■保存期間
冷蔵5日/冷凍1か月
■紹介文
今回は、のし鶏のレシピをご紹介します。
鶏ひき肉を使い、ほんのりとみそとしょうがの香りが効いた一品です。
つくねとはひと味違った、上品な味わいが楽しめます。
ひき肉と材料を混ぜて焼くだけの簡単なレシピですが、切り方やトッピングで、豪華にも大ぶりにも、いろいろなアレンジが出来るのもうれしい点です。
また、肉料理ではありますがとても低コストで作ることが出来ますので、おせち料理にはもちろん、普段のおかずやお弁当のおかずとしても活躍します。ぜひお試しくださいませ。
手順
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【1】ひき肉を使わず、皮をはいだ鶏肉を使う場合は鶏肉を包丁で叩いて挽きます。もちろん、フードプロセッサでブーンと挽いても構いません。粗めに叩くとブリブリ食感で食べ応えのある仕上がりに、なめらかに挽くと上品な仕上がりです。
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【2】ひき肉にした鶏肉にまず塩を加えて、こねるように全体を混ぜ合わせます。
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【3】30秒ほど混ぜ合わせていると全体に少し粘り気が出てきますので、卵、片栗粉、合わせ調味料をすべて加えて全体をよく混ぜ合わせます。
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【4】オーブンの場合はバットにオーブンシートを敷きます。フライパンの場合はフライパンの底のサイズに切ったフライパン用ホイルを敷きます。
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【5】手順3のたねを、平らになるように敷き詰めます。
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【6-1】オーブンの場合は200℃のオーブンで10分焼いたら様子を確認し、もしこの時点できつね色の部分があれば、上からアルミホイルを被せてさらに5~10分、合計15~20分ほど焼きます。表面がこんがりときつね色になり、竹串を刺して、何も付いていなければ焼けています。もし焼けていなければ、あと2分ほどずつ、様子を見ながら加熱してみましょう。
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【6-2】フライパンの場合は上からアルミホイルかふたを被せて、ごく弱火、コンロとフライパンの1/3くらいの間に炎の先がある程度の火加減で、15~20分ほど焼きます。表面に弾力が出て、フライパンにあたる面が、こんがりときつね色になり、竹串を刺して、何も付いていなければ焼けています。もし焼けていなければ、あと1分ほどずつ、様子を見ながら加熱してみましょう。
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【7】焼き上がりです。焼き上がりはもとの大きさより、一回りほど縮みます。確認をサボってアルミホイルを被せなかったので、あちこち焦げています。オーブンの場合、クセがありますので、途中で必ず様子を見て、必要に応じて、アルミホイルを被せましょう。包丁で表面の焦げ目を切って取り除けば問題ありません(震え声)。なお、この焼き色側は、仕上がりの際、裏側になります。
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【8】焼き上がったら焼き色側が下になるように、まな板に乗せます。【オーブンの場合】ひっくり返して、焼き色側がまな板の上に面するように乗せましょう。【フライパンの場合】ひっくり返して、焼き色側が上になるように、まな板の上に乗せましょう。つまり、つるんとしたほうが上になるように、まな板の上に乗せます。
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【9】ハケで表面全体に薄くみりんを塗り、いりごま(または、けしの実)、お好みで青のりを全体にまんべんなくふりかけます。黒ごまでももちろん構いません。白と黒の両方を使い、市松模様に仕上げてもきれいです。
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【10】粗熱が取れてから食べやすい大きさに切り分けて出来上がりです。
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【11】切り分け、盛り付けは、ひと口大に切って市松模様のようにしてもきれいです。
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【12】棒状、もしくは丸型なら8~12等分ほどに大ぶりに切り分けて、串を刺して、わざとお重からはみ出すように盛り付けると、豪快に美しく、そして、食べやすいです。
投稿者からのコメント
■作り置きのコツ・ポイント
オーブンで焼く際は10分ほどで様子を見て、もしこの時点できつね色の部分があれば上からアルミホイルを被せましょう。焦げます。
フライパンで焼く場合は最初から最後まで弱火です。最初の5分ほどは何も変化がないように見えますが、ごくゆっくりと火が通っていますので問題ありません。
■アレンジのヒント
一緒に加えておいしい香味野菜(手順3にて追加):長ねぎみじん切り/柚子の皮/れんこんすりおろし
トッピング:白いりごま/けしの実/黒いりごま/青のり または 青さ粉
切り方:ひと口大に切って市松模様/棒状、放射状に切り分けて串刺し
※みやすさのために書式を一部改変しています。