あれ、ここは中華街？甜麺醤を使っておもてなし本格中華に挑戦

中華料理の定番調味料甜麺醤（テンメンジャン）。小麦粉から作られた赤黒い甜麺醤は、甘みと濃厚なコクのしっかり味。実は多くの中華料理に使われているんです。

甜麺醤は生のままで食べることもできるので、サラダのドレッシングやソースなどに使うのもおすすめ。もちろん炒め物などに入れても旨味がぐっとアップします。今回は見た目も美しい、おもてなしにぴったりな甜麺醤を使った中華料理をいくつかご紹介します。

使いやすく、さっぱりとしたササミも甜麺醤を使うと濃厚な味わいで、満足感たっぷりのサラダに大変身します。甜麺醤の色が濃いので、トマトやきゅうり、パプリカなど色鮮やかな食材を加えて彩りを豊かにすると、食欲が増す見た目になります。ササミは鍋で加熱してもいいですが、急いでいるときはお酒をまぶして電子レンジで加熱すると簡単です。

ひらひらの薄切り豚肉をタレで楽しむ中華料理、雲白肉（ウンパイロウ）。ジューシーな豚肉の旨味とガツンと濃いタレの組み合わせがやみつきになります。このレシピでは雲白肉をサラダ風に仕上げて。タレは甜麺醤とラー油でピリ辛味です。きゅうりをスライサーで極薄切りにして、お肉の真ん中に綺麗に盛り付けましょう。見た目でもテーブルで歓声が湧きそうな一皿です。

おうちで北京ダックなんて難しそうですが、甜麺醤をソースにして一緒に食べるとびっくりするほどお店の北京ダックのような味わいになるんです！皮は春巻きの皮を利用すれば、あとはお肉を焼いて具材を用意して盛り付けるだけでできちゃう簡単さ。なのに見た目と味は本格的で、パーティーにとってもおすすめなレシピです。鶏肉の皮にみりんを塗ってオーブンで焼き上げるとパリッと美味しく。細切りのきゅうりと長ネギはたっぷり用意しましょう、きっとお代わりしたくなります。

麻婆も甜麺醤を使えば本格的に作ることができます。今回はおもてなしメニューなので、お豆腐ではなく白玉を入れたもちもち麻婆のレシピです。甜麺醤に、豆板醤、そしてスパイスの花椒（ホアジャオ）を使って白玉のなめらかさにぴったりな刺激的なソースを作りましょう。調味料が色々ありますが、全てスーパーマーケットで手に入るので是非見にいってみてください。

おうちではインスタントのキットなどを使って作ることも多い中華料理ですが、甜麺醤があれば自分で本格中華に挑戦することもできるんです。「中華街に来たみたい！」とびっくりされるような味も見た目も本格的なレシピ、是非挑戦してみてください。クラシルでは他にもおもてなしにぴったりのおかずレシピをたくさん紹介しているので是非チェックしてみてくださいね。