ピザってどんな種類があるの？子どもも大人も大好きなおすすめレシピも！

日本でもおなじみの、イタリアを代表する料理のひとつ「ピザ」。マルゲリータやマリナーラ、ペスカトーレが定番ですが、それ以外にもたくさんの種類が存在するんです！そこでこの記事では、知っているようで意外と知らないピザの種類をご紹介します。記事後半ではアレンジレシピも登場するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

一言で「ピザ」といっても種類はさまざま！まずは定番の、トマトソースを使ったピザをご紹介します。

数あるピザの中でも最もポピュラーな人気メニュー。具材は基本的に、トマトソース、モッツァレラチーズ、バジルの3つで、素材そのもののおいしさを活かしたシンプルな味わいが魅力です。トマトの赤、チーズの白、バジルの緑と、イタリアの国旗とまったく同じ色合いを気に入ったイタリア王妃の名にちなんで「マルゲリータ」と名づけられました。

「マリナーラ」とはイタリア語で「船乗り」を意味する言葉で、ナポリの船乗りが好んでよく食べていたことから、この名で呼ばれるようになったといわれています。チーズは使わず、トマトソースとアンチョビ、ニンニク、オレガノ、オリーブオイルをトッピングしていただきます。

イタリア語で「漁師」という意味で、このピザはその名の通り魚介類をたっぷり使って作ります。エビやイカ、アサリ、ホタテ、ムール貝といったさまざまな海の幸を楽しめる贅沢な一品です。ちなみに、ピザだけでなく、魚介を使ったパスタも「ペスカトーレ」と呼びます。

「菜園」という名の通り、オルトラーナにはズッキーニやパプリカ、ナスといった野菜をたっぷり使います。彩り鮮やかな見た目で、食卓がパッと明るくなるピザです。

美食で知られるイタリアの都市「パルマ」産生ハムをたっぷり使ったピザのこと。生ハム、ルッコラ、モッツァレラチーズをトッピングしたシンプルな一品で、お酒にもよく合います。

トマトソースにサラミ、チキン、トウガラシをのせた、大人向けのピザ。なぜ「ディアボラ（悪魔）」というユニークな名前がつけられたのかというと、「悪魔」のように辛いからなのだとか。辛いものが好きな方は、ぜひ試してみてくださいね。

続いて、チーズをたっぷり使ったピザをご紹介します。とろっと濃厚な味わいが食欲を刺激して、ついつい手が止まらなくなりますよ。

「ビスマルク」といえば、卵！諸説ありますが、19世紀に存在したドイツの政治家ビスマルクが、ピザに目玉焼きをのせたことがはじまりなのだとか。卵と相性抜群のチーズやベーコンなども一緒にトッピングすれば、味も見た目も華やかな一品に仕上がります。ちなみに、目玉焼きやゆで卵など、卵の調理法はさまざまですが、最近では温泉卵など半熟状のものをのせるのが人気です。

イタリア語で「4種のチーズ」という意味のクアトロ・フォルマッジは、チーズ好きにはたまらない一品です。モッツァレラやゴルゴンゾーラ、パルミジャーノ、ゴーダなど4種類のチーズをたっぷり使った濃厚かつ奥深い味わいが魅力で、はちみつをかけていただくこともあります。

「ボスカイオーラ（木こり風の）」は、エリンギやマイタケ、しめじ、ポルチーニ、マッシュルームといったきのこ類をたっぷりトッピングした風味豊かなピザです。ペスカトーレと同じく、きのこ類を使ったパスタも「ボスカイオーラ」と呼ばれています。

お子様が大好きなツナやコーン、ベーコンをトッピングしたピザです。イタリア語で「子供」という意味のバンビーノは、お子様向けに作られたピザではありますが、クセのない味わいで食べやすいため、大人にも親しまれています。

最後にご紹介するのは、自由にトッピングを楽しめるピザです。いろいろ試して、自分好みのピザを作ってみてはいかがでしょうか。

イタリア語で「気まぐれ」という意味のカプリチョーザは、その名の通り、トッピングに決まりがありません。日本でおなじみの「日替わりメニュー」のようにお店によってトッピングがガラッと変わるため、そのお店ならではのおいしさを楽しむことができます。

素焼きのピザ生地のこと。パンのように焼きたてをそのまま、もしくはオリーブオイルをつけて、ピザ生地そのもののおいしさを楽しみます。ちなみに、ビアンカとはイタリア語で「白」という意味で、ホワイトソースをのせたピザを「ビアンカ」と呼ぶこともあるんですよ。

ピザの種類を確認したところで、ここからは手作りピザのレシピをご紹介します。手作りならではのできたてアツアツのおいしさを、ぜひお楽しみくださいね。

生地もソースも手作りで！一から丁寧に作る、マルゲリータピザのご紹介です。少し手間がかかる分、でき上がったときの喜びはひとしお！生地とソースの作り方を覚えておけば、アレンジも広がりますよ。とてもおいしいので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

ツナを使って和風にアレンジしたピザのレシピをご紹介します。白みそを加えたツナマヨソースの濃厚な旨みに長ネギとのりの風味が絶妙にマッチして、想像以上のおいしさですよ！おもてなしにもぴったりなので、ぜひ作ってみてくださいね。

オーブンがなくても大丈夫！トースターを使って簡単に作れる、お手軽ピザはいかがですか？サクッと軽い食感のピザ生地に、ケチャップやトマトを混ぜ合わせて作ったフレッシュなソースがよく合い、ついつい手が止まらなくなりますよ。

手作りすると時間がかかるピザも、市販のピザ生地を使って作ればとっても簡単！材料をのせて焼くだけで完成するので、はじめてピザを作るという方にもおすすめです。

市販のピザクラストにペパロニと青唐辛子をたっぷりのせて、ピリッとスパイシーな味わいに仕上げました。食欲そそる刺激的な風味と彩りは、お酒のおつまみやおもてなしにぴったり！辛いものが好きな方もぜひ試してみてくださいね。

今日のおやつに、マシュマロとチョコレートのデザートピザはいかがですか？サクサクのピザ生地に、とろーりとろけるマシュマロとチョコレートが好相性！濃厚な味わいですが、スライスアーモンドの食感がアクセントになり、最後までおいしくいただけますよ。

いつもとひと味違うピザを楽しみたいときは、ピザ生地をアレンジしてみましょう。意外なおいしさに、一度食べたらやみつきになること間違いなし！ぜひレパートリーに加えてみてくださいね、

餃子の皮で作る、パリッとおいしいホットプレートピザのご紹介です。作り方はとても簡単で、餃子の皮にベーコンやピーマンといった具材とピザソース、チーズをのせてホットプレートで焼くだけ！大人数でシェアして食べられるので、パーティーメニューにも最適な一品です。

食べやすい大きさに切った油揚げにキムチとピザ用チーズをたっぷりのせて、トースターで香ばしく焼き上げました。火を使わず、思い立ったときにパパッと作れるので、あともう一品ほしいときやお酒のおつまみにも重宝する一品です。

薄切りにした切り餅にたっぷりの具材とピザソース、チーズをのせてフライパンで焼くだけの簡単レシピですが、味は絶品！外はカリカリ、中はもちもちとした食感がクセになり、あと引くおいしさですよ。お餅好きの方はもちろん、余ったお餅を消費したいときにもぴったりなので、ぜひ試してみてくださいね。

いかがでしたか？今回は、意外と知らないピザの種類やおすすめレシピをご紹介しました。トマトソースやチーズといった定番の具材はもちろん、ツナマヨやチョコレートをのせたり、ピザ生地を油揚げやお餅にするなど、ピザのアレンジは自由自在です。 この機会にぜひレパートリーに取り入れて、料理の幅を広げてみてくださいね。