甘くて香ばしいおやつの定番「クッキー」。レシピ通りに作ったのにかたくなってしまったり、広がってしまうなど、失敗した経験はありませんか?今回はそんな悩みを解決する「失敗しないクッキー作り」についてご紹介します。ポイントを押さえれば、おいしいサクサクのクッキーが作れるようになりますよ。ぜひ参考にしてくださいね。
サクサク食感のクッキーを作るコツとレシピ!失敗の原因を解説
- 目次
- クッキー作りの失敗の原因は?
- クッキー作りを失敗しないためのポイント
- 材料をしっかり混ぜる
- 生地をしっかりと冷やす
- 厚みを均一にする
- 毎日のおやつにおすすめ!クッキーレシピ3選
- サクサクしゃりしゃり美味しいクッキー
- ハートのチョコクッキー
クッキー作りの失敗の原因は?
生地をこねて焼き上げるクッキーですが、おいしく作るためには丁寧に生地を作らなければなりません。失敗の原因によくありがちなのが、食感がかたくなり過ぎてしまうこと。これは、低温で長い時間をかけて焼き過ぎたり、粉を加えてから混ぜすぎることによって起こります。粉と水分を練りすぎてしまうと、粘りの元となるグルテンが発生し、生地がかたくなってしまいます。 また、焼く前に生地をしっかりと均一の厚さにしていないと、生地が広がりすぎたり、焼きムラができる原因にもなります。
クッキー作りを失敗しないためのポイント
クッキー作りを失敗しないためには3つのポイントがあります。以下でチェックしてみましょう。
材料をしっかり混ぜる
バターと砂糖は、白っぽくなるまでしっかりと混ぜ合わせましょう。混ぜるときに空気を含ませることで、サクッとした軽い食感に仕上がります。また、卵を一気に加えてしまうと材料が上手く混ざらないため、加える際は2~3回に分けて都度混ぜ合わせましょう。油分であるバターは卵と混ざりにくいですが、ここでしっかりと混ぜ合わせるのがおいしいクッキーを焼きあげるポイントになります。ただし、粉を加えた後はグルテンを発生させないように混ぜ過ぎないようにしなければなりません。ゴムベラなどでさっくりと混ぜるのがコツです。
生地をしっかりと冷やす
材料を混ぜ合わせた生地は、冷蔵庫で寝かせてください。冷やすことでグルテンを落ち着かせ、軽い食感に仕上がります。また、しっかりと生地がまとまることで型抜きもしやすくなり、焼いたときに生地が広がるのを防げますよ。
厚みを均一にする
生地は、さまざまな方向から麺棒などを使って伸ばし、厚さが均一になるようにしましょう。厚みにバラつきがあると焼きムラができたり、生焼けになってしまいます。
毎日のおやつにおすすめ!クッキーレシピ3選
クッキーをサクサクに仕上げるコツを知ったところで、続いてはティータイムのお供にぴったりなクッキーレシピをご紹介します。ポイントを押さえれば、歯ざわりの良いクッキーに仕上げることができますよ!ぜひチャレンジしてみてくださいね。
サクサクしゃりしゃり美味しいクッキー
バニラの甘い香りがたまらない、シンプルなクッキーです。型を使わないため、手軽に焼くことができますよ。サクサクとした食感で手が止まらなくなるおいしさです。たくさん作ることができるので、おもてなしやパーティーにもぴったりです。
ハートのチョコクッキー
チョコレートをトッピングしたかわいらしいハート型のクッキーです。クッキーそのものの作り方はとてもシンプル。チョコレートやフリーズドライのラズベリー、ナッツでデコレーションするだけで一気に華やかな仕上がりになりますよ。
抹茶とあんこのマーブルアイスボックスクッキー
抹茶味の生地にこしあんを混ぜ込んだクッキーです。抹茶のほろ苦さとこしあんの上品な甘さがよく合う、大人な味わいの一品ですよ。毎日のおやつだけでなく、おもてなしにもおすすめです。
ポイントをおさえておいしいクッキーを作ろう!
今回は、おいしいクッキーを作るポイントをご紹介しました。混ぜ方や、生地の温度を意識するだけで、見た目や口当たりにも大きな差が出ます。一度にたくさん作ることができるクッキーは、おもてなしにもピッタリです。しっかりとポイントを押さえて作ってみてくださいね。