半熟カヌレとは？普通のカヌレとの違いやカヌレレシピをご紹介！

今話題の新感覚スイーツ「半熟カヌレ」をご存知ですか？従来のカヌレとはひと味違うとろっととろけるような食感がクセになると、人気が高まっているんです！今回は、そんな半熟カヌレの特徴について詳しく解説します。普通のカヌレとの違いやおすすめレシピもご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

「カヌレ（Canelé）」とは、赤ワインの名産地ボルドーの伝統的な焼き菓子のこと。外はカリカリ、中はもっちりとした食感が特徴で、正式名称は「カヌレ・ド・ボルドー(cannelé de Bordeaux)」といいます。

「カヌレ」とはフランス語で「溝のついた」という意味の言葉で、縦溝が入った釣り鐘状の見た目にちなみ、この名で呼ばれるようになったそうです。

はっきりとした時期は不明ですが、誕生したのは16〜18世紀のころ。ボルドーにある女子修道院にて、ワイン醸造中に余った大量の卵黄を有効活用するために作られたのがはじまりだと言われています。 .

今もなお、ボルドーを含むフランス南西部ではカヌレの専門店が数多く立ち並んでおり、老若男女問わず幅広い世代に親しまれているんですよ。

カヌレの特徴を確認したところで、ここからは今回のメインテーマである「半熟カヌレ」についてご説明します。

実は、今話題沸騰中の「カヌレ」。カヌレ専門店がオープンするほど人気なのもあって、従来とはひと味違う個性豊かなカヌレを見かける機会が多くなりました。

数あるアレンジカヌレの中でも特に注目を集めているのが、半熟カヌレなんです！

半熟カヌレの特徴は、表面はカリッと香ばしくも、中は半熟卵のようにとろっとクリーミーな食感。薄力粉や砂糖、卵黄、バター、牛乳など基本的な材料はクラシックタイプのカヌレとほとんど同じですが、卵を多く使ったり、焼き時間や温度を細かく調整して、従来のもっちりとした食感とはひと味違うとろけるような口どけに仕上げるのだそうです。

さらに、いちごやコーヒー、抹茶、スパイスやハーブを加えるなどアレンジもさまざま。見た目も華やかなので、贈りものや手みやげにもおすすめです。

洋菓子店やカヌレ専門店だけでなく、最近ではコンビニなど身近な場所で購入できることもあるので、見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。

ほかの焼き菓子とはひと味違う食感が魅力のカヌレ。手作りするのは難しそうなイメージがありますが、カヌレ型さえ用意すれば意外と簡単に作れるんです！

カヌレの基本的な材料は、薄力粉と砂糖、卵黄、バター、牛乳。風味付けにラム酒やバニラなどを加えることもあります。

材料自体はシンプルですが、カヌレ専用の焼き型に蜜蝋を塗り、こんがりと焼き上げることでカヌレの表面がカラメル化し、外はカリッと香ばしく、中はもっちりと弾力のある食感に仕上がります。

ちなみに、「蜜蝋」とは、ミツバチが巣を作るときに分泌する、天然のロウのこと。蜜蝋を用意できないときは、カヌレ型に無塩バターを塗り、グラニュー糖をまぶすことで代用することもできます。グラニュー糖は、まんべんなく丁寧にまぶしてくださいね。

ここからはカヌレのおすすめレシピをご紹介します。身近な材料で作れるレシピばかりなので、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。

寝かし時間不要！おうちで手軽に作れる、カヌレのご紹介です。材料を混ぜてオーブンで焼くだけの簡単レシピですが、バニラの風味がふんわり広がる絶品カヌレができあがります。外はカリカリ、中はしっとりとした食感も併せてぜひご堪能くださいね。

抹茶の風味がほのかに香る、和風カヌレはいかがですか？外はさっくり、中はしっとりとした食感もクセになり、たまらないおいしさですよ！生地を寝かす必要もなく、手軽に作れるのもうれしいポイントです。

バニラとラム酒の風味が食欲そそる、バニラカヌレのご紹介です。ポイントは、オーブンで焼く前に冷蔵庫で生地を冷やすこと！それぞれの材料がなじんで、ワンランクアップしたおいしいカヌレに仕上がります。お店に負けない味わいを、ぜひお楽しみくださいね。

表面はカリッ、中はしっとりしたカヌレにほろ苦いコーヒーを合わせて、ちょっぴり大人向けの一品に仕上げました。ティータイムのおやつやおもてなしはもちろん、いつもとひと味違うカヌレを楽しみたいときにもぴったり！ぜひお試しくださいね。

チョコレート好きにはたまらない、チョコレートカヌレのご紹介です。作るのに少し手間がかかる分、できあがりの喜びとおいしさはひとしお！普段のおやつはもちろんプレゼントにもおすすめの一品です。

今話題の新感覚スイーツ「半熟カヌレ」。卵黄や砂糖、薄力粉など使う材料こそシンプルですが、外はカリカリ、中はとろーりとろけるような食感は唯一無二！クラシックタイプのカヌレと食べ比べしてみるのもおすすめです。

今回ご紹介した半熟カヌレの特徴などを参考に、ぜひ一度お手に取ってみてくださいね。