春になるとスーパーに並び始める新玉ねぎ。ほのかな甘みとシャキシャキとした食感は、春だけに味わえる旬の味覚ですよね。
新玉ねぎの保存方法|長持ちのコツ|冷蔵保存がおすすめ
しかし、新玉ねぎを常温で保存していたら、あっという間に傷んでしまったという経験はありませんか?今回は、新玉ねぎの正しい保存方法をご紹介します。旬の時期のおいしさをキープして、甘みと食感を存分に楽しみましょう!
冷蔵保存で鮮度をキープ
普通の玉ねぎと新玉ねぎでは、保存方法が大きく異なります。
普通の玉ねぎは収穫後乾燥処理して保存性を高めてから出荷されるので、常温保存が可能です。しかし、新玉ねぎは収穫後すぐに出荷されるので、普通の玉ねぎよりも水分が多く、常温保存には向いていないんです。
新玉ねぎのおいしさを長持ちさせるには、冷蔵もしくは冷凍保存がおすすめです。
■冷蔵庫の野菜室で保存
①新玉ねぎを1個ずつ新聞紙で包む
②ポリ袋に入れ、軽く口を縛る
③冷蔵庫の野菜室で保存する
【ポイント】
・新玉ねぎは水気が付くと傷みやすくなるので、新聞紙で包む前に水洗いをする必要はありません。
・新聞紙で包むことで、新玉ねぎから出た水分を適度に吸収してムレを防ぐ効果があります。
■使いやすい大きさに切って冷凍保存
①新玉ねぎの皮をむき、軽く水洗いする
②芯を取り除いて適当な大きさに切る
③使いやすい量に分けてラップで包む
③冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫で保存する
【ポイント】
・召し上がる際は事前に解凍せず、直接料理に加えて必ず加熱してください。
・新玉ねぎは必ず切ってから冷凍してください。丸ごと冷凍すると、解凍したときに水分が出て食感が悪くなってしまいます。
・汁物用はスライス、ソテー用はみじん切りなど、用途によって切り方を変えると便利です。
・新玉ねぎは冷凍することで水分が出やすくなるので、飴色にソテーする場合は冷凍した新玉ねぎを使うと短時間で仕上げることができます。
■飴色にソテーして冷凍保存
①新玉ねぎの皮をむき、軽く水洗いする
②みじん切りにして芯を取り除く
③フライパンに油をひき、飴色になるまで炒める
④完全に冷まし、使いやすい量に分けてラップで包む
③冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫で保存する
【ポイント】
・召し上がる際は直接料理に加えて必ず再加熱してください。
・飴色にソテーしてから冷凍保存することで、水気が出にくくおいしさを長持ちさせることができます。
正しい保存方法で無駄なく使いきろう!
今回は、新玉ねぎの正しい保存方法と長持ちのコツをご紹介しました。新玉ねぎは普通の玉ねぎのように日持ちがしないので、できる限り早く食べきるようにしてくださいね。
みずみずしい食感を楽しむためには冷蔵保存を、飴色にソテーする場合は冷凍保存と、用途によって使い分けることで新玉ねぎを無駄なく活用することができます。特に使いやすい大きさに切ってから冷凍保存しておくと、オムライスやパスタの具材に少し加えたいときにとても便利ですよ。
またクラシルでは、新玉ねぎの選び方についてもご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。