポリ袋に入れ、空気を抜いて口を縛る。
⑤冷蔵庫の野菜室で保存する。
【ポイント】
・葉は鮮度が落ちやすいので、できる限り早く食べきるようにしましょう。
冷凍で保存する方法
■茎を冷凍保存
①セロリの葉と茎を切り分ける。
②茎を手でこすりながら流水でよく洗い、しっかりと水気を切る。
③適当な大きさに切る。
③使いやすい量に分けてラップで包む。
③冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫で保存する。
【ポイント】
・召し上がる際は事前に解凍せず、直接料理に加えて必ず再加熱してください。
・セロリは冷凍することで食感が損なわれてしまうため、サラダや炒め物には向きません。スープやミートソースなどの煮込み料理がおすすめです。
・セロリは必ず切ってから冷凍してください。スープ用はスライス、ソース用はみじん切りなど、用途によって切り方を変えると便利です。
■葉を冷凍保存
①セロリの葉と茎を切り分ける。
②葉を熱湯でサッとゆで、冷水にさらしてよく洗う。
③適当な大きさに切る。
③使いやすい量に分けてラップで包む。
③冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫で保存する。
【ポイント】
・召し上がる際は事前に解凍せず、直接料理に加えて必ず再加熱してください。
・みじん切りにしてから冷凍保存すると、スープの薬味や煮込み料理の香り付けなどに幅広く活用できます。
用途に合わせた保存方法で風味をプラス
今回は、セロリの正しい保存方法と長持ちのコツをご紹介しました。
爽やかな香りのセロリは、洋食の香り付けには欠かせない野菜のひとつ。ミートソースやハンバーグに少し加えるだけで、グンと本格的な風味に仕上がります。セロリの太い部分はサラダに、筋の多い細い部分は冷凍保存と、部位によって使い分けてセロリの香りを余すことなくお楽しみくださいね。
クラシルでは、セロリの選び方についてもご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。