パーティーやおつまみに！オードブルの簡単レシピ6選

オードブルとはフランス語で「作品の外」と直訳されます。つまりフルコース料理でスープの前に出される最初の料理をいいますが、日本では、会席料理の最初に出てくる前菜に当たります。一般的には塩分や酸味を効かせたものが少量提供され、これから出てくる料理に期待がもてるよう、彩りや盛り付けも工夫されています。

本来は前菜としていただく軽い食事をいいますが、一口サイズで食べられ、見た目がおしゃれで華やか、お酒のおつまみにもなることから、日本では大皿やトレーなどに盛り合わせてパーティーシーンで提供されることが多いようです。今回はそんな華やかな、見た目でも楽しめるオードブルのレシピをご紹介します。特別な日だけでなく、家呑みにもぴったりのオードブルなのでぜひチェックしてみてくださいね。

混ぜるだけで完成のオードブルなら、急にお酒を飲みたくなったときでもさっと作れて気の利いたおつまみに仕上がります。濃厚なクリームチーズとオリーブの相性は抜群！ねっとりと口の中に広がるクリームチーズと2種類のオリーブの違う味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。

あんぽ柿の甘さと生ハムの塩味が調和する、甘じょっぱい味わいのオードブルです。あんぽ柿とは渋柿を硫黄で燻製した干し柿で、鮮やかなオレンジ色とゼリー状になった甘い果肉が特徴です。あんぽ柿は料理に活用されることも多く、クリームチーズとの相性も非常にいいので、手に入ったらぜひ試してみてくださいね。

クラッカーにモッツァレラチーズとカラフルなミニトマトをトッピングし、オーブントースターで焼き上げたピザ風のオードブルです。焼いて甘味が増したミニトマトと、とろけたモッツァレラチーズがおいしい一品です。小さくちぎったバジルを散らせばおしゃれな仕上りに。

フランスの肉料理の一つであるリエットを、オイルサーディンを使ってお手軽に楽しめるようにアレンジしました。ほぐしたオイルサーディンとクリームチーズと調味料を一緒に混ぜ合わせるだけで簡単にお作りいただけます。チリペッパーのピリッとくる辛さがアクセントになってワインとの相性もぴったりですよ。トーストしたバゲットやクラッカーにのせて召し上がれ。

おしゃれな見た目から、凝ったように見えるオードブルですが、実は中身はポテトサラダをアレンジしたものなので、作り方はとても簡単なんです。セルクルの内側に薄くスライスしたきゅうりを貼り付けるように入れたら、マッシュしたじゃがいもと千切りにしたハムをサンドして詰めます。あとはアボカドやミニトマトをトッピングして完成。まるでケーキのような見た目のポテトサラダに、お子さまも大喜び間違いなしの一品です。トッピングはお子さまと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

デザートにもぴったりの甘いオードブルはいかがでしょうか。クラッカーを土台にピラミッド型にのせたスイートポテトが、見る人の興味をそそる一品です。レーズンの食感とクラッカーの塩気が甘いスイートポテトによく合いますよ。レーズンの代わりにお好みのドライフルーツやチョコチップを加えてもおいしく作れます。

いかがでしたか？見た目の華やかさから、一見作るのが難しそうに見えるオードブルも実は簡単に作れるものが多いんです。混ぜるだけで完成するオードブルは、ちょっとお酒を飲みたくなったときのおつまみにも最適です。クリスマスや誕生日、節句などの特別な日はもちろん、普段の家呑みでも、おしゃれなオードブルでちょっぴり贅沢な気分を味わってみてはいかがでしょうか。ぜひ参考にしてみてくださいね。