ユーザーさんからのリクエストレシピ。
BONIQで低温調理をしたなめらか鶏レバーをペーストに。
風味豊かで濃厚クリーミー!お好みのアレンジで楽しんで。
材料
鶏レバー
240g(ハツを取り除いた重量。厚み1.5cm)
牛乳
300ml
塩
大さじ1
ローリエ
1枚
にんにく
1片
玉ねぎ
45g
セロリ
15g
バター
30g
赤ワイン
大さじ2
塩麹
20g
生クリーム
40ml
粗挽きこしょう
適量
-
レバーの下処理
-
レバーとハツを切り分け、レバーの血筋、血の塊、脂肪部分を取り除く。
-
ザルにあけて流水でよく洗い、ボウルに入れて牛乳に浸し、冷蔵庫で30分〜1時間寝かせる。
-
BONIQをセット
-
食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
-
65℃ 0:40(40分)に設定する。
-
フリーザーバッグに投入
-
レバーを流水で洗い、ペーパーで水気を押さえる。
-
レバーとローリエをフリーザーバッグに入れる。(レバー同士が重ならないよう広げて入れる。)
-
BONIQに投入
-
BONIQが設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
-
この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
-
(気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
-
※フリーザーバッグの密封方法:https://youtu.be/N-t1ox7mox0
-
野菜をカットする
-
玉ねぎ、セロリ(茎)、にんにくを荒めのみじん切りにする。
-
ペーストを準備する
-
フライパンにバターを熱し、にんにくを炒める。
-
香りが立ってきたら玉ねぎ、セロリを入れてソテーする。
-
野菜に火が入ったら塩麹、赤ワインを加える。
-
一煮立ちしたら生クリームを加えて火を止め、あら熱を取る。
-
撹拌する
-
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらフリーザーバッグを取り出す。
-
フードプロセッサーに⑥を入れ、なめらかになるまで撹拌する。
-
⑥がペースト状になったらレバーを加え、粗挽きこしょうをふって再度撹拌する。(レバーのみを加え、フリーザーバッグ内に残った汁やローリエは入れない。)
-
仕上げ
-
⑦を清潔な容器に移し、冷蔵庫で冷やして出来上がり。
-
お好みで粗挽きこしょう、ピンクペッパー、セロリの葉(みじん切り)を添えて。
投稿者からのコメント
《作る際のポイント》
レバーの臭みを消すことがおいしいレバーペーストのコツ。そのため香味野菜をしっかり効かせたレシピにしています。
野菜を入れず、レバーペーストのみで作ることも可能です。
保存期間について、生クリームと玉ねぎを入れているため冷蔵庫で4〜5日以内に食べ切ることをおすすめします。
レバーペーストにハツは使いませんが、ハツは脂肪を取って真ん中から開き、血の塊を取り除いてレバー同様に流水で洗って牛乳に浸けた後、冷蔵庫で寝かせて再度流水で洗えば下処理は完了です。
レバーが入ったフリーザーバッグとは別のバッグを用意し、ごま油、オイスターソースを加えて下味をつけ、レバーと同時調理(本レシピではどちらも厚み1.5cmの場合のBONIQ設定)をすればおいしいハツの出来上がりです。
厚みが異なる場合は「低温調理 加熱時間基準表」に従ってBONIQ設定を変更してください。
※低温調理 加熱時間基準表
https://boniq.jp/pdf/ttguide.pdf
《BONIQ栄養士による栄養アドバイス》
鶏レバーは脂質が少なく高タンパクな食品です。100gあたり、エネルギーが111cal、タンパク質が18.9g、脂質が3.1g、糖質が0.6gと鶏むね肉に比べてもカロリーが控えめ。
人間の肝臓と同じように鶏も肝臓に鉄分を貯蔵することから、鉄分をたくさん含んでいます。
鶏レバー100g中に鉄は9㎎。成人男性が1日に必要な鉄が7.5㎎、女性で6.5㎎なので鶏レバーは鉄の補給源として優秀な食材です。*
鉄は赤血球中のヘモグロビンの材料となり、酸素を体の隅々まで送り届けます。鉄分が不足すると酸素の供給がうまくいかず、体に疲労感を感じたり、頭が重く感じるようになってしまいます。
鶏レバーはビタミンAの含有量も多く、目の網膜にある視覚の情報を伝えるタンパク質の成分として目の健康を守ったり、皮膚や粘膜にある細胞をつくるのに必要で、皮膚や粘膜を乾燥や細菌から守る栄養素として知られています。
ただし、ビタミンAは過剰摂取をすると吐き気やめまいなどの体の不調を引き起こします。レバーを100g毎日続けて食べない限り気にしなくても大丈夫ですが、ビタミンAの過剰摂取は胎児へのリスクもあるので妊婦は特に摂取量に注意しましょう。
*厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」鉄の食事摂取基準(mg/ 日)
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf
《注意》
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
【低温調理のルール〜6つのポイント〜】
https://boniq.jp/recipe/?p=19886
(「低温調理 ルール」で検索もOK)
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
【食中毒に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html
※みやすさのために書式を一部改変しています。