食用菊というと、パッと思いつくのが刺身に添えられているものではないでしょうか?飾りのイメージが強い食用菊ですが、さっと茹でるだけでいろんなメニューに使うことができるんです。食用菊ならではの色味を活かすことで、食卓がパッと華やになりますよ。今回は、食用菊を使ったおすすめレシピを5つご紹介します。ぜひ、いつものおうちごはんに取り入れてみてくださいね!
食用菊を使ったおすすめレシピ5選!和え物やおひたしに!
- 目次
- 食用菊をいつものごはんに取り入れよう
- 食用菊の食べ方|料理には花びらを使おう
- 彩り綺麗な ほうれん草と食用菊の和え物
- 水菜と食用菊のおひたし
- ほくほくさといもの菊あんかけ
- 食用菊で華やかに!チーズみそナッツ
- 食用菊で美しく エビとアスパラのジュレがけ
- 食用菊ならではの美しさを活かそう!
食用菊をいつものごはんに取り入れよう
食用菊の食べ方|料理には花びらを使おう
食用菊の根元部分(ガク)は、苦みが強いので料理には向いていません。調理の際は、ガクから花びらを取り外して使いましょう。花びらを指でつまんで引っ張るだけで、簡単に外すことができますよ。
彩り綺麗な ほうれん草と食用菊の和え物
ほうれん草と食用菊を使った和え物は、鮮やかな色がとっても綺麗。シャキシャキした食用菊と、まろやかななめたけの口あたりが相性抜群で、見た目だけでなく味も楽しめる一品です。ほうれん草と食用菊は、別々に茹でてから冷水に取ると美しい色に仕上がりますよ。ほうれん草は、根元をつけたまま茹でるのが手早く作業するコツです。なめたけにしっかり味がついているので、めんつゆを加えて和えるだけで簡単に味が決まりますよ。お酢もプラスしているので、こってりした料理の副菜にもおすすめです。
水菜と食用菊のおひたし
気軽に作れるおひたしも、おすすめしたいメニューのひとつ。水菜とえのきの下ごしらえに電子レンジを使うので、作り方も簡単なんです。食用菊を色よく仕上げるポイントは、お酢を入れたお湯でさっと茹でること。すぐに流水で冷やすことで、色止めにもなり食感が程よく残って食べ応えのある副菜になりますよ。出来上がったおひたしは、冷蔵庫でしっかり冷やして味をなじませてくださいね。さっぱりしているので食欲のない時にもおすすめです。
ほくほくさといもの菊あんかけ
さといもの煮物に食用菊を加えたら、パッと目を引く華やかな一品に。ホクホクのさといもにシャキシャキとした食用菊のあんかけを絡めて食べると、口の中で楽しいハーモニーが生まれます。さといもは、白だしを使って煮るだけなので味付けも簡単。おしょうゆを使わないから食用菊の綺麗な色が引き立ちます。仕上げに散らしたゆずの皮が、味わいに上品な香りをプラスしてくれますよ。片栗粉を使ってあんかけにしているので冷めにくく、しっかりとさといもに絡んでくれます。美しい見た目は、おもてなしにも喜ばれること間違いなしです。
食用菊で華やかに!チーズみそナッツ
漬物の原型といわれる「ナッツ」をご存じですか?塩や麹などを自然発酵させるナッツは、秋田県の伝統料理なんです。こちらのレシピでは、甘酒の麹にカッテージチーズやみそをプラスして、食べやすい味付けにアレンジしています。
キャベツは固めに茹でて、食感よく仕上げるのがおすすめ。調味料と和える時は、食材の水気をしっかり切ると水っぽくなりません。食用菊はそのまま茹でてもいいですが、ガクから花びらを外して調理しても花びらが全体に混じり、仕上がりが華やかになりますよ。コクのある優しい味わいのナッツを、ぜひ味わってみてくださいね。
食用菊で美しく エビとアスパラのジュレがけ
食用菊を使ったおしゃれな料理が作りたい!という方にはこちらのレシピはいかがでしょう?エビとアスパラに食用菊のジュレをかけた一品は、おもてなしやパーティーの前菜にもぴったりです。チェリータイプのモッツァレラチーズがない場合は、大きなものをカットしてご使用いただいても美味しく召し上がって頂けます。コンソメ味のジュレはお子さまも食べやすい味付けなので、幅広い年齢層が集まるホームパーティーでも喜ばれることうけ合いですよ。
食用菊ならではの美しさを活かそう!
いかがでしたか?食用菊は、使い方を覚えてしまえばいろんな料理に使えます。彩りが綺麗なので、見ためを華やかにしたいときにもおすすめですよ。和風だけでなく洋風の味付けとも相性がよいのも魅力ですよね。なかなか食用菊を手に取ることは少ないかもしれませんが、機会があれば、ぜひご紹介したレシピにも挑戦してみてくださいね!