おやつやおつまみにぴったりな「落花生」。生の落花生は、落し蓋をして殻つきのままゆでるなど、おいしく仕上げるためにはちょっとしたコツがあるんです!この記事では、落花生の上手なゆで方や炒り方について解説します。記事の後半では、お酒にぴったりなおつまみをはじめ、香ばしい風味の効いたスイーツまで、おいしい食べ方をまとめてご紹介します。
落花生の食べ方とは?調理方法やおすすめレシピをご紹介!
- 目次
- 「落花生」とは?
- 落花生の食べ方をご紹介!ゆで方や炒り方もチェック
- 落花生のゆで方
- 生落花生のゆで方
- 落花生の炒り方
- 落花生のおすすめレシピ
- おつまみにも きな粉ピーナッツ
- 落花生の煮豆
「落花生」とは?
落花生はマメ科ラッカセイ属の植物です。南米が原産とされ、江戸時代に東アジアを通じて日本に伝わったといわれています。
花が咲いた後、子房柄(しぼうへい)と呼ばれるツルが地中にもぐり、その先に殻付きの実がなることから「落花生」という名前になりました。南京豆やピーナッツ、地豆などさまざまな名前で呼ばれますが、落花生は殻つきのものを指すのに対し、ピーナッツは殻から取り出した豆を指すことが多いようです。
旬は9月下旬から10月頃で、その時期には生の落花生をスーパーなどで見かけることがあります。乾燥させたものは長期保存が可能なため、一年中流通しています。
落花生の食べ方をご紹介!ゆで方や炒り方もチェック
一般的に、落花生は生のままでは食べられません。ゆでたり、炒ったりして、旬のおいしさを楽しむことができますよ。
ゆでる場合は、殻つきのまま塩ゆでにしましょう!ホクホクとした食感で、落花生特有のおいしさをシンプルに味わえます。また、塩ゆでにした落花生はそのまま食べるだけでなく、サラダや炒め物、和え物などさまざまな料理にも活用できます。
炒る場合は、焦げつかないように木べらなどで混ぜながら行いましょう。炒った落花生はとても香ばしく、ゆでたものよりもカリッと歯ごたえがよいのが特徴です。
落花生のゆで方
ゆでる場合、まず土などの汚れを十分に落とします。たっぷりのお湯を沸かし、約3%の塩と殻つきの落花生を入れ、中火で40分ほどゆでましょう。ゆでている途中で浮いてくるので、落し蓋をするのを忘れずに。
豆の大きさによって火が通るまでの時間が変わるので、味見をしながらちょうどよい固さまでゆでるのがポイントです。火から下ろしたらザルにあげて湯切りし、水気を切ります。
生落花生のゆで方
生落花生のゆで方をご紹介します。生落花生が手に入ったらまず塩ゆでで食べてみましょう。ゆでたての落花生はホクホクとした食感で、甘くおいしいですよ!乾燥した落花生とはひと味違う格別なおいしさ。そのまま食べても、料理やデザートにしてもおすすめです。ぜひ試してみてくださいね。
落花生の炒り方
生の落花生を炒る場合も、ゆでる時と同様に落花生を洗って土などの汚れを落とします。フライパンに殻つきのまま入れて弱火で加熱し、ときどき混ぜながら30分ほど炒めましょう。粗熱が取れたら殻を割り、塩をふってできあがりです。
ほかにも、オーブンで殻ごとローストする方法もありますよ。
落花生のおすすめレシピ
落花生の特徴や食べ方がわかったところで、ここからは落花生を使ったおすすめの料理やデザートをご紹介!生の落花生を使ったレシピから、ローストピーナッツやピーナッツクリームなどを使ったアレンジレシピまで幅広くピックアップしています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
おつまみにも きな粉ピーナッツ
おつまみにもぴったりなきな粉ピーナッツのご紹介です。砂糖と水でキャラメリゼしたピーナッツにきな粉をまぶすだけで、あっという間にできあがります。香ばしいローストピーナッツに風味豊かなきな粉が相性抜群で、お茶のお供にもぴったりですよ。ピーナッツが焦げやすいので、目を離さないようにご注意くださいね。
落花生の煮豆
ちょっと珍しい落花生の煮豆のレシピです。ふっくらとやわらかく煮た落花生を塩と砂糖のみでシンプルに味つけしました。落花生特有の旨味をダイレクトに味わうことができ、ねっとりとした食感がクセになります!作るのに少し時間はかかりますが、とてもおいしいので、ぜひお試しくださいね。
ゆで落花生の塩バター和え
ゆで落花生をアレンジしたいときにぴったり!塩バター味のゆで落花生です。殻つきのままゆでたあと、殻をむいて有塩バターと塩を絡めて仕上げました。バターの香りと塩気が落花生本来の甘みを引き立て、いつもとひと味違うおいしさが楽しめますよ。お芋のようなホクホクとした食感がたまらない一品です。
HMで簡単 ナッツごろごろフロランタン
ナッツを贅沢に使った、フロランタンを作ってみませんか?チョコレートが香るクッキー生地の上にキャラメル味のナッツを敷き詰めた、リッチな味わいのスイーツです。アーモンドとピーナッツ、くるみが入っているので、さまざまなナッツの味わいと食感を楽しめますよ。おもてなしにも喜ばれること間違いなしの一品です。
※こちらのレシピは、はちみつを使用しております。 1歳未満(乳児)のお子様はお召し上がりにならないようご注意ください。 はちみつは、砂糖でも代用できます。それぞれ種類によって甘さが異なりますのでお好みで調整してください。
鶏ささみのピーナッツ焼き
カリッと食感楽しい、鶏ささみのピーナッツ焼きはいかがでしょうか?淡白な鶏ささみとピーナッツを合わせることで、香ばしい風味とコクのある味わいがプラスされます。ごはんともお酒とも相性のよい、便利な一品です。少ない材料で簡単にお作りいただけますので、忙しい日にもおすすめですよ。
ピーナッツクリームのチーズナッツサンド
ピーナッツクリームのチーズナッツサンドは、ナッツ好きの方におすすめしたい一品です。ピーナッツクリームとクリームチーズのペーストに、粗く砕いたアーモンドをのせてサンドイッチにしました。甘くて濃厚なピーナッツクリームと酸味と旨味たっぷりのクリームチーズが好相性です!ザクザクしたナッツの食感も楽しめますよ。朝食やおやつにぜひ作ってみてくださいね。
HMで簡単 ピーナッツマフィン
ホットケーキミックスで簡単に作れる、ピーナッツマフィンです。ピーナッツバターはパンに塗るのが定番ですが、お菓子作りでも活躍します!ホットケーキミックスで作った生地にピーナッツバターとチョコチップを混ぜ込み、ふんわりと焼きあげました。ピーナッツクリームの甘い香りがたまらない一品ですよ。
ピーナッツ香るスノーボールクッキー
見た目もかわいらしい、スノーボールクッキーのレシピです。ピーナッツクリームを加えた生地は、濃厚でクセになる味わい。サクほろ食感のクッキー生地に、ピーナッツのカリカリとした食感が加わり、とてもおいしいですよ。ピーナッツクリームはピーナッツバターでも代用できるので、ぜひ作ってみてはいかがですか?
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
食べ方いろいろ!料理やデザートに落花生を活用しよう
いかがでしたか?落花生のゆで方や炒り方のコツに加え、落花生を使った絶品レシピなどをご紹介しました。落花生は、おやつやおつまみとしてそのまま食べるのはもちろん、炒め物や煮豆などの料理やさまざまなデザートにも活用できます。今回ご紹介したレシピも参考にして、ぜひ日々の食卓に落花生を取り入れてみてくださいね。
クラシルでは、落花生の保存方法もご紹介しています。そちらも合わせて、参考にしてみてくださいね。