最終更新日 2024.11.8

チーズフォンデュのおすすめ具材19種類!定番から変わり種までご紹介

チーズフォンデュのおすすめ具材19種類!定番から変わり種までご紹介

パーティーにもぴったりな「チーズフォンデュ」におすすめの具材を19種類ご紹介します。定番のパンや野菜のほか、肉、魚介、さらにはスイーツまで幅広く集めました。記事後半では、国別のチーズフォンデュの楽しみ方や、おうちで簡単に作れるチーズフォンデュレシピなどもご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 目次
  • チーズフォンデュとは?
  • 下ごしらえのポイントとNG具材
  • 生肉や生魚はNG!
  • 野菜は下ごしらえが重要
  • チーズフォンデュの定番具材をご紹介!
  • バゲット
  • じゃがいも
  • ブロッコリー

チーズフォンデュとは?

チーズフォンデュ」とは、チーズを白ワインなどで溶かした料理のこと。「フォンデュ(fondue)」とは「溶かした」という意味で、スイスを中心にイタリアやフランスなどで親しまれている家庭料理です。

チーズフォンデュは土鍋にチーズと白ワインを加え、とろとろに溶かしたものにバゲットや野菜などを絡めていただきます。使われるチーズはエメンタールチーズとグリュイエールチーズが一般的ですが、チーズの種類は各家庭によって異なり、それぞれの家庭で伝統的な味わいがあるのだとか。

日本では少し高級なイメージがありますが、本来は固くなったバゲットをおいしく食べるために考案されたのだそう。チーズフォンデュは、家族や友人たちとチーズが入った鍋を囲みながらワインを片手にいただく、気取らない家庭料理なのです。

下ごしらえのポイントとNG具材

チーズフォンデュの具材は、チーズと相性がよければどんな食材を使ってもかまいません。バゲットのみでシンプルに楽しむのはもちろん、肉や魚介、野菜などを盛り合わせて華やかに仕上げるのもおすすめです。ただし、注意点もあります。ここでは具材の下ごしらえのポイントや使えない具材についてご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

生肉や生魚はNG!

生の肉や魚介はチーズフォンデュに使えません。溶かしたチーズの中に具材を入れても火は通らないので、必ずそのまま食べられる状態にする必要があります。肉やベーコン、ウインナーなどは焼いてから。エビやホタテなどはゆでてからお皿に並べるようにしましょう。刺身は生で食べられるものではありますが、チーズフォンデュの具材としては向いていません。

野菜は下ごしらえが重要

じゃがいもやブロッコリー、かぼちゃ、にんじんなどの野菜は、事前に下ゆでしておくことが大切です。電子レンジで加熱するのもよいでしょう。また、きのこは焼いたものを具材にするのがおすすめです。ミニトマトなど生で食べられる野菜はそのまま使えます。

チーズフォンデュの定番具材をご紹介!

ここからは、チーズフォンデュの定番具材をご紹介します。どれもチーズと相性抜群ですので、ぜひいろいろな具材を試してみてくださいね。

バゲット

チーズフォンデュの定番具材といえば、やはりバゲット!シンプルな味わいとカリッとした食感が、チーズのおいしさを引き立ててくれます。小さなお子様がいる場合は、食パンやスティックパンなどやわらかいパンで代用してもいいでしょう。

じゃがいも

特に人気の野菜系具材は、ホクホクのじゃがいもです。ほんのりとした甘味にチーズの塩気がよく合い、食べ進める手が止まらなくなること間違いありませんよ!

ブロッコリー

程よい歯ごたえのブロッコリーは、チーズフォンデュのいいアクセントになります。少し固めにゆでて、コリコリとした食感を活かすことがポイントです。

にんじん

やさしい甘味のにんじんも、おすすめ具材のひとつです。やはり少し固めにゆでて食感を残すことで、飽きのこないおいしさに仕上げることができますよ。

ミニトマト

ぜひ試していただきたいのが、ミニトマトです!こちらは生のまま、丸ごとチーズに絡めていただきましょう。甘酸っぱくフレッシュな味わいが、濃厚なチーズをさっぱりとさせてくれますよ。

パプリカ

具材に彩りを加えたいときは、パプリカがおすすめです!こちらは生のままでも、サッとゆでてもOK。シャキッとフレッシュな食感が、チーズのおいしさを引き立ててくれます。

かぼちゃ

ホクホクのかぼちゃは、隠れた人気具材のひとつ!ほっくりとやさしい甘味に、チーズの塩気がとてもよく合います。こちらはしっかりと加熱してからいただきましょう。

きのこ

きのこにチーズを絡めていただくと、旨味がグンと引き立ちます!特にエリンギやマッシュルームなど、洋食に使われるきのこがおすすめですよ。香ばしく焼いていただきましょう。

ウインナー

お肉系具材で特におすすめなのは、ウインナーです!パリッとジューシーなウインナーに濃厚なチーズが絡み、絶品!手が止まらなくなること間違いなし。ブロックのベーコンやハムなど、ほかの加工肉もおすすめです。

サラダチキン

たんぱくな味わいのサラダチキンは、濃厚なチーズと相性抜群!市販のものを使えば、一口大に切るだけと手軽にお楽しみいただけます。生の鶏肉を調理して使う場合は、鶏むね肉や鶏ささみなどあっさりとした味わいの部位がおすすめですよ。

ミートボール

一口サイズのミートボールは、お子様に人気の具材のひとつ。ソースが絡んでいるものはチーズに味が混ざってしまうので、味つけをしていないものを選びましょう。

エビ・タコ・イカ

エビやタコなどの魚介類も、チーズフォンデュにおすすめです!チーズを絡めることでおいしさが引き立ち、適度な歯ごたえと濃厚な味わいをお楽しみいただけますよ。事前にゆでるか炒めるなどして、しっかりと火を通してからいただきましょう。

チーズフォンデュの変わり種具材

続いては、驚くおいしさの変わり種具材をご紹介します!特に、バナナやマシュマロなどのスイーツ系具材は、パーティーで大盛り上がりすること間違いありませんよ!

焼き餃子

ぜひ一度試していただきたいのが、餃子です!とろとろなチーズに絡めていただくと、まるでラビオリのようにイタリアンな味わいに早変わりしますよ!

うずらの卵の燻製

うずらの卵の燻製にチーズを絡めると、まるでスモークチーズのような味わいにをお楽しみいただけます!とてもおいしいので、ぜひお試しくださいね。

鶏の唐揚げ

鶏の唐揚げはお子様に人気の具材のひとつ。カリッとジューシーな味わいにチーズのコクが加わり、驚くほど濃厚な味わいをお楽しみいただけますよ!

ベビーカステラ

スイーツ系具材でおすすめなのが、一口サイズのベビーカステラです。あつあつのチーズを絡めると、まるで焼きたてのチーズケーキのような味わいに大変身しますよ!

バナナ

お子様に人気のスイーツ系具材は、バナナです!食後のデザート感覚で、ついつい食べ進める手が止まらなくなること間違いありません!

マシュマロ

ふんわりと甘いマシュマロも、チーズと相性のいい具材のひとつ。加熱しすぎると溶けてしまうので、チーズにサッとくぐらせることがポイントですよ。

ドライプルーン

ねっとりとした甘味に、チーズの塩気がとてもよく合います!特にワインと相性抜群ですので、ぜひお試しくださいね。

チーズフォンデュの楽しみ方を国別でご紹介

チーズフォンデュは本場スイスをはじめ、さまざまな国で人気のある料理ですが、それぞれの国によって特徴があるようです。いくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

スイス

チーズフォンデュの本場スイスでは、一般的にエメンタールチーズやグリエールチーズが使われますが、ラクレットチーズなど、家庭や店によって変わります。容器にニンニクをこすりつけて、キルシュというさくらんぼの蒸留酒やナツメグ、ブラックペッパーなどのスパイスを加えるのも特徴です。

具材は基本的にパンのみで、固くなったパンが最適なのだとか!パン以外で見かける具材はじゃがいもやきゅうりのピクルスなのだそうです。ピクルスを具材にするのは驚きですよね!

イタリア

スイスに隣接するイタリアのピエモンテ州でもチーズフォンデュが親しまれています。ピエモンテのチーズフォンデュには、フォンティーナチーズというセミハードタイプのチーズが使われるのが特徴です。牛乳で溶かしたチーズに卵黄とバターを加えて濃厚な味わいに仕上げるのがピエモンテ流。トリュフオイルやトリュフ塩を加えることもあります。

溶かしたチーズに具材をつけて食べるスタイルではなく、一人前ずつお皿に分けて、パンを添えて食べるのが一般的です。また、パスタソースに使うこともあるようで、とくにニョッキのソースにすることが多いのだとか。チーズはシュレッドチーズでも作れるようなので、ピエモンテ風のチーズフォンデュにもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

フランス

スイスと国境を接するエリアである、フランスのフランシュ・コンテ地区やサヴォワ地方でもチーズフォンデュがよく食べられています。使われるチーズは、フランス人が最もよく食べるハードチーズであるコンテや、同じくハードチーズのボーフォールです。ナッツのようなコクとほのかな酸味も楽しめるチーズフォンデュに仕上がるのだそうですよ。

具材はやはりパンのみのスタイルが一般的ですが、カンパーニュが使われることが多いようです。また、白ワインと一緒にいただくのが定番なのだとか! ちなみにフランスのチーズフォンデュにはセップ茸を刻んだものを加えたり、ブルーチーズを加えて香り高く仕上げることもあります。

ピザ用チーズで作る!チーズフォンデュレシピ

試してみたい具材は見つかりましたか?ここからは、おすすめのチーズフォンデュレシピをご紹介します。フォンデュ鍋がなくても、ホットプレートとピザ用チーズがあれば簡単に作ることができますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ホットプレートであつあつチーズフォンデュ

チーズフォンデュを手軽に楽しみたいときは、ホットプレートがおすすめです!こちらのレシピは白ワインの代わりに牛乳を使っているので、お子様でも安心してお召し上がりいただけますよ。

ピザ用チーズであつあつチーズフォンデュ

フォンデュ鍋で作る、本格的なチーズフォンデュです。チーズは片栗粉をまぶしてから溶かすことで、分離を防いでなめらかな食感を保つことができます。ふわっと香る白ワインの風味もよく、ついつい後を引くおいしさですよ。

濃厚ブルーチーズのチーズフォンデュ

ワインがお好きな方にぜひ試していただきたいのが、ブルーチーズのチーズフォンデュです。独特の風味と濃厚な味わいは、一度食べたらクセになること間違いありませんよ!

豆腐のチーズフォンデュ

チーズフォンデュは少し重たいと感じる方は、豆腐を加えるのがおすすめです!豆腐の風味でチーズの塩気が和らぎ、あっさりとお召し上がりいただけますよ。

クリーミーチーズカレーフォンデュ

いつもとひと味違うチーズフォンデュを味わいたい方は、カレー味に挑戦してみてはいかがですか?スパイシーなカレーとまろやかなチーズは相性抜群!生クリームとチーズをたっぷりと使い、リッチで濃厚な味わいに仕上げました。辛さはひかえめなので、辛いものが苦手な方やお子様とも一緒に楽しめますよ。

手軽にチーズフォンデュを楽しもう!

いかがでしたか?定番から変わり種まで、チーズフォンデュのおすすめ具材をご紹介しました。チーズフォンデュの具材はパンだけではなく、野菜や肉、スイーツなどを使ってもおいしくお召し上がりいただけます!フォンデュ鍋がなくても、ご家庭にある器や食材で簡単に作ることができますので、ぜひこの機会にお試しくださいね。

クラシルでは、ほかにもさまざまなチーズフォンデュレシピをご紹介しています。そちらも合わせて参考にして、ぜひお気に入り具材を見つけてみてください。

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