カリッと香ばしい「落花生」。手軽に食べられるバターピーナッツはもちろん、秋だけに味わえる生落花生は、甘くホクホクとした食感がやみつきになるおいしさですよね。今回は、そんな落花生の正しい保存方法をご紹介します。ぜひ参考にして、甘く香ばしい風味を存分に楽しみましょう!
落花生の保存方法|長持ちのコツ|状態に合わせた保存方法で
- 目次
- 生、乾燥、炒りで保存方法が大きく異なる
- 「生落花生」の保存方法
- 「乾燥生落花生」の保存方法
- 「炒り落花生」の保存方法
- 正しい保存でおいしさ長持ち!
生、乾燥、炒りで保存方法が大きく異なる
落花生には生落花生、乾燥落花生、炒り落花生の3種類があります。収穫したての新鮮なものが「生落花生」、それを乾燥させたものが「乾燥生落花生」、それを香ばしく炒ったものが「炒り落花生」になります。それぞれ保存方法が大きく異なり、おいしさを長持ちさせるにはいくつかコツがあります。
「生落花生」の保存方法
生落花生は水分を多く含んでいるので、そのまま保存しておくと甘味が落ちてしまいます。購入したら早めにゆでて冷蔵もしくは冷蔵保存するのがおすすめです。
■生落花生をゆでて冷蔵保存
1. 落花生は流水でよく洗い、泥や汚れを取り除く。
2. 鍋にお湯を沸かし、お湯に対して3%の塩と落花生を入れ、落し蓋をする。
3. 中火で40分ほどゆでたら火から下ろす。
4. ザルに上げて水気を切り、完全に冷ます。
5. タッパーに乾いたキッチンペーパーを敷き、落花生を入れて蓋をする。
6. 冷蔵庫の冷蔵室で保存する。
■生落花生をゆでて冷凍保存
1. 落花生を流水でよく洗い、泥や汚れを取り除く。
2. 鍋にお湯を沸かし、お湯に対して3%の塩と落花生を入れ、落し蓋をする。
3. 中火で40分ほどゆでたら火から下ろす。
4. ザルに上げて水気を切り、完全に冷ます。
5. 殻を剥いて冷凍用保存袋に入れ、しっかりと空気を抜いて口を閉じる。
6. 冷凍庫で保存する。
【ポイント】
・召し上がる際は、解凍せず直接料理に加えて必ず再加熱してください。炊き込みごはんや炒め物、煮豆など幅広い料理に活用することができます。
「乾燥生落花生」の保存方法
おいしさを最も長持ちさせることができるのが、こちらの乾燥生落花生です。保存する際に特に気を付けたいのが、油の酸化と湿気です。できる限り空気に触れないようにして、冷蔵保存もしくは冷凍保存しましょう。
■乾燥生落花生を冷蔵保存
1. 落花生を殻付きのまま、もしくは殻を剥いてジップ付き保存袋に入れる。
2. 乾燥剤を入れる。
3. 空気をしっかりと抜く。
4. 冷蔵庫の冷蔵室で保存する。
【ポイント】
・乾燥生落花生は、冷蔵庫の冷蔵室で保存しましょう。野菜室は温度と湿度が高いため、あまりおすすめできません。
■乾燥生落花生を冷凍保存
1. 落花生を殻付きのまま、もしくは殻を剥いて冷凍用保存袋に入れる。
2. 空気をしっかりと抜く。
3. 冷凍庫で保存する。
【ポイント】
・乾燥生落花生は冷凍保存することで、フレッシュな味わいを長く保つことができます。
・召し上がる際はフライパンで炒るか、直接料理に加えて必ず加熱してください。
「炒り落花生」の保存方法
炒り落花生とは、バターピーナッツやローストピーナッツなどのことを指します。炒り落花生を保存する際も、やはり気をつけたいのが油の酸化と湿気です。早めに食べ切れる場合は常温保存でも構いませんが、一度に食べ切れない場合や気温の高い季節は冷蔵保存がおすすめです。
■炒り落花生を常温保存
1. 炒り落花生と乾燥剤をジップ付き保存袋に入れ、しっかりと空気を抜く。
2. 直射日光が当たらず、風通しのよい場所で保存する。
■炒り落花生を冷蔵保存
1. 炒り落花生と乾燥剤をジップ付き保存袋に入れ、しっかりと空気を抜く。
2. 冷蔵庫の冷蔵室で保存する。
【ポイント】
・炒り落花生はジップ付き保存袋を使い、しっかりと空気を抜いて保存するとよりおいしさを長持ちさせることができます。
正しい保存でおいしさ長持ち!
今回は、落花生の正しい保存方法と長持ちのコツをご紹介しました。
落花生は状態に合わせて保存することで、おいしさを長持ちさせることができます。そのままいただくのはもちろん、炊き込みごはんや和え物、焼き菓子に加えて、甘く香ばしい風味を存分にお楽しみくださいね。
クラシルでは、落花生の選び方についてもご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。