■保存期間
冷蔵4日
■紹介文
今日は、ほうれん草と春雨を使ったメインおかずのレシピをご紹介します。
ほうれん草は最初に酒蒸しをして、水分を出してから調理します。ベタッとなりにくく、アクも気にならず、作り置きにも適した仕上がりになります。
春雨は別ゆでしませんのでフライパンひとつで作れます。
旨味たっぷりのスープが絡み、ご飯がとても進む、野菜がたっぷり摂れるおかずです。
淡白な食材が引き立つ旨味たっぷりの味付けにしていますので、小松菜など他の葉野菜で作ったり、なすやピーマン、お好みのきのこを加えたりなどたっぷり野菜でアレンジできます。
材料 (4人分)
ほうれん草
2把(200g目安×2)
緑豆春雨
80g
ごま油
小さじ2
豚ひき肉
200g
長ねぎ
1本
甜麺醤(または赤味噌)
大さじ1
豆板醤
小さじ2
にんにくすりおろし
小さじ1
しょうがすりおろし
小さじ1
一味唐辛子
小さじ1/4~
酒
50ml
塩
小さじ1/4
水
300ml
酒(あれば紹興酒)
大さじ1
しょうゆ
大さじ1
オイスターソース
大さじ1
鶏ガラスープの素
小さじ1
砂糖
小さじ1
料理を安全に楽しむための注意事項 手順
料理モード
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【1】ほうれん草はよく洗います。
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特に根元に土が付いていることがありますので、しっかり洗いましょう。
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私は根元の紫色の部分は切り落とさずに食べますが、お好みで切り落としても構いません。
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ほうれん草のアクの成分であるシュウ酸カルシウムは水溶性ですので、このあとの工程で、酒蒸しで水分を出すことで抜け出ますので、えぐみは気にならなくなります。
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また、尿道結石になるような量は、ほうれん草を毎日1~2kg以上食べる計算にはなりますが、気になる方は、調理前に3分ほど水につけておくと良いです。
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【2】4~5cm程度の長さに切ります。指3本分の幅が目安です。
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【3】長ねぎは粗いみじん切りにします。
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この作業は、手順5でほうれん草を蒸し煮にしている間か、手順8でひき肉を炒めている間に行うと効率良く出来ますが、無理しない程度に対応しましょう。
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【4】フライパンに手順2のほうれん草と、ほうれん草の下ごしらえ用の調味料を入れてざっと全体を混ぜ、
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焦げ付きが心配、できるだけ効率的にビタミンAを摂取したいという方は、ごま油小さじ2(分量外)をひくと良いですが、ざるを洗うのが厄介です。
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【5】ふたをして中火にかけます。
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【6】1~2分ほどして蒸気が立ったらふたを開けます。ほうれん草から水分が出ていますので、1回ざっと混ぜてさらに水分を出します。
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【7】ざるに上げ水気を切ります。
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絞る必要はありません。このまま冷まし、余熱でどんどん水分を出しておきます。
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【8】フライパンを拭いてきれいにしてごま油を入れて中火で熱し、サラサラの状態になったら豚ひき肉を加え、時々ほぐしながらパラパラの状態にします。
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ひき肉ダレは、ひき肉→甜麺醤→香味野菜→豆板醤・一味唐辛子の順に加えて炒めます。こうすることで、香味野菜を焦がさない、豆板醤の辛味が強すぎることがないようにします。
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また、8人分を作る際は、4リットル以上の大鍋を用意するか、4人分ずつ2回に分けて仕込んだほうが賢明です。
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【9】豚ひき肉がパラパラの状態になったら弱火にし、甜麺醤を加えてよく混ぜ合わせます。
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【10】手順3の長ねぎとにんにくすりおろし、しょうがすりおろしを加えて香りが出るまで炒めます。
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【11】豆板醤、一味唐辛子を加え、よく混ぜ合わせます。
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今回の一味唐辛子は大さじ2です。辛い味がお好みの方はぜひどうぞ。
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【12】合わせ調味料、緑豆春雨を加えて、全体をかき混ぜてなじませから強火にします。
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緑豆春雨は、短いほうがお好みの方は、キッチンバサミで4~5cm長さ程度に切っておくとよいです。短いほうが、ほうれん草と和えやすいですので、春雨料理をあまりされない方は、短く切っておいたほうが、手早くできます。
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【13】沸騰したら弱めの中火~中火で、時々かき混ぜながら3~4分煮ます。
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【14】春雨が柔らかくなり、底からざっとかき混ぜてみて煮汁が少なくなったら、手順7のほうれん草を加え、全体をよく混ぜ合わせます。
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春雨が煮汁を吸いますので、みるみるうちに煮汁が少なくなります。焦げないように、早めにかき混ぜて様子を見るとよいです。
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あまり火を入れすぎると、ほうれん草から水分がさらに出てしまいますので、1分程度を目標にしましょう。
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多少汁気が残っても、春雨が吸います。
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【15】保存の際は粗熱を取ってから、充分に消毒した保存容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
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作り置きをして冷えた状態の際に、春雨が粉を吹いた状態に見える場合があります。これは、油分や豚肉の脂が冷えて、細かな粒状に春雨に付着しているように見えるためです。室温にしばらく置くか、温めると戻ります。
投稿者からのコメント
■作り置きのコツ・ポイント
ほうれん草は根元に土などが付いていることがあるので、特に根元をよく洗いましょう。
ほうれん草をざるに上げたあとは絞る必要はありません。このまま冷まし、余熱でどんどん水分を出しておきます。
8人分を作る際は、4リットル以上の大鍋を用意するか、4人分ずつ2回に分けて煮込んだほうが賢明です。
ひき肉ダレは、ひき肉→甜麺醤(または味噌)→香味野菜→豆板醤・一味唐辛子の順に加えて炒めます。こうすることで香味野菜を焦がさない、豆板醤の辛味が強すぎることがないようにします。
緑豆春雨は、短いほうがお好みの方はキッチンバサミで4~5cm長さ程度に切っておくとよいです。短いほうがほうれん草と和えやすいですので、春雨料理をあまりされない方は短く切っておいたほうが手早くできます。
春雨が煮汁を吸いますので、みるみるうちに煮汁が少なくなります。焦げないように、早めにかき混ぜて様子を見るとよいです。
あまり火を入れすぎるとほうれん草から水分がさらに出てしまいますので、1分程度を目標にしましょう。多少汁気が残っても春雨が吸います。
保存の際は粗熱を取ってから、充分に消毒した容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
作り置きをして冷えた状態の際に、春雨が粉を吹いた状態に見える場合があります。これは、油分や豚肉の脂が冷えて細かな粒状に春雨に付着しているように見えるためです。室温にしばらく置くか温めると戻ります。
■アレンジのヒント
一緒に和えておいしい具材:なす/ピーマン/きくらげ/お好みのきのこ類/豚薄切り肉
火からおろす際に加えておいしい具材:花椒(ホアジャオ)/ごま油/ラー油
ほうれん草に替えて、小松菜や青梗菜で作っても。
ご飯にたっぷりとかけて、ワンプレートや、丼ご飯にしても。ただし緑豆春雨とのダブル炭水化物ですので、その点はご留意くださいませ。
作り置いて冷やした状態のものをマヨネーズで和えると、大変危険なサラダになります。
※みやすさのために書式を一部改変しています。